わが社はありがたいことに契約扱いの私にもボーナスがある。
このご時世、まったくゼロか、ナシ同然の会社もあるだろう。
周囲に借りがまだまだ多い現状ではあるが、一定の額は期待できるので少しでも減らして早く楽になりたいと思う。
支給日まではまだ少しあるので今週末も引きこもりかなと思っていたが、金曜に某所から意外な形でお誘いを受けたので、やや迷いつつも行ってみることにした。
特定の人がいない私がお誘いを受けるとすれば、飲み屋さんから「来て来て」と言われるくらいであるが、今回はやや勝手が違って、飲み屋の女性には変わりないものの自分が店に出る前の時間帯に一緒に食事をしようということであった。
例えば某店の仮にAちゃんに誘われてお店に行ったとしても、お店には他のお客さんも多数出入りするから、ずっとAちゃんと話し込むわけにもいかない。
飲み屋さんにもルールはあって、順番にお客さんに付くようにしないと見えないところでママさんからお叱りを受けることもある。
だから、ゆっくり話をしたいお客さんとは、お店とは関係のない時間に一緒に過ごそうと考える場合もあるらしい。
もちろんこういう話は商売半分であり、食事が終わればお店に連れて行かれることにはなるのだが、さんざん飲み歩いている私にしてこういう経験は実は初めてだった。
お客さんであっても本当にキライな人とわざわざ食事までしようとは思わないだろうから、単純な一人のオトコとしては悪い気はしなかった。
店に来い来いばかりなら適当に流しておくかという気にもなるが、こういう「変化球」は、急な話だったものの嬉しかったというのが本音だ。
今回誘ってくれたのは富山市内のC店にいるHちゃんであったが、私がこういった「同伴」は初めてだと言ったのを聞いて驚いていた。
そういう経験はずいぶん慣れているように私のことを思っていたらしいのだが、リアルな恋愛も含めて「まったく不慣れ」なのが本当のところであり、「同伴童貞」(?)はHちゃんにささげることになった。
お酒が入るとはいうものの飲み屋さんも公共の場であるから、自分勝手に暴れたりオサワリはいけないお店ならベタベタ触ったりはしないことは常識として心がけている。
悪い意味での危険さがないから今回のような経験ができたのかもしれない。
飲み屋の女性もけっこう人見知りが強い子などひとくくりには語れない。
こちらが客の立場であっても、相手を社会で懸命に働いているひとりの人間として接することは大切だろう。
とはいえ、本当に危険なのは論外だが、「危険な雰囲気」とでもいうのか、そういうものもないことには一人の男性としてはアピールに欠けるかもしれない。
暴れたりしないからお店の女性には安心だと言われるのはいいが、ごくごく一般的に「安全」とか「安心」な人間と思われるのはかなりキツい。
「いいひと」イコール「(どうでも)いいひと」という冷酷な現実を前に、ここ数年はなるべくムダなガマンをしない人間を目指してきたが、相手は誰になるかは別に、少しずついい方向に行っているのではないかということを今回の経験を通して感じたところである。
このご時世、まったくゼロか、ナシ同然の会社もあるだろう。
周囲に借りがまだまだ多い現状ではあるが、一定の額は期待できるので少しでも減らして早く楽になりたいと思う。
支給日まではまだ少しあるので今週末も引きこもりかなと思っていたが、金曜に某所から意外な形でお誘いを受けたので、やや迷いつつも行ってみることにした。
特定の人がいない私がお誘いを受けるとすれば、飲み屋さんから「来て来て」と言われるくらいであるが、今回はやや勝手が違って、飲み屋の女性には変わりないものの自分が店に出る前の時間帯に一緒に食事をしようということであった。
例えば某店の仮にAちゃんに誘われてお店に行ったとしても、お店には他のお客さんも多数出入りするから、ずっとAちゃんと話し込むわけにもいかない。
飲み屋さんにもルールはあって、順番にお客さんに付くようにしないと見えないところでママさんからお叱りを受けることもある。
だから、ゆっくり話をしたいお客さんとは、お店とは関係のない時間に一緒に過ごそうと考える場合もあるらしい。
もちろんこういう話は商売半分であり、食事が終わればお店に連れて行かれることにはなるのだが、さんざん飲み歩いている私にしてこういう経験は実は初めてだった。
お客さんであっても本当にキライな人とわざわざ食事までしようとは思わないだろうから、単純な一人のオトコとしては悪い気はしなかった。
店に来い来いばかりなら適当に流しておくかという気にもなるが、こういう「変化球」は、急な話だったものの嬉しかったというのが本音だ。
今回誘ってくれたのは富山市内のC店にいるHちゃんであったが、私がこういった「同伴」は初めてだと言ったのを聞いて驚いていた。
そういう経験はずいぶん慣れているように私のことを思っていたらしいのだが、リアルな恋愛も含めて「まったく不慣れ」なのが本当のところであり、「同伴童貞」(?)はHちゃんにささげることになった。
お酒が入るとはいうものの飲み屋さんも公共の場であるから、自分勝手に暴れたりオサワリはいけないお店ならベタベタ触ったりはしないことは常識として心がけている。
悪い意味での危険さがないから今回のような経験ができたのかもしれない。
飲み屋の女性もけっこう人見知りが強い子などひとくくりには語れない。
こちらが客の立場であっても、相手を社会で懸命に働いているひとりの人間として接することは大切だろう。
とはいえ、本当に危険なのは論外だが、「危険な雰囲気」とでもいうのか、そういうものもないことには一人の男性としてはアピールに欠けるかもしれない。
暴れたりしないからお店の女性には安心だと言われるのはいいが、ごくごく一般的に「安全」とか「安心」な人間と思われるのはかなりキツい。
「いいひと」イコール「(どうでも)いいひと」という冷酷な現実を前に、ここ数年はなるべくムダなガマンをしない人間を目指してきたが、相手は誰になるかは別に、少しずついい方向に行っているのではないかということを今回の経験を通して感じたところである。