blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

「お誘い」にはご用心

2011-04-02 18:04:05 | 休日
久しく富山市の真ん中に出ることがなかったのだが、昨日はなぜか一度だけ行ったW店をのぞきたくなり軽い気持ちで連絡をとった。
相手のYちゃんが金曜は非番だと気づかずに連絡をしたところ、今から友達一人連れて飲みに出るから知っているC店で一緒にどうかとのことだった。
意外な展開ですっかり舞い上がり(?)トントン拍子に段取りが進んだ。

行き先であるC店の名誉のために断っておくが、スタッフも他のお客さんも大変ノリがよく、私自身も大変楽しめた。
また、こんなオジサンを誘って一緒に飲んでくれたYちゃんと友達のAちゃんには感謝している。
しかし、1次会でサイフの中身をあらかた吐き出してしまい、結果的に2次会に行けず両名に迷惑をかけたことに悔いが残る。
いくら顔見知りの誘いとはいっても、初めての店に行くリスクはもっと考えるべきだった。
富山市内いちばんの歓楽街である桜木町で「飲み歩く」力はまだ私にはない。

長らく女性には縁遠い生活を送っていて、時には女性の笑顔に触れて癒されたいと思う時も正直あるけれど、街にはそれなりの覚悟が必要なお店も相当数混じっている。
よくよく考えれば、路上の客引きを出している店ほど危険というのは頭にあったものの、今回のように顔見知りとはいえ「誘いに乗った」というのは客引きに付いていくことと同じように考えなくてはいけなかった。
YちゃんはW店で働いている現役だし、Aちゃんもかつて私がよく行っていたA店で働いていたから、C店のスタッフも含めてもう最初から「プロ」に囲まれた状態であったのだ。
私のような、女性の扱いに不慣れな人間はその時点でもう「プロの餌食」になっていた。
せっかくの出会いではあり申し訳なかったが、自分にはまだ力がないのでもっといい身分になるまで「お預け」という趣旨のメールをYちゃんには入れておいた。
ちなみにそのメールへの返信はない。

今後富山で飲むとなると、はるか昔の20代からお世話になっているN店くらいしか安心して行けるところは思いつかなくなった。
しばらく顔出ししていなかったから昨晩もいったん連絡をとっていたのに、違うほうに行ってしまって失敗した。
N店のMママと私は、お互いのケイタイくらいは知っているものの、向こうから「来て来て」と誘ってくることはまったくない。
それでも私の知る限り15年以上続いている店だから、長年のファンもたくさんいる。
私も含めて、お客からすれば安心して飲めるところだからリピーターが多い。
リピーターが増えれば、一人一人は小さな儲けでも、お店として長く続けることができれば積み重ねで大きくなる。
目先の儲けに走って短期間で閉まってしまうお店とは違うということだ。

お店の女性からお誘いを受けて嬉しくないオトコはいない。
しかし、くどいようだがそれは「形を変えた客引き」と考え、しきりに誘ってくるところほど危険だという認識を持たなければいけないのだろうと思う。
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