blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

10月16日の行状(1)

2010-10-19 21:53:49 | 旅行
先の土日の京都旅行について、書く元気があるうちに書いておく。
2日間、やはりいろんなことがあったので、土曜と日曜に分けて、なおかつ1日を記事2つ分で合計4回分くらいを使って書きたい。
画像関係はウェブサイトのほうに順次アップするつもりだが、結構な分量があるのでよく吟味したいと思う。

土曜の昼間はいわゆる「京都らしいところ」を楽しむというコースではなく、最初の目的地は私の出身校の周辺地域であった。
京都御苑がすぐ南側にある、わりあい静かな環境だ。
わざわざ昼前に現地に着く日程にしたのは、学校近くの某ラーメン店に行くためであった。
チェーン店なので京都だけでなく関東方面あたりでもポツポツと店はあるが、もともとは京都が発祥であり、なおかつ間違いなく回数的には最も多く足を運んだ店として選んだ。
学生時代はバドミントン同好会の練習が夜だったため、どうしてもおなかがすく。
学生街なので選択肢はそれなりにあるが、そのラーメン店に行くことはかなり多かった覚えがある。

腹ごしらえをした後は、何度も歩いた街並みを散策した。
同好会の練習は、毎週の月水金は田辺町(現・京田辺市)のキャンパス内だったが、土曜には今出川キャンパスに近い、やや古びた体育館で練習していた。
その体育館はずいぶん前になくなってしまったので寂しい思いをしたものだが、現在その場所にはジムやプールやカフェが入る真新しい多目的の施設があった。
大学の名前の後に「継志館」とあったから、いちおうは大学の施設ということだろう。
向かいにあったコンビニもどきの酒屋さんも別の何かに変わっていたし、学生時代にバイトしたお弁当屋さんもなくなっていた。
ずいぶん前の話だから当たり前といえばそうだが、雰囲気的には二十年近く経った今もそれほど大変わりはしていないように感じた。
今出川キャンパスの中に入り、かつてを思い出しながら写真を撮りつつ歩いた。
学校のシンボルでもある「クラーク館」をスケッチしている年配の方の絵をのぞき見したが、絵の苦手な私には及びもつかない素晴らしいものができていた。

その後は特にこれといった計画もなかったので、ホテルに入るまでは京都市営地下鉄の一日券を使って、例によって「乗り倒す」日程となった。
烏丸線の北の終点である国際会館駅まで行くと一段と静かな風情になるが、同志社高校や京都精華大学が近隣にあるので、わりあい学生さんや生徒さんの姿が目立った。
とって返して、今度は東西線を乗りつぶすために最近開業した太秦天神川駅まで足を伸ばした。
この駅は京福電車(嵐電)と連絡しており、京福側にも「嵐電天神川」という新駅ができていた。
折り返して東西線の東の終着駅である六地蔵まで行って、京都市営地下鉄はこれで完乗することができた。

ここまでですでに1,200字くらいになったので、16日の夜については明日付けで書くことにしたい。

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疲れがドッと・・・。

2010-10-18 22:00:26 | 日記
週末の京都旅行は大変楽しいものとなりましたが、二日間は飲みすぎと寝不足、また本日は仕事が繁忙日ということで疲れがあり、本日の更新はあきらめて横になります。

本欄やウェブサイトのほうに順次旅行記を書いていきたく思いますので、お詫びかたがた宜しくお願い申し上げます。

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京都へ

2010-10-15 21:05:48 | 日記
毎月15日というのは出荷が少なく、全体を見ればそれほど忙しくない。
しかし、週末ということもあって倉庫には「運ばれてくる荷物」のほうがたくさんあり、しばらくは息つく間もなかった。
繁忙日とそうでない日の差が激しいのはわが部署の特徴ではあるが、私個人に関しては掃除や整理整頓にじっくりいそしめるほどの時間はなかなかできないのが現状だ。

さて、そんな毎日を送りながら何とか今週の勤務を乗り切って、明日あさってと久しぶりに京都を訪れる。
富山からは私、名古屋から1人、そして神戸で働いている友人1人の合計3人の同級生の集まりだ。
神戸の友人は日頃は近くに同級生がいないようで、今回の2人の訪問を楽しみにしてくれているようだ。
京都でいい店を知っていると言っているので、段取りはオマカセして大いに楽しみたい。

3人で会うのは土曜の夜のみで、日曜は名古屋からの友人と一緒に京都競馬場へ行く。
これまで足掛け20年近くにわたり、東京、中山、阪神などライブで幾度となく一緒に観戦をしてきたが、京都の「開催日」となると今回が初めてである。
私自身は京都は4年半ぶり、この間に京阪電鉄淀駅周辺の高架化も進んで競馬場直結の通路もできたと聞いているが、実際に行ってみないことには分からない部分もある。
ウェブサイト用に写真を何枚かは撮っておくつもりだ。
中央競馬では間違いなく最もきれいな競馬場であり、眺めているだけでも心を動かされる。
ただ結局は馬券に熱くなるだろうから「眺めているだけ」では終わらないとは思う。

競馬場に行ったら、まず最初に「ライスシャワー碑」にお参りをしたい。
GⅠ3勝はすべて京都の長丁場という生粋のステイヤーだった。
95年の宝塚記念で故障転倒し無念の死を遂げたのもまた京都であったから、関東所属馬でありながら京都競馬場の一角にひっそりと碑が建てられている。
4年半前に行った時も花やニンジンが多く供えられていたし、今回行っても同じような光景に出会うことができるだろう。
死後15年以上経った今でも根強く愛されていることは関係者にとっても幸せなことなのだろうと思う。

明日の朝ははそれほど早くはないものの、体調が第一なので早めに休むことにしたい。
本欄は携帯でも更新はできるが、携帯入力が苦手なのとあくまでも旅行は非日常という考えのもと、旅行中はたぶん更新はしない。
次回の更新は18日以降、旅に行けば必ず面白いネタに巡り会うので、そのあたりも含め帰宅後にタップリと書き連ねたいと考えている。

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バレーボールの番組

2010-10-12 20:53:43 | 日記
わりあい仕事を早めに上がることができたので、19時過ぎにはもう自宅に着いた。
テレビのチャンネルをいじっていたら、NHKのBSハイビジョンで「アインシュタインの眼」という番組をやっていた。
様々な事柄の奥深さをハイスピードカメラを駆使して明らかにしようという内容で、今日は全日本女子バレーボールチームが全面的に協力してその技術の粋を解明するものだった。

最近のバレーボール中継といえば、テレビ局が大きな大会の時だけ大騒ぎして、結果が良かろうと悪かろうと終わってしまえば「感動ありがとう」でバッサリ、という全く進歩のない番組作りを長年見せられていい加減ウンザリしている。
選手自身も知らないようなキャッチフレーズばかりが一人歩きし、日本以外の国の戦力分析などは本当にオマケ程度、ひたすらに「がんばれニッポン」で押し通し、ポッと出のアイドルまで動員するに至っては、主役である選手たちがあまりにかわいそうである。
全日本の指令塔である竹下佳江選手(JTマーヴェラス)が、某スポーツ誌のインタビューで「もっとバレーボールの奥深さ、面白さを取り上げてくれないかな」と漏らしたのは偽らざる本音であろう。

そういう意味で今日の番組は、現在世界の中では「第二グループ」と思われる全日本女子が再度世界と伍していくためにどのような技術を追求しているのか、また世界一のセッターと言っていい竹下選手のトスの解剖など、ファンとしては興味深い内容であった。
決してアイドル的な扱い方は望まない彼女たちにしてみても、協力のしがいがあったのではないかという気がする。

あまり運動が得意ではない私だが、バレーボールはわりあい「できたほう」の競技である。
学校の体育で実際にやり始める前からバレーはけっこう好きだった記憶があり、ワールドカップでの松倉悦郎アナ(フジテレビ)の品のある実況が思い浮かぶくらいだから、けっこうファンとしては長い。
今でもシーズンが始まれば国内リーグ(Vプレミアリーグ)の結果に目を通すし、CSフジテレビONEで放映される「バボChannel」もよく見る。
バボChannelは、国内リーグから学生の大会まで丹念にフォローしてくれる良質な番組だ。
現MCの森昭一郎アナは非常にバレーを愛し、また精通もしているので見ているほうは安心感がある。
解説の大林素子さんも、決して選手を腐すようなことは言わない丁寧な解説で好感度は大である。
前任のMCである竹下陽平アナの、先の五輪での冷静で抑制のきいた実況はまた素晴らしかった。

今の自宅では地上波、BS、CSが見られる環境にあるが、個人的に良質と思える番組はBSやCSに集中している。
テレビ局としてBS・CS部門が花形なのかどうかは別問題だが、万人向けという制約がゆるい分、いいものができるのだろうと思う。
テレビもまだまだ捨てたものではないというところをぜひ見せてほしいものだ。

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食っちゃ寝の休日

2010-10-11 20:49:36 | 休日
三連休の最終日は特に予定もなく、買い物と今週末の京都旅行のきっぷを取りに行ったくらいで、あとは部屋でゆっくりした。
目が覚めるのはいつも早いのだが、朝ごはんをたべてから二度寝、起きて買い物をして昼ごはんを食べてまたウトウトといった感じで、久しぶりに「食っちゃ寝」の休日となった。
次の土日は2日間遠方でビッシリ動くので、今日のような日も時には必要だろう。

さて、旅行のきっぷを取りに行ったのは夕方近くになってからだった。
稲荷町にある某ショッピングセンターの一角にあるお店を訪ねた。
かつて私が社員としてお世話になった会社の店舗であり、今日は当時を知るNAさんが応対してくれた。
説明を受けて残金を払った後は、京都のことやその他のムダ話でけっこう長く話をした。
同じ環境にいたことがあるといっても期間としては短く、それほど仲が良かったとか頻繁に話をしていたわけではない。
でも、自分が顔を見せると喜んではもらえているようだ。
少なくともイヤがられていれば、ウマイことを言っておとなりの後輩に応対させることもできたはずだからだ。
妙齢の優しくてキレイな(本当です)女性とごくごく自然に会話ができるのが不思議といえば不思議だし、素直にうれしい気持ちはする。

京都は4年半ぶりで「第二の故郷」にもずいぶん行っていないことになる。
前回の京都行は、確かディープインパクトが3コーナー手前で「飛んだ」春の天皇賞だった。
大型ビジョンを見ていて思わず「早い!」と口にしてしまったが、結局は残り800mくらいで先頭に立って、その後はまるでスプリント戦かのようなラップを踏んでそのまま押し切ってしまった。
ナマで見ると小柄でどちらかというと見栄えもしない馬だが、中身が他の馬とは違っていたのだろう。

今回ももちろん競馬観戦は予定に入っている。
今週はアパパネの牝馬三冠がかかる「秋華賞」だ。
秋華賞といえば2002年、添乗員の空き時間を利用して大阪からわざわざ京都競馬場に駆けつけ、ファインモーションの圧勝を見た思い出があるがそれ以来だ。
この時は、富山から観戦に来ていた友人にまったく偶然に会ったので大変驚いた。
カップルで来ていたその2人は翌年結婚し、現在に至っている。

競馬観戦は日曜で、土曜の夜は高校時代の友人2名と飲むことになっているので、土曜の昼をどうしようか今から考えている。
出身大学の周辺を散策してもいいし、路面電車や市営地下鉄の未乗区間制覇など「鉄ちゃん」的なメニューにしてもいい。
意外やおいしいラーメン店の多い土地でもあり、懐かしい味を堪能してもよい。
悲願(?)であるところの「縁結び」(笑)にゆかりのあるお寺や神社に行ってもいいだろう。
行く前に悩むところからすでに旅は始まっている。

まずは今週、4日間の勤務を無事に勤め上げていい気持ちで週末を迎えたい。
せっかくの計画も体調を崩しては台無しだ。
世話をしてくれたNAさんにいいおみやげ話ができるよう、自己管理をしっかりとして過ごしたい。

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ヨーデル・ノリホーダイ?

2010-10-10 18:54:51 | 休日
朝方の雨が昼前には止んだ。
かねがね考えていた「地鉄電車1日ふりーきっぷ」での小旅行を決行することにした。
画像は別途ウェブサイトのほうにアップしたのでコチラをごらんいただきたい。

自宅の最寄り駅は上滝線の不二越駅になるのだが、無人駅のため「ふりーきっぷ」を買うには運転手さんを呼び止めなくてはならない。
そこで、クルマでとなりの稲荷町駅まで行き、駅員さんから買った。
稲荷町には車両基地があるので写真をたくさん撮り、電鉄富山駅に向かって小旅行のスタートだ。

電鉄富山から市内電車環状線に乗り換えてまずは中心部へ。
いつも立ち寄るグランドプラザは今日は通過して、荒町の停留所で南富山駅前行きに乗り換え。
南富山では、CDショップを冷やかして引き続き車両を撮影。
新型のT100形も間近で見ることができた。
3両連接の構造だから愛称は「サントラム」ということだ。

1日乗車券のようなきっぷというのは、「乗り倒して代金(今回は600円)の元を取る」ことが目的で、ただ電車に乗ってウロウロしているだけでも満足はできる。
しかし、今日はラッキーなことに富山大学の学園祭が開かれていて、市内電車の終点(大学前)に近い五福キャンパスまで行った。
ワタガシや焼きソバを食べたいとは思わず、サブステージでのバンド演奏に足を運んだ。
私が着いた頃は交替の時間で少し待たされたが、全員女の子のバンドが出てきた。
1曲目にピンクレディーの「ペッパー警部」から始まったので、私の好きな「昭和路線」かと思ったが、管楽器が3人という編成から「本職」はスカ・ファンク系と分かった。
ドラムの「ケイコさん」がなかなか達者な腕を持っていたので、ドラマーの端くれとしては嬉しかった。
小旅行のオマケとしては十分過ぎた。

本欄を書いているのが実はまだ19時前であり、1日券はまだ使おうと思えば使うことができる。
夕食は早めにとったし、野球は千葉ロッテの連勝を見届けたので、せっかくのきっぷをさらに有効に使うべく動いてもかまわない。
乗り放題タイプのきっぷはこういうところが本当に便利だ。
ある程度便利な土地に住むと、公共交通にもいろいろな選択肢があって楽しい。
明日は特に予定もなく、ある程度の夜更かしはOKだろう。
10月10日のうちにできることはぜひやっておこうと思うのである。

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雨降り

2010-10-09 21:11:11 | 日記
金曜も遅刻しない程度に遅めに自宅を出た。
週末だけに荷受所にはトラックが2台ほど付いていたがそれらはまったく気にせず、TR氏が1人で対応しているのにも目もくれず、静かにラジオ体操を待った。
このことについてはTR氏は何も言ってこない。
もちろん関わらないのは朝だけで、始業時間を過ぎれば指示には普通に従っている。
それにしても、私の扱いが心持ち丁寧になったのは気のせいか。
やはり、ストレスをため込む前に自分からある程度「行動」しないと、今の環境では生き抜いていけないことを知った。

さて、今日から三連休ということもあり、金曜の夜は実家に世話になることにした。
実家は、職場のある滑川市の東どなりである魚津市なので、地理的には毎日実家に近いところに来ていることになる。
地元では「スーパー農道」と呼ばれている道路で行けば、20分ほどで実家だ。

金曜は結局7時半まで残業になり、その後に急に連絡をして実家に行くことになったが、遅い時間にもかかわらず両親と一緒の夕食となった。
父親は大型一種免許を持っており、日頃私が4トンを運転していることに少し関心があったようで、私同様に乗り始めたら徐々に慣れて、普通乗用車がなんと小さなものかと感じたということだった。
父親は早メシなので、その後は仕事のことなど母親としばらく話した。
職場において、いろいろ頭をめぐらせて「戦っている」ことまでは話題にはしなかったが。

実家では久々に浴槽につかって疲れを癒し、横になったらあっという間に眠っていた。
何かとハードな週だったから、気持ち的にホッとしたこともあるだろう。
日頃は入浴はシャワーで済ませ、ベッドも自分で選んだとはいえやや狭いから、心置きなく体を伸ばしてゆっくりできてよかった。
今朝は早くに目が覚めて朝食も早々にとり、その後は何となく所在無い感じで新聞を読んだりしていたが、結局午前中にもうひと寝入りしてしまった。

昼前に目が覚め、昼食をとってから実家を出た。
実家は農業ではないが、新米を何キロかもらったので、コメに関してはしばらくは心配ない。
いつもこちらからは何も持っていかないのにありがたいことだ。
冬のボーナスあたりでは何とか今までの数十分の一でもいいから恩返しをしたいと思っている。

この連休は最終日のみいい天気の予想で、明日もすっきりしない空のようだ。
せっかく富山市内の中心に近いところにいるので、市内電車の一日乗車券(600円)あたりを使って「安く有意義な」休日にしようと思っている。

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ちょっとしたレジスタンス

2010-10-07 21:56:17 | 日記
わが倉庫では、夜通し走ってきたであろうトラックが始業時間かなり前の早朝の段階ですでに荷受所に付いていることが多い。
原則は荷物の受け渡しは午前8時半からとなっているが、師匠であるTR氏は元運転手ということもあって、なるべく早く運転手さんを帰そうという思いから始業時間よりもだいぶ前にいそいそと動いてしまう。
私がTR氏に付くようになってからは、その動きに協力する形で早めに倉庫に出勤して運転手さんに対応するなどし、時にはTR氏からの直接の指示も受けて在庫を確認したりというリズムでずっときていた。

当然ながら、早く出て、時には命令までされながら動いたところで残業にはならない。
TR氏のためでなく、遠くから来たであろう運転手さんのためにという気持ちから、まったくの善意でTR氏に協力してきた。
しかし、TR氏よりも必ず先んじて出社してまで協力をしてきたが、TR氏はいつまで経っても威張り散らすだけでロクなコミュニケーションを取ろうとしない。
面倒なことはこちらに任せ、なおかつオノレの縄張りはしっかりと守りたいような姿勢が見えて、果たしていつまでこんな感じでいったらいいものかと考えていた。

そこで今日は思い切り遅めに自宅を出て、8時15分のラジオ体操に間に合えばいいやという感じで出社した。
いつもより30分ほども遅く出たからか、さすがに渋滞がところどころであって体操に間に合うのかどうかヒヤヒヤしたが何とか間に合った。
チラッと見た感じでは、早朝にはトラックは付いていなかったようで、いつものように早く出社していたら、タバコを吸って時間つぶしするか、持ち場の近くに座ってボーっとしているよりなかっただろう。

今日になって突然何の予告もなしにリズムを変えて始業時間ギリギリに出てきた私を見て、TR氏が何か言ってくるかと思ったが何も言ってこなかった。
もちろん何か言われれば反論できる材料はいくらでもあったから恐れることはなかった。
根拠としては、今までの動きはあくまでも善意によるものであること。
ラジオ体操には間に合っているわけだから倉庫の決まりとしては遅刻ではなく私に落ち度はまったくないこと。
始業時間前から命令されている私を見かねて最年長のO氏が一度TR氏に注意したのにTR氏は聞く耳を持たなかったこと、などである。

私としては確信犯で朝に協力することを「拒否」する意思表示をしたつもりだが、TR氏に伝わったのかは知らない。
しかし、TR氏本人もやはり少々は後ろめたい気持ちがあったのだろう、いつもの名字の呼び捨てが今日はなぜか「クン付け」に変わっていた。
善意の早出を突然やめただけで少し扱いが変わったというあたり、TR氏が日頃どういう心持ちで私に接してきたかが透けて見えてくる。
一言で言えば、部下に甘える上司そのものということである。

ある意味こういった「実力行使」は自分が気持ち良く働いていく上で時には必要だ。
正直言って「やわしい」(富山弁でヤンチャ、素性が分からない、反社会的などの意)人間が多いわが倉庫だけに、油断していればちょっとしたことに付け込まれて貧乏クジを引かされることになる。
理不尽な扱いを封じ込めるためには、オーバーな表現にはなるが「戦うときは戦う」人間であるというイメージを常に発信し、場合によっては本当に戦いを挑まなくてはならないのだ。

明日も当然早出の協力はしない。
2日、3日と続けていかないと、私の「本気度」は伝わらない。
時間内にはしっかりと協力はするが朝は勝手にやってよ、というのが正直なところである。
それで嫌われたりイヤガラセをされたりなどしてもどうということはない。
60近くにもなってその程度でしかない人間とマトモに渡り合う必要はないのである。

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あいさつは必要

2010-10-06 21:27:49 | 日記
昨日は私が朝礼当番だったので、かつて小学校であった「オアシス」という生活運動を引き合いに出した。
学校によって微妙に違いはあると思うが、私の母校である魚津市立吉島小では「おはよう、ありがとう、してあげます、すみません」で「オアシス」だった。
あいさつが効率や数字に直結はしないが、気持ちのよい仕事をするためには必要であるのではという提案をした。

そんな話をした翌日の今日も、こちらから声をかけても華麗にスルーされたり、人が大勢いる中で朝一番の対面でも誰にも何も言わない人間がいたりで、頭を抱えたい気分になった。
名誉ある東証一部上場企業にはふさわしくない姿だ。
わが倉庫は決して花形の部署とは言えないことから、あからさまにそれを平気で嘆くような人間もいる。
「他で間に合わない」人間が集まっているなどという自嘲気味の話さえ聞こえてくるが、会社の他の部署や、ましてや外の人にそう思われるのは私だったら悔しい。
実際に他で間に合わないのだとしても、一人の社会人として踏み外してはならないものはある。
そこが押さえられていれば、他の部署や外部の人がマユをひそめるようなことにはならないと思うのだが。

かつて私が今の職場に派遣社員でオジャマしていた時、派遣会社の責任者も何度か現場に姿を見せることがあった。
事務所に帰ってからいろいろ話を聞いたら「倉庫の現場にしては品のいい人が多い」というのが責任者の言葉であった。
その印象は私自身も持っていたし、それは今も変わらない。
当時の良い印象がなければ、今こうしてまた職場として選ぶことはなかっただろう。

オアシス運動のような話は、大人になってくると照れくさいやらアホらしいやらでなかなかできなくなってくる。
しかし、あいさつはクルマのオイルのようなもので、それがなければ職場の人間関係などあっという間に「焼け焦げて」しまう。

人間はサルやゴリラと違って言葉を使うことができるが、言葉というのは本当に大事なものだ。
あいさつに限らず、仕事におけるちょっとした一言が、同じことをやるのでも気分良くやれるかやれないかの分かれ目になるときがある。
最近私が体験した中でいくつか分かりやすい例があるので、次回はそのことについて記すことにしたい。

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バタバタ

2010-10-04 21:32:50 | 日記
月初のまだ二日目の営業日で、金曜にも増して物量が多くなった。
おまけに、工場から運んだ製品を例によって即出荷する流れとなり、箱詰め終了は午後6時をはるかに過ぎた。
毎度毎度運送屋さんを待たせてしまうのは心苦しい。
わが部署だけで決められないとはいえ、もう少し何とかならないものか。
これから決算月に向けてさらに忙しくなるというから気が遠くなる。
現場仕事は残業が体力に直結するから本来はないに越したことはない。

ここ一週間あまり、なぜか毎日のように自動倉庫に張り付いている。
近くにはその日の担当を書くボードがあるが、まったく機能していない。
今日はダンボール単位の大きな出荷は割合としては少なく、箱詰め作業を通す細かい出荷が多かったという事情はあるが、今日の担当者は形だけの準備だけをして、何の説明もなくさっさと2階のピッキングエリアに上がってしまった。
割合としては少なくても、一人で担当するにはかなり酷な分量が出てきたのでさすがに疲れた。
何のための担当でありローテーションであるのか。
仕事だからやらないとは言わないし、何度も書くように使われてナンボの立場であるとはいっても、場当たり的に適当に使われるとなると決して気持ちはよくない。
たった一言あるとないとで納得して気持ちよく動いてもらえるかそうでないかがガラッと変わることくらい、ベテランさんなら分かってほしいところだ。

仕切る側も決して余裕などはないとはいえ、人の動かし方がややお粗末に思え、毎日のようにイライラさせられる。
しかし、いったん仕事に入れば新顔のM氏あたりとヤイノヤイノ言いながら楽しくやっている。
後半になると疲れも出てミス寸前の危うい事態もあったが、何とか乗り切った。

また明日もなし崩し的に自動倉庫をやることになるかもしれない。
担当者は書いてあるが、いつの間にか変わっていることもある。
今日自動倉庫を担当するはずだった人間が明日1時間早出して作業をする。
自信がないのか本来の担当日を勝手に飛ばしたわりには、手当がもらえる早朝残業には抜け抜けと出てくるのだから困ったものだ。
もうすぐ子供が生まれるなどの事情はあるらしいが、まるでユダヤか華僑のようなミエミエの拝金主義には辟易させられる。
いずれそのツケは長い人生の中で払っていくことになるのだろうが、同情などするまでもない。

決して気持ちよくは使われていない現状だが、仕事があることそのもののありがたさを今一度思い出してまた明日に向かいたい。

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