写真で綴る気ままなすぎさん

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那古船形 崖観音

2024年09月20日 06時57分00秒 | 千葉・南房総エリア

南房総 館山駅周辺を散策した後、内房線 那古船形駅へ 歩いて約15分の大福寺(崖観音)へ
館山駅前風景

館山駅舎

那古船形駅ホーム

那古船形駅には崖観音と那古寺(那古観音)が有名です。
歩いて約15分の大福寺(崖観音)へ
大福寺は、千葉県館山市にある真言宗智山派で船形山の中腹にある朱塗りの観音堂がシンボルで通称「崖観音」と呼ばれています。

大福寺本堂

崖観音で知られる大福寺は、普門院船形山大福寺と称し、真言宗智山派に属する寺院です。
境内の船形山の中腹に浮かぶ朱塗りの観音堂は「崖の観音」と呼ばれ、地元民や近隣の人達から信心され参拝されています。この観音堂の本尊は、養老元年(717年)に行基(668~749年)が東国行脚の折に神人の霊を受け、地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して、山の岩肌の自然石二重一面観世音菩薩を彫刻したと言われています。その後、慈覚大師(794~863年)が当地に来錫した折に堂宇が建設されたと言われています。江戸時代になり承応2年(1653年)2月に観音堂が火災にあい、朱印・什宝・伝記等すべて失いました。正徳5年(1715年)には観音堂が再建され、朱印も復旧されましたが、明治43年の大豪雨により土砂崩れにあい本堂・庭園とも倒壊してしまいました。さらに大正12年の大震災で観音堂。本堂が倒壊し現存の御堂は大正14年に、本堂は昭和元年に建てられ現在に至っています。

崖観音へ 大福寺本堂から坂道と階段(100段)で観音堂です。

崖観音堂へ

観音堂

崖観音堂 観音堂の本尊は十一面観世音菩薩 
十一面観世音菩薩(磨崖仏) ・・・案内の看板・・・観音堂の十一面観世音菩薩は、船形山の崖面中段に、石龕(せきがん:石の厨子)をつくって像容を浮彫りにした磨崖仏(まがいぶつ)です。像を覆う観音堂が断崖の中段に飛び出すように建てられていることから、一般に「崖の観音」とよばれ親しまれています。
像高は131で、舟形の光背を背に二重蓮華座の上に立っています。磨耗が激しいので表情はよくわかりませんが、頭上に菩薩面を刻み、左手に水瓶(すいびょう)を持つ様子や、着衣のひだなどが確認できます。県内最古の磨崖仏といわれ、昭和45年に館山市の有形文化財に指定されています。

崖観音堂 天井を埋め尽くす奉納された天井絵

崖観音(大福寺)千葉県館山市船形835
内房線那古船形駅下車徒歩で約15分
駐車場 有 / 無料:10台程度 トイレ 有



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