写真で綴る気ままなすぎさん

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目黒雅叙園 百段階段 百の縁起もの

2021年03月14日 06時49分00秒 | 展示・展覧会(目黒雅叙園)など

目黒雅叙園 百段階段のイベント 百の縁起ものを見に行ってきました。
百段階段は東京都指定有形文化財です~1935(昭和10)年に建てられた現存する唯一の木造建築で食事を楽しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋(十畝の間・漁樵の間・草丘の間・静水の間・星光の間・清方の間・頂上の間) 99段の階段廊下で階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれ、"昭和の竜宮城"と呼ばれています。
目黒雅叙園 正面玄関から入り左側からエレベーターに乗ると百段階段へ通じます 
「百の縁起もの」看板

百段階段

階段の天井「 一富士二鷹三茄子」江戸時代から初夢に見る縁起ものです・・・

十畝の間 荒木十畝による四季の花鳥画、黒漆の螺鈿細工が随所に見られる重厚な造りの部屋 百の縁起ものでは細かく説明されていました。

漁礁の間 室内は純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられ、彩色木彫と日本画に囲まれた美しさ、絢爛豪華です。精巧な彫刻「中国の漁樵問答」の一場面が施されています。格天井は菊池華秋原図の四季草花図、欄間には尾竹竹坡原図の五節句が極彩色に浮彫されています。

漁樵問答と五節句

草丘の間 礒部草丘の四季草花絵、瑞雲に煙る松原の風景など

静水の間 池上秀畝の鳳凰・舞鶴、欄間四方には小山大月の金箔押地秋草など

星光の間 光の四季草花

清方の間 扇面形杉柾板に四季草花、欄間の四季風俗 美人画の大家 鏑木清方

頂上の間
江戸崎つるしびなの会(茨城県稲敷市江戸崎)

江戸崎つるしびな

イベント「百の縁起もの」~3月14日まで
 3/21(日) - 6/25(金) こだわりのモノづくり~超絶技巧の世界~



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