神奈川県の橋本にある南関東随一の群生地「城山かたくりの里」に3月末に見に行ってきました。
山の斜面3000平方メートルほどに約30万株のカタクリが自生しています。カタクリはユリ科の 多年草で、紫の美しい花を咲かせます。球根植物で、春先に芽を出して、 美しい紅紫色の花を咲かせ夏から秋、冬の間は地上から姿を隠す。 一輪の花は、一週間から一週間位から咲き続け、やがて花を散らして種を実らせます。種子が地に落ちてから花が咲くまでに、なんと8~9年 という長い歳月が必要なのです。中には突然変異の「白花かたくり」も見られます。後半には黄花かたくりが咲きだします 。今回は、黄花コスモスが咲きだし三色一緒に見る事が出来ました。
斜面に咲くカタクリの花とミツバツツジ
カタクリの花 ユリ科の多年生で、古くはカタカゴと呼んだそうです。 カタカゴ(堅香子)とは傾いた籠という意味で、カタクリの花を見てわかるように・・・よく開いている花は花びらがそり返って籠の様になるので カタカゴと言ったのでしょうね。球根は地中深く、この球根からデンプン(片栗粉)をとったのでかたくりの名がついた。
カタクリの花
カタクリの花
白花かたくり 突然変異したカタクリの花 二ヶ所に見れました
白花カタクリの花
黄花かたくりの花
黄花カタクリは日本に自生しているカタクリの仲間で西洋カタクリ、エリスロニウムとも呼ばれています。
園内には沢山の山野草が咲いていました。
特にほうき桃(花桃)が沢山咲いていました。
凄い群生地ですね~
神奈川の群生地で、行くのに不便な所ですが、山野草が咲いているので行く様にしています。
本来のカタクリは紫ですが、時々突然変異の白のカタクリの花がみれます。
黄色は西洋系のカタクリで紫より遅い開花です。
黄色はよく市販されています。