新四国相馬霊場八十八ヶ所霊場49番 50番 52番 78番 69番を巡ってきました。
新四国相馬霊場八十八ヶ所は、開基された僧は観寛光音禅師宝暦年間(1751~1764)に観覚光音禅師が四国八十八カ所で一夜の業を行い、その霊場の砂を持ち帰り近くの寺院・堂塔に奉安し札所としたもので、江戸時代近在の農民や江戸町民が巡拝し賑わった茨城県取手市に58ヶ所、千葉県柏市に4ヶ所、千葉県我孫子市に26ヶ所ある霊場です。
新四国相馬霊場八十八ヶ所霊場 49番札所 高源寺は、巨木「地蔵ケヤキ」のある寺院です。
高源寺参道 六地蔵にお参りしてから山門へ
下高井普蔵山高源寺、永仁元年(1293)夢窓正覚国師大和尚開山、高井城主であった高井胤永(相馬次郎重胤)の菩提寺です
新四国相馬霊場八十八ヶ所霊場 49番札所へ
新四国相馬霊場八十八ヶ所霊場 49番札所
御本尊、承平元年(931)平将門による釈迦如来
移し寺、愛媛県西林山浄土寺
ご詠歌 「十悪のわがみをすてずそのままに 浄土の寺へまいりこそすれ 」
天然記念物 「地蔵ケヤキ」 樹齢1600年 幹回り10M 高さ15M 1939年(昭和14)に県の天然記念物に指定、新日本名木100選になっています。 根元から幹の中心部が失われて空洞になっており、外皮だけになっています。 今から370年前に本堂が火災にあった際、荷物をこのケヤキの所に持ち出した所 荷物に火が付き、 ケヤキも空洞になってしまったといわれています。空洞には石の地蔵が安置されていて、 外皮の一角には穴が開いており、地蔵にお参りしてこの穴を通り抜ければ安産間違いなしといわれていましたが、 ケヤキの木を保護する為に数年前から穴くぐりは出来なくなったそうです。
幹の中心部が失われて空洞になっておりお地蔵さん
裏側から見た欅
新四国相馬霊場八十八ヶ所霊場 50番 52番 78番 69番札所は後で紹介します。