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新宿御苑 皇室ゆかりの菊花壇

2021年11月10日 07時37分23秒 | 昭和記念公園・新宿御苑

新宿御苑 皇室ゆかりの菊花壇展 毎年11月1日~15日まで開催されています。
菊花壇展は皇室ゆかりの伝統を受け継ぎ明治37年(1904)から栽培されています。日本の園芸品種の菊は奈良時代末から平安時代で、その後 室町、江戸と発達をとげて、明治元年になって菊が皇室の紋章に定めれた。
新宿御苑新宿口に飾られた「大作り菊花壇」

菊花壇展 明治11年(1878) 宮内省は皇室を中心として菊を鑑賞する初めて「菊花拝観」を赤坂の仮皇居で催された。展示用の菊は当初は赤坂離宮内で栽培されていたが、明治37年(1904)より新宿御苑でも菊の栽培される様になり、昭和4年(1929)からは鑑菊会も新宿御苑で行われる様になった。

新宿御苑菊花壇展では、1本の茎から数百輪もの花を咲かせる「大作り」「嵯峨菊」「丁子菊」「伊勢菊」「江戸菊」「肥後菊」「懸崖作り」など、伝統の技法と新しい手法により丹精込めて作り上げられた様々な菊花壇が日本庭園で紹介されていました。
日本庭園 最初に、紹介されている菊花壇

懸崖作りの菊花壇 
懸崖作りに用いる菊は小菊~分枝性の旺盛なものを摘心によって仕立て小菊のなかでも一重咲きの山菊とよばれる品種を用いてあるそうです。
上家づくりの中に「懸崖作り菊花壇」

懸崖作り(1)

懸崖作り(2)

上家づくりの中に展示されています。
伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊花壇 
です。

伊勢菊 三重県松坂市など伊勢地方で発達した菊で、無数の細い花びらが垂れ下がって咲く。
伊勢菊は咲き始めは縮れている為に、花が枯れている様にも見えるが、この縮れ具合も伊勢菊の特徴です。

丁子菊  関西地方を中心に作られた菊で、花の中心が丸く盛り上がって咲き、小さな帽子を思わせる花形になっている。

丁子菊は花の中心の筒状の花びらが香料の丁子の花に似ている事から、名前がついた。キンポウゲ科のアネモネの花に似る事から、外国では「アネモネ菊」と呼ばれ、人気の高い品種のひとつです。

嵯峨菊 嵯峨天皇の御愛の菊として、京都の大覚寺に植えられたのが始まりといわれる。もっとも古い歴史をある古典菊です。

嵯峨菊 は、花びらが平たく、咲き始めは乱れ咲きに開き、次第に花びらがよじれて立ち上がり、全部立ちきって満開となる。雅趣に富んだ菊です。 伊勢菊とは対照的に花びらがまっすぐ立ちあがる。

大作り・・・次に紹介します。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>>midoさんへ (sugi)
2021-11-11 23:15:23
midoさん
新宿御苑は菊専門従事者が昔から常駐しいろいろな菊を作っていますが毎年、同じでマンネリ化されもっと変わった方法がないかとも思ったりしています。
私もmidoさんの香取神社の菊まつりを拝見しましたよ。やはり大きな神社ですから盛大ですね。近ければ行きたいです。
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Unknown (mido)
2021-11-10 10:16:26
県内の菊花展を回りましたが、やっぱり新宿御苑の菊花展は素晴らしいですね。
種類もあるし珍しい菊もあって、素晴らしいです。
丁子菊可愛いですね~
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