生まれ育ったワシの実家では、かやくご飯のことを「色ごはん」と呼んでいて、家族はこのメニューの時だけは五割増の食欲になっていた。とは言うものの、実際はオカンが我流で炊いていた醤油めしのことで、かやくには竹輪・コンニャク・ニンジン・かまぼこなど、気の利いたときは椎茸などもはいっていた気がするが、戻し汁は捨てていたような気がする。
姉の若いころ、辻お料理教室(辻調理師学校の前身)へ花嫁修業で通っていて、習った炊き込みご飯をお弁当に詰めて持ち帰り、これをオカンが目の当たりにしたときから、我が家の色ごはんが飛躍的な進歩を遂げることとなった。まずは食材も季節の一本筋が通ったものだし、お出汁もシッカリ感じられたので、これを真似て一応の出汁の素がはいるようになった。ここでも親父の鶏肉嫌いが大きな足かせになっているのだ。
姉が一人だと帰り道は暗くて危険だと言って、親父とともにお料理教室まで出かけ、3人で田舎道を帰ってきたのは今も鮮明に覚えているし、時間が押したときなどは教室の中が見えるところまでも入れてもらえた。門前の小僧習わぬ経を読む‥‥‥こんな例えのごとくワシは辻お料理教室的炊き込みご飯を習得したのだ。
少し違うところは、薄口醤油で上品な色に仕上げる辻流ではなくて、ワシの根本には田舎式我流のオカン式が、濃い口醤油の使用と共に残っているところだ。酒・砂糖・リケンの鰹出汁顆粒でサッと煮込んだ海老とハマグリに塩と醤油で味を決める。そのお汁のみ炊飯器へ‥‥‥炊き上がる寸前に炊いた具材を炊飯器に入れて蒸らせば出来上がり。見せかけの海老以外は、海老・海老の卵・ハマグリを剥いて混ぜ合わせ仕上げた。
姉の若いころ、辻お料理教室(辻調理師学校の前身)へ花嫁修業で通っていて、習った炊き込みご飯をお弁当に詰めて持ち帰り、これをオカンが目の当たりにしたときから、我が家の色ごはんが飛躍的な進歩を遂げることとなった。まずは食材も季節の一本筋が通ったものだし、お出汁もシッカリ感じられたので、これを真似て一応の出汁の素がはいるようになった。ここでも親父の鶏肉嫌いが大きな足かせになっているのだ。
姉が一人だと帰り道は暗くて危険だと言って、親父とともにお料理教室まで出かけ、3人で田舎道を帰ってきたのは今も鮮明に覚えているし、時間が押したときなどは教室の中が見えるところまでも入れてもらえた。門前の小僧習わぬ経を読む‥‥‥こんな例えのごとくワシは辻お料理教室的炊き込みご飯を習得したのだ。
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酔っ払っても写る「CANON Power Shot G7XⅡ」と「iPhone」での撮影です。
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こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ
これは丼にも見えますが、お寿司の桶なんで大きいんですよ。もともと魚介類からのお出汁はコクのある良いものが摂れますからね、味付けも大満足でした。この時期の彦根城は周囲の見栄えこそありませんが、ワシの右列にある彦根城の開設でも読んで下知識を入れていくと面白ですよ。
いつもありがとうです。(^_-)-☆感謝!
海老とハマグリがたっぷりのったどんぶり飯。目が釘付けです。
お姉さんの通っていた料理教室が覚えるきっかけだったとは、炎クリさんすごい。
来月下旬、滋賀方面に遊びに行く予定です。パックツアーです。彦根城あたり紅葉がきれいだといいんですけどね。
色ご飯の呼び名は、炊き込みご飯・かやくご飯・〇〇めしなどの、関西や西日本の総称みたいなものですよ。エビの味噌が溶け出して良い感じの味になっていました。なんじゃいろいろあって、実家の味はこうして改革していったのでした。そうそう、同時に八宝菜も改革しましたよ。
いつも(^_-)-☆ありがとうです!
だし効いて、エビがいい味になってるんだろうねぇ😁
ご家族の思いが
ずっと伝わってきてるいい一品ね~😊
いつもコメントありがとうです。
イブさん
子供の頃は基本に忠実に作っていたんですが、今ではアレンジにアレンジを重ねて、原型を取り留めていないってことです。しかし、洗練?崩壊していくうちに自分好みに変わってきて、今では自分的に完璧なんですよ。昔は嫁入りする前に、料理が何もできないのはダメって、お花お茶とかも習わせてましたよ。
くにちゃん
昨日は眠くって、シッカリとハーフタイムは熟睡していましたが、目が醒めると後半が始まって実力差を見せつけられたってところです。しょうのけご飯ねぇ〜なるほど、お揚げね〜そう言えばワシに実家も、お揚げさんが入っていたこともありますよ。昨日は竹輪しか出てこなくって‥‥‥。そうそう、海老の持つ卵は、一瞬煮汁に付けるだけで、サァ〜とオレンジ色に変わるんで、ところどころに確認できると思いますが、別盛りで添えるように散りばめているんですよ。あくまでも、自分好みに仕上げています。
しじみちゃん
そうそう、魚介の出汁はご飯にも麺類にもよく合って美味しいですからね〜、ラーメン界で流行っているWスープって考え方ですよ。海老は、これって甘エビですから大正解ってことですが、あの緑色って言うかブルーみたいな色の卵が、アツアツのお出汁に漬けるとサァ〜とオレンジ色に変わるんですよ。
皆さんの応援を感謝します。
いつも(^_-)-☆ありがとうです!
エビやハマグリのお出汁も入った出し汁で
ご飯を炊く♪ 美味しいに決まってるだすね
エビの卵って甘エビのしかみたこと
ないだす 美味しそうだすね
ぷっちんだす
炎クリさん♪
昨夜は、この海老色?(桜)ジャージの戦士達惜しくも散ってしまいましたが。。とことん頑張りましたよね!!健闘した戦士達にありがとうです。
一方オレンジ、ぼこられ(笑。。ぱなしですわ(笑。。反撃遅いつ~のっ!!
あらら!!すみません~昨夜はもうドキドキ原原の(笑。。3時間でしたので(笑
お姉さまのお料理教室にお父様の鶏肉嫌いが功を奏して、炎クリ家の「色ご飯」が、劇的に変化したんですね!!
具材に、お出汁も効いて、豪華で、彩りも綺麗で~なんとも見事です。美味しいでしょうね!!
実家の鳥取でも「しょうのけご飯」て言うの、ちくわや揚げなんかを入れてお醤油味のを炊くのです。まっくろ~(笑。。
出汁もなにもあったもんじゃなかったけど~ほんとお焦げとともに、食欲5倍増し(笑
炎クリさん凄い!!子供ながらにして、花婿?(笑~修行、いち早く習得して!!
料亭で供されるような本格的ご飯をお母さまの味も取り入れつつ、作りあげてしまうんですから!!海老の卵も入ってるんですね。貝や海老のうまみそっくりそのまま~美味しいはずですね
ご馳走様です。炎クリさん♪
今朝は、おなかすいた~
夕べ、ご飯どころじゃなかったの(笑
見た目も豪華できれいです。
お姉様、花嫁修業にお料理教室へ通っていたなんて素敵です。
私もそんなふうに育ちたかったなぁ。
濃い口醤油としっかりしたお出汁は北国育ちの私にはたまりません♪