ブラウンマッシュルームを実際に手にとって買う人・・・・

世界的には断トツ一位で食べられているきのこに「マッシュルーム」がある。日本では舞茸・えのき茸・椎茸・しめじ・エリンギなどなど、高級どころでは松茸となってしまう。マッシュルームに関して言えば、日本では知名度が高い割には、意外と買い物で手に取って買う人が少ない傾向にあるので、食べられる頻度の少ないキノコと言えるだろう。



マッシュルームには、ビタミンＢ・Ｄや、ミネラル・カリウムなどが豊富に含まれていて、低カロリーでダイエット効果も期待できるのだ。新鮮なものは、傘が開いてなくて触った時にシッカリしているものを選ぶのが良いだろう。種類は、まろやかで上品なやわらかい味の「ホワイト種」と、香りがありキノコの風味がホワイト種に比べて濃い味の「ブラウン種」とに分かれるのは、菌の種類が違うことによる。



更に、きのこ類なので旨み成分のグアニル酸が椎茸の数倍含まれていて、調味料としても重宝するのをご存知の方は少ない。調理しやすい大きさにカットし、洗わず生のまま冷凍保存が可能で、その効果は旨み成分が増し薫りが豊かになるが、欠点は細胞が壊れ歯応えが頼りなくなるのだ。そんな場合でも長所を引き出すために冷凍マッシュルームの用途は、煮込みやスープ中心として、お出汁の風味を楽しむ方向転換が必要だと感じた。



今回は、ブラウンマッシュルーム・ロースハム・グリーンアスパラ（カタカナばかりで長ったらしいが・・・）を、顆粒の中華スープと味覇（ウェイパァー）でベースを作り、料理酒・砂糖・醤油・塩コショーで味を整えていく「マッシュルームの中華炒め」。今から思えば、高校の学食カレーライスに、おばさん達がホワイトマッシュルームを入れていたのは、当時の時代背景からしてとんでもなく斬新な食材を使っていたものだと、今更ながら感心しきりだ。チーズとの相性も抜群だし、ご家族の健康のために食材のひとつに加えられたらどうだろうか？

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今回は「CANON IXY」での撮影です。
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