■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

ゴリの山椒煮 ~つくだ煮の山椒味レシピ・オレ流~

2022年07月18日 15時00分01秒 | レシピ紹介(炎クリ流)
去年アユを掬った秘密のポイントへ出掛けてみた。今年はびわ湖の水位が去年とはまるで違うし、河川の水量も半端なかったので、目的のアユは断念して釣りで言う外道は目的違いの「ゴリ」を500gほど、小一時間ほどかけて掬ってきた。そのなかには特別元気な稚鮎が3匹混ざっている「ゴリの山椒煮」をご紹介。





ココで言うゴリとは、琵琶湖に生息するヨシノボリと言うハゼ科の仲間の小魚のことで、急流であっても腹ビレが吸盤になっていて、スイスイと登って行く特技を持っている。ストックしている実山椒の塩漬けを混ぜ込んで、佃煮風に炊くと妙に美味しく、ご飯の上に乗っけると抑えがきかないほど食ってしまうのが玉に瑕。プロが炊くものは今の時期のびわ湖の風物詩となって高価なお値段で売られている。





計量しながら煮汁を作って、沸騰させて泡アワに煮たっている高温部に向けて、ゴリをカップで掬うて放り込んでいく。決してお鍋のタレの温度を下げないようにするのが身を崩さないポイントで、再び泡アワに煮たつのを待ち、またまたゴリを泡に向けて放り込む。こうすることでお味も沁み込みやすく超美味しいゴリの山椒煮が仕上がるはず。





自分で言うのもなんだが、超ド級の美味しさの「ゴリの山椒煮」が仕上がった。鮎が獲れなかったのは、とんだハプニングで残念だったが、ゴリと言うクセが無く旨みだけがある、ご当地びわ湖産淡水魚のご紹介が出来て良かったと思う。ころんでもただ起きないオジサンであった。



■ゴリの山椒煮は煮汁の割合い
・ゴリ:約500g
※持って帰ると生きていたので塩で〆て奇麗に洗った
・醤油:100㏄
・味醂:50㏄
・砂糖:70g
・山椒の実(塩漬け):50粒程度





‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥

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11 コメント

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みなさん計量なんてしますか? (sugichan_goo)
2022-07-19 11:34:12
こんちは。(*⌒ー⌒*)ゞ
いつもコメントありがとうです。


くにちゃん
ゴリさんって太陽に吠えろを思い出しますが、このゴリはまったく関係ないですよ。鳥取でもゴリで通用するんですかね? そうそう、思っているよりも足腰が弱ってますので、尻もちつかないように要注意です。漁獲量って大層なもんじゃないですけどね、煮汁は命なんで普段は計量しないワシもキッチリと量りますよ。くにちゃんは普段から計量なんてしますか? 佃煮と言えば白ご飯でしょう‥‥‥山椒は去年塩漬けにしたものが残っているんで最近になって煮魚などに使っていますよ。この時季のびわ湖でしか味わえない風物詩がゴリなんですよ。ギギって言うナマズの仲間の蒲焼きも美味しいですよ。

しじみちゃん
自作の佃煮とは言えない「山椒煮」みたいなもんですね。山椒の実を塩漬けにして冷凍しているんで、こんな時にしか活躍しないんですけどね。はい! 昨日は冷酒のお供にしましたが、先日はご飯食べていましたね。ゴリさんにも、山椒にも活躍の場が出来て良かったです。

あんりママさん
確かゴリって、ハゼの仲間とカジカの仲間の総称なんですよ。サイズは20センチ以下と漠然としていて、凄い種類がいて全部ひっくるめてゴリと言うそうです。秘密のポイントは大事なもので、おじいさんが松茸の生える秘密の場所を、あの世まで持って行ってしまったって言うのはよく聞くお話です。貴重なゴリなんですが、掬うのは待っているだけなんですよ。(笑) 佃煮のレシピは、本来なら最初の油で揚げて水分を飛ばすって言う防腐効果も大事なんですけどね、ダイレクトに旨みを求めるならば賞味期限は短くなります。

Sinjyusaiさん
まさに山椒の起用は思い付きなんですが、これが大いに「吉」と出たようです。アツアツご飯と一緒に食べると、田舎の御馳走ってことですね。佃煮まで水分を抜かない山椒煮なんですが、賞味期限は短く1週間ほどになりますが、旨みはこちらが10倍美味しいです。アユもゴリと一緒に泳いでますが、簡単に掬うには色々なシチュエーションが必要なんですよ。不要な鮎があれば、釣って来たって川魚屋さんへ行けば買ってくれますよ。

Charlottemichiganさん
ゴリとひと口に言っても、ヨシノボリ属・チチブ属・ウキゴリ属・ドンコ属・カジカ属など、20センチ以下のハゼ類のことを言うようです。ワシがご紹介しているのは2センチくらいのサイズですけどね。呼ばれる魚は地方によって違うようですが、びわ湖は多種類のハゼ目の宝庫なんですよ。四万十川水系も今や清流の代表格ですから羨ましく、一度訪れたい清流ナンバーワンですよ。直ぐに食べるので、生粋の佃煮にはせず水分が残る山椒煮タイプにしますが1週間くらいの賞味期限です。「卵とじ」にされますと、美味しいのは納得ですが2日以内に食べた方が良いですね。賞味期限の短い方が思い切った味付けが出来ますから「卵とじ」には大いに賛同です。

楽描堂さん
お疲れさんです。こちらこそ何時もリアクションも含めてありがとうです。琵琶湖産の小魚と言っても、山ほど種類が住んでいるんですが、今回はアユが獲れずに、ゴリと言うことになりました。結果的に山椒煮になりましたが、逆に大成功だったようです。自分で言うのもなんですが、売りに出せるほど美味しく型くずれもなく煮付けられましたよ。

ビオラさん
川魚屋の珍味で売る「ゴリの山椒煮」をご存じであれば、売り物よりもお味のほうで超えた気がしないでもないですよ。そうそう、自分で掬って来たことに意義があって、最後まで調理して食べるまで‥‥‥最後は、結果的に山椒煮になりましたが、佃煮は完全に水分を飛ばすために油で揚げるんですよ。ここはある程度フレッシュさも残す方向で、揚げるのは無しにしました。いやいや、お手伝いなんて上品なビオラさんに頼めるわけないじゃないですか?(笑) これで怖い感じを連想されるのなら、生きているのは手とか足にくっついて登ってきよりますよ。お渡し出来る機会があれば炊いておきますが、この雨が上がらないと絶対にアユもゴリも獲れない気がします。仰って頂くように「手作りの情熱」と旨みはかなり攻めていると思いますよ。滋賀の子達はびわ湖で泳ぐので、作業時は冷たくなくて気持ち良い部類でしょうね。

まさむらさん
川魚の世界では、ゴリの山椒煮となれば高級珍味の部類になりますね。ゴリの種類だけでも100種以上は軽くいるでしょうね。従ってそちらで多く見られるゴリとは違った種類だと思いますが、びわ湖にはかなり多くのゴリの種類が住んでいると思います。種類も1センチから20㎝とまるで違うと思われる感じですよ。

おおばかめぐみさん
いえいえ、ゴリの仲間にヨシノボリがいまして、その種類も7種類を超えますよ。食べるとクセのないお味なんで、イカナゴの小さいサイズのくぎ煮とそんなに変わらないですよ。自然環境は、何十年も前から洗剤はコレとコレみたいに決められて、自然環境保護に協力してきましたので、ドジョウ・ザリガニなども復活しているんで、他県よりも厳しいかも知れないですよ。仰る通り男性はいくつになってもハンターですから。

マ~ラさん
びわ湖の小魚は凄く種類が居てまして、ゴリはその中のひとつですよ。イカナゴのくぎ煮と似ていますが、ワシ個人の感想はゴリの方が美味しいと思いますよ。ちりめん山椒のソフトなタッチの分とよく似ているかも知れないですね。確かに意地になって食べだすと止まらなくなりそうですよ。ご飯食べ未華子になっちゃいますね。そっ!山椒って結構嵌まるんですが、アユも美味しいですから、ゴリも二種掬えるとラッキーなんですがね。釣れますように~


皆さんの応援を感謝します。
いつもありがとうです。(^_-)-☆
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Unknown (maraika310)
2022-07-19 09:17:53
おはようございます~(^_^)

琵琶湖の小魚、ゴリって言うんだァ~❗️
とってきたのを調理てさすがッスね😁👍

ちりめん山椒みたいに、
ご飯食べすぎちゃうやつですね⁉️(笑)
山椒って、美味しくて困りますね😛

次回はアユ、釣れますように~😘💕

みっちゃん☆
返信する
Unknown (おおばかめぐみ)
2022-07-18 20:16:00
こんばんは。

ヨシノボリのことを「ゴリ」っていうんですね。食べたことないですね。
こんなにたくさんゴリが獲れるなんて自然環境がいいんですね。
川遊び気分で楽しそうですね。
男性はいくつになっても魚獲り好きですよね。
返信する
Unknown (まさむら)
2022-07-18 19:40:01
こんばんは。

 ごりを食べる・・・ ただ、お写真の佃煮は当地のごりではないような。ハゼの仲間だとは思うんですが胸鰭が大きいのを。今は知りませんが、50年前に当地の錦川の河口近くの井堰に多くいました。針に葉っぱをつけても釣れるほど。小型ですがお写真よりは大きい。ですが、食べることは・・・
 琵琶湖の8珍に入っているのでしょうか。入っているのなら1度は味わいたいと思うんですが・・・
 ごりは・・・
返信する
Unknown (ビオラ)
2022-07-18 19:22:13
今晩は〜。

ゴリの山椒煮〜、めっちゃ美味しそうですね〜!😊

これは、私も、食した事がありますが、とっても美味しいですよね〜♫

自分で掬って来たのを、調理なさって、山椒煮になさるって、すごいですね〜👍

私は、小魚だったら、掬うまでは、お手伝いできそうですが、まじまじと見ると、なんか怖い感じして(苦笑)、自分では、調理はせず、出来上がったのを、およばれする事になりそうです〜(爆)

トップ画像のお皿も感じ良くて、さらに、美味しそうだし、手作りの、情熱と、気持ちの温かみを感じました〜✌️😊

掬う作業時は、冷たくて、水の中は、気持ち良いのでしょうか〜?😊

またね〜(^o^)/
返信する
Unknown (ra9gaki_do)
2022-07-18 19:05:27
こんばんは(^-^)
今日も大変お疲れ様でした。
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
琵琶湖産の小魚で山椒煮!
思わず〜ゴッくん〜美味しそう〜♬
食べて見たいです(^-^)
いつも美味しいレシピ
ありがとうございます😊😊😊

今日もどうぞゆっくりお休み下さいね。
返信する
Unknown (charlottemichigan)
2022-07-18 17:15:52
炎クリさま、こんにちは😃

「ゴリ」と呼ばれる魚は地方によって違うようですが、
「ハゼ科」「ヨシノボリ」…、
うーん、うちの方(四万十川水系)で言うものと同じかも!?

うちの地方では、
ゴリは(山椒はたぶん入れず甘辛の)佃煮か、
もしくは卵とじで食べていました。
(卵とじは、甘くない関西風出汁で煮た柳川鍋風、でしょうか。)

近年は希少種、高級料理かもです。
返信する
Unknown (sinjyusai)
2022-07-18 17:00:13
こんにちは。

山椒の佃煮は温かいご飯にかけると最高の御馳走ですね。

アユはもう少し後でしょうか?

チアユも苦味があって酒の肴に良いですが
沢山頂く事があるのですが
調理が邪魔くさいので好きな人に上げます。
その人も食べてるかは疑問。(笑)
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Unknown (あんりママ)
2022-07-18 16:23:57
sugichanさん、こんにちは🌼

ゴリっていうお魚、初めて知りました😅
ハゼは聞いたことがあるかも。
秘密のポイントというのがミソですね。それに貴重なゴリを掬ってしまわれるsugichanさんの腕前もさすがです。
掬いたてのゴリのお写真、佃煮のレシピ、勉強になりました。ご紹介ありがとうございます🌹
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Unknown (しじみ)
2022-07-18 15:39:51
こんにちは

うわわわわ~♪美味しそうだすね

ご自身で作る佃煮

山椒たっぷりで美味しそうだすね

我が家も冷凍庫に山椒の実あるだす

ただ、佃煮作ってないだすが(笑)

冷酒のお供に絶品だすね

きりりと辛口の日本酒で

山椒の香りと共に食べる~

想像しただけで♪いいな

ぷっちんだす
返信する
Unknown (くにちゃん)
2022-07-18 15:23:45
こんにちは^^
ゴリさん♪じゃないやっ!炎クリさん♪(笑

すすごーーい!!
ご自分で、、河水じゃないかっ(湖水)溢れる中、、網で掬って来られたんですね。よく足を取られずに、そしてこの漁獲量!!
ほんとだっ!!稚鮎も~
先日のお婿さんに負けじと(笑。。大漁
じゃ~ありませんか~!!

丁寧に下処理を施し煮汁に気を配りながらのこの山椒煮。
香りもいいだろうな~
そして何より、、、、
白ご飯の頂きに(笑
燦燦たる輝きを放って、ゴリさん♪名お手柄に尽きますよ←刑事かっ(笑
勇敢で、お手間入りのお手製山椒煮。
美味しい日本酒と共に、さぞ美味しくお召し上がりだったと思います。

炎クリさん♪お疲れさまでした。
初めて知りましたし~琵琶湖でしか味わえないような珍味を、お手製にてご披露下さり、本当ありがとうございます
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