べんりや日記

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長期優良住宅法関連情報

2009-06-04 01:27:04 | 長期優良住宅
このブログもだいぶ検索ヒットが多くなってきましたが、中でも「長期優良住宅」についての検索が多いようなので、補足として掲載します。

●国土交通省関連

長期優良住宅法関連情報

最終更新:平成21年6月1日

 長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅である「長期優良住宅」について、その建築及び維持保全に関する計画 (「長期優良住宅建築等計画」といいます。)を認定する制度の創設を柱とする「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月に公布され、平成21年6月4日に施行されます。
 この法律では、長期優良住宅の普及の促進のため、構造躯体の劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性の性能を有し、かつ、良好な景観の形成に配慮した居住環境や一定の住戸面積を有する住宅の建築計画及び一定の維持保全計画を策定して、所管行政庁に申請します。当該計画の認定を受けた住宅については、認定長期優良住宅建築等計画に基づき、建築及び維持保全を行うこととなります。


詳しくはこちら


●促進事業・補助金について

「長期優良住宅普及促進事業」は、住宅供給の主要な担い手である中小住宅生産者による長期優良住宅への取組の促進及び長期優良住宅に関連する仕組みとしての住宅履歴情報の普及を図ることにより、良質な住宅ストックの形成を促進するため、中小住宅生産者により供給される長期優良住宅に対して助成を行うものです。
本事業の助成の対象となる住宅は、法律に基づき長期優良住宅としての認定を受け、所定の住宅履歴情報を整備する必要があるほか、見学会の開催や、今年度内の一定時期までの竣工・引渡しなどが求められます。

■ エントリー(事業者募集)期間
平成21年6月4日(木)~平成21年8月7日(金)


■ 補助金交付申請(補助対象住宅申請)期間
※エントリーが完了していることが前提です。(エントリーと本申請を同時に行うことも可能です。)
平成21年6月4日(木)~平成21年12月11日(金)

■ 補助金額
本事業による補助金の額は、補助対象となる建設工事費の1割以内の額で、かつ対象住宅1戸当たり100万円を上限とします。なお、補助を受けることのできる住宅の戸数は、一の補助事業者あたり25戸を上限とします。
(団体・グループによる場合は、代表者に対して一定の附帯事務費を補助します。)

■ 対象者
申請者は、以下の要件を全て満たす方です。
○ 年間の新築住宅供給戸数が50戸程度未満の住宅供給事業者
○ 建築主と住宅の建設工事請負契約を締結(又は売買契約を締結※)し、かつ当該住宅の建設工事を行う者
※建設業と宅地建物取引業を兼ねる者が、住宅の建設工事を行い、かつその販売を自ら行う場合についても本事業の対象


くわしくはこちら



長期優良住宅へ・・・

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木 公共建築物の木質・木造化の提言

2009-06-04 00:52:00 | 山の木の話(越後杉)
もう7年も経ちますが、長岡市の公共建築物の木質・木造化を提言する「長岡木造振興研究会」に所属し、県内のあちこちの視察や講演会を開き、研究のまとめとしての「木 ~地域産材を活用し、長岡の木造技術でつくる」という報告書をまとめました。

木造振興研究会は、市内の森林組合、木材商組合、建築組合、設計組合、市役所関係の代表者から構成され、川上から川下までの問題点を洗い出し、RC造、S造が主流の公共建築物への木質・木造化を進める研究機関として平成12年に発足しました。
(会長:志田材木社長、副会長:わたし)

その報告書は、長岡市に問い合わせていただければ無償で手に入ると思います。
(内容は、「越後にいきる会」のHPにて公開していました)
報告書の大半は、私の執筆で、山側、使い手側のパートを担いました。
かなり短時間でまとめた内容ですが、当時の「山の木を出したい」熱意によって、かなり専門分野まで立ち入っています。

地震の復興に長岡市を訪れた公共建築物に携わる設計士の話では、
「ここまで報告書にてまとめた市もめずらしい」
と、報告書を評価されていたようで、現在では当たり前のように木質・木造化が普及している公共建築にて前々から準備を進めていた長岡市の姿勢に共感されたようです。


山林からのメッセージ

大工 伝統技術


あれから7年、中越地震や中越沖地震によって建物の耐震性や、伝統構法についても知識や経験が深まっているので、更なる内容の訂正、追加を行っていきたいところです。
また、地震の騒ぎによって中断していた研究会ですが、気がつけば市の公共建築物の木質・木造化が進んできているので、その目的は達成されていると思います。
トイレ、学校その他の事例が上がり、内装についても木質化は当たり前の時代となりました。
今後は、木造に関しての意見交換の場としての機能になればと思います。


山の木の話へ・・
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