住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

巣立ち

2014-05-27 11:02:15 | 我が家の庭


庭作業していても、洗濯物を干していても警戒音発生しまくりだったシジュウカラ。最近は時折遠くから聞こえてくるのみとなりました。

報告遅れましたが、5月17日。2014年の巣立ちの日でした。

あんなにうるさいとさえ思えた日々。あまりの警戒音のすごさに、逆に街猫に気が付かれ、その声を頼りに巣箱近くの木を登り始め、人間が慌ててそれを阻止したというエピソードもありました。
それも今では懐かしいとさえ思える。

この思い、一抹の寂しさ…まさか自分は、まだこの家にいる“人間シジュウカラ”のまだ来ぬ巣立ちの時のイメージを重ね合わせてはいないだろうか?まだ高校に行きはじめたばかりだというのに・・・まさか。笑



また先日の事。仕事の合間昼ご飯の後、ちょっと草むしりと庭に出てみると、思いのほか大量の(我が家では雑草扱いの)雪ノ下を収穫。ならばと、急遽夕食の献立が決定!

お腹いっぱいの状況で夕飯を楽しみに感じるのが、体重が減らない要因か?



もちもちでしかもしっかりとした肉厚。



晩酌が進んでしまったのは言うまでもありません。

食材の擬宝珠、薬の現の証拠、お茶や・食材としてのどくだみ草 etc
日頃、引っこ抜かれたり、選定されやすい我が家の庭の草たちにも、いろいろな楽しみ方があります。

今度は~いかん仕事仕事。

花のような

2013-05-02 01:05:53 | 我が家の庭


「そんなに怒らないでよ~」

山法師の木の剪定をしていると、近くでシジュウカラがけたたましい声で鳴く。(画面の後ろに見える)巣箱の中のヒナが気になるらしい。

「何もしないって。でも後でちょっと巣箱の中見せてね。」

そうそう、いつの間にか孵っていたみたいなんです。順調であれば3羽いるはずです。シジュウカラも今日は気がたっていたみたいなので、後日見せてもらう事にします。

ちなみに4枚の白い花のようなものは、蕾を包んでいたものが変化したもので花ではない。花は真中の粒々でその粒一つ一つが花。

=戸田晃建築設計事務所=

お宅拝見

2013-04-14 18:15:16 | 我が家の庭


庭仕事にもってこいの季節。

あちこちにからみ始めたアケビの弦の剪定と、そしてあまりあちこちに行かないようにワイヤ-に巻き付ける作業-のついでにアケビの下に吊るしてある巣箱のお宅拝見。

あったあった、シジュウカラの卵。今回は3個。親はちょうどどこかに行ってましたが、その留守中も冷えないようにしているのでしょうか?しっかり綿の中に埋めてありました。

それにしてもこんなにきれいな綿、どこから見つけてくるのでしょうか~ね~。

底の方には相変わらず苔がひいてありましたが、私も大人です、せっかく根付いた我が家の庭の苔をはがしていこうが、そんな小さなことで怒ったりなんかしません。

無事に孵ってほしいと願うばかりです。
また見せてね。

=戸田晃建築設計事務所=

春の使者

2013-03-24 00:36:17 | 我が家の庭


何のための花?
葉っぱの影で、きのこみたいな形をして地面に横たわっているのが寒葵のつぼみ。意識して見ない限り、普通にしてたらその存在に気が付かない。
花言葉は秘められた恋。なるほど・・・



ジジババこと春蘭も花盛り。
花言葉は清純。
西洋のごれぞ蘭!というのとは違い、控え目ではあるが品のある日本古来の花。
ひかえめな美という花言葉もありました。なるほど~



「フリルがかわいい~」 と初めて思った気がします。
岩団扇(イワウチワ)の花。
春が来たぜ!!
ズバリ花言葉は「春の使者」

=戸田晃建築設計事務所=