住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

[緑と共に暮らす家] 売地見学会

2009-09-29 03:09:48 | 展覧会
9月28日は第47候 蟄虫坏戸(ちっちゅうこをはいす)   虫が隠れて戸を閉める頃、すなわち虫たちが巣篭もり巣し始めるころ。私達が秋の風情を楽しんでいる頃、地中の虫達は着々と冬を越す準備をしているんですね。
3月初旬の「啓蟄」(けいちつ)初候「蟄虫啓戸」(ちっちゅうこをひらく)虫が穴から出てくる時節とは対をなしている。

先日娘と一緒に製作した「とんぼ池」の流れが出来た途端、その水の音に負けじと、虫の声が一段と大きくなったのは気のせいか?

さてお知らせです。我家でイベントが開かれます。ご希望の方は下記HPよりお申し込みください。お待ちしております。



戸田晃建築設計事務所 兼 住宅見学会 & [緑と共に暮らす家] 売地見学会 同時開催

10/25(日)10:00~17:30  場所:戸田晃建築設計事務所

八王子で土地を探している方、もちろん八王子でなくても
住まい作りを考えている方、庭作りを考えている方、リフォームを考えている方
住まい育てについて考えている方など是非この機会にいらしてください
当設計事務所の仕事や住まい方に興味のある方も歓迎致します
住まい作りのヒントが満載!、、、 何かお役に立てるかもせれません

デザインプロデューサーの萩原修さんの飛び入り参加決定!
数々の本や展覧会、9坪ハウスを手がけてきたシュウさんならではの
家に関するおもしろい話が聞けること間違いナシ
まだまだ、面白いメンツの飛び入り参加がふえるかも?

当日、古田食堂の古田陽子さんによるお茶とお菓子のお楽しみもあります
ご家族やお友達を誘って、お気軽にお立ち寄り下さい

お立ち寄り予約は下記まで
http://www14.plala.or.jp/akiratoda/

売り地についての詳しい情報は下記
https://www.boo-hoo-woo.com/housing/sale/s0005/index.html

当日は,歩いて行ける距離にある、仕事仲間のGuthrie's Marketで
「作る人の手から使う人の手へ」が開催されています

萩原修/(デザインディレクター)

1961年東京生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。大日本印刷を経て、1993年よりリビングデザインセンターOZONEで、住宅、家具、日用品など生活デザインの展覧会を300本以上担当。
2004年に独立し、プロダクト、住宅、店舗、展覧会、コンペ、本、雑誌、WEBサイトなどの企画、プロデュースをてがける。
また、『コド・モノ・コト』『中央線デザイン倶楽部』『カンケイデザイン研究所』『かみの工作所』など独自の活動を展開している。
著書に「9坪の家」「オリジンズ」「デザインスタンス」「コドモのどうぐばこ」がある。2005年には、実家の後を継ぎ、『つくし文具店』店主にもなる。 著書に『9坪の家』、『コドモのどうぐばこ』、『デザインスタンス新世代のクリエイターと仕事 1』など。

■かみの工作所 
http://www.kaminokousakujo.jp/index.html
■中央線デザイン倶楽部 
http://www.chub.jp/
■国立本店
http://honten.chub.jp/
■つくし文具店
http://www.tsu-ku-shi.net/

古田陽子/HOME..主宰
http://home-home.jp/

西洋古道具 ガスリーズ・ハウス
http://www.guthrieshouse.com/

=戸田晃建築設計事務所=

「鉄道を見に行って、つくる」(ミニツク)展

2009-09-22 22:45:49 | 展覧会
ちょっとブログをサボっていると、明日はもう秋分。この日を境に夜が長くなる。そして72候 第46候 雷乃収声(らいすなわちこえをおさむ)夕立もやみ、雷もそろそろ鳴り収めるころ。 なんだか夏がなつかしい~

展覧会のお知らせです。明日より展覧会が始まります。一昨年、記念すべき第一回「ミニツク展」で”大賞”を頂きました展覧会の今回は第二回目。ここ数日、ガムシャラに作品を作り、本日やっと搬入してまいりました。
 何通りかの製作方法を模索し、途中の段階では、作品を作り終えるかどうか解からず・・・という訳ではありませんが、結局、DMも出せずに、写真にてのお知らせです。

10月14日(水)は、交流会で私も行く予定ですので、みなさんもお越しくださいませ。

(時間ぎりぎりまで手をいれてました。)

中央線デザイン倶楽部 第2回公募企画「鉄道を見に行って、つくる」(ミニツク)展

「ミニツク展」は、中央線デザイン倶楽部の公募企画展です。各駅の近くにある名所やこれはという場所を指定し、各自が好きな時に、そこに行って、見て、感じて、つくったモノを展示します。毎年1回開催する予定で、32駅制覇は、32年後と息のながいプロジェクトです。第2回の場所は、漠然と「鉄道」です。展覧会場は、国立の3会場です。国立には、北口に鉄道総研があり、新幹線ひかり号は、ここで開発され、国分寺市光町は、それにちなんだ町名です。

交流会: 10月14日(水)鉄道の日 19:00~21:00 gallery小花譜(こはなふ)
※どなたでも参加できます。

■国立本店 
http://honten.chub.jp/

会期:9月23日(水)~10月19日(月) 12:00~17:00 火曜休み

平本晃子 白川早苗 和久倫也 小野寺佑夏 戸田晃 西本良太 川島睦美

■つくし文具店 
http://www.tsu-ku-shi.net/

会期:9月23日(水)~10月19日(月) 12:00~17:00 火曜休み

林・恵子 江連アキコ ハマネ洋子 ルフトカッツェ Caro yuruliku switchdesign

■gallery小花譜(こはなふ)

会期:10月14日(水)~10月19日(月) 12:00~17:00

藤川征輝 足立 正 宮内賢治 橘 昌邦 橋本優子 伊藤佳美 スズキトモコ 中里裕美 今田美沙 丸山晶崇 齋藤繁一 いしぐろ ゆうこ 寺林省二 寺田尚樹 三星安澄 中村幸代

(小さい作品ですが、こんな感じ)

=戸田晃建築設計事務所=

神楽坂カフェバー「ホンカグ」

2009-09-15 14:39:03 | 展覧会
お知らせです。
以前、出版しました「住みこみ」ラトルズ刊で、写真家としてお世話になった、古田陽子さんの主宰するHOMEが、神楽坂フラスコで3日間カフェバーをします。また小泉誠さん、山口信博さん達にまぎれて、私、戸田の「住みこみ」本も並びます。以下、参加者からのお知らせです。

神楽坂カフェバー
「ホンカグ」
本と家具でいっぱい

暮らしの本、本のための家具、いっぱい集めて、
それを肴に、秋の連休に、一杯飲みながら、
いっしょに話をする場をもうけました。
気楽に遊びに来てもらえるとうれしいなあ。

9月18日(金)~9月27日(日)
12:00~20:00

主催:APARTMENT+ラトルズ 企画:浦田進一+萩原 修


こんなデザイナーの家具と道具が並びます
五島史士、時園 勇、野木村 敦史、宮本ツネヨシ、JET DESIGN、
大島邦昭、向殿 忍、フルスイング、中庭日出海、渋谷哲男、haaz、NIIMI、
井藤隆志、坂下和長、イカスタジオ、樋口賢太郎

こんな著者の本が並びます
小泉誠、山口信博、長町美和子、長大作、名児耶秀美、南雲勝志、高森寛子、
日野明子、安部良、戸田晃、桐本泰一、岡村泰之、山本雅也、梶本博司ほか

日替りトーク
会期中毎日、19時から1時間ぐらい飲みながら本音で本や家具の話をします。
申し込み不要。誰でも参加できます。

カフェバー
18~20日 HOME. ― 和食
21~23日 Afterhours ― 洋食
24~27日 peanuts foods ― エスニック料理

会場:神楽坂フラスコ
東京都新宿区神楽坂6-16 
03-3260-9055 
http://www.frascokagurazaka.com/
※東西線神楽坂駅1番出口/大江戸線牛込神楽坂
A3出口より徒歩3分/神楽坂通り沿いの100円ストアを
曲がってすぐです。

=戸田晃建築設計事務所=


素材-2

2009-09-15 12:23:19 | 建築
(現在進行中の現場にて)

お盆前に始まった「サーファーの家」(仮称)も、すでに一ヶ月が経ちました。実はこのお宅、ほぼ新築状態からの工事開始という、今までにないケースなんです。その事については、機会があれば今度詳しくお話します。

昨日は施主のご夫婦、和田監督、それと私とで現場での打合せだったんですが、一同、大工の岡部さんの作業が気になる。木材を切断する姿を見てはちらちら、仮止めしてはまたちらちら、仮止めに使うピンをはずせば一同「ウォ--!」と、話が頭に入らない(ウソ!)。出来上がる過程を、そこにいるみんなで楽しんでいるといった感じ。

写真はビニールクロスの壁の上に目透貼壁施工中風景!写真では解らリづらいかもしれませんが、まだ手をつけていない既存の扉と並べた時の存在感の違いにあらためて驚き!新設の壁はウォールナットの無垢板貼!ではなく、ラワン合板いわゆる”ベニヤ板”なのであるが、新建材でそれ風に作った扉(失礼)を圧倒していた。
もちろんそれらの扉も、需要があるからそのような商品が存在するので、否定するつもりは毛頭ないが、今回のように、新築の分譲マンションを、あえて一度も住むことなく、手を入れる決断した建て主に対し、ある意味まがい物でない”ストレートな素材や空間”である必要があった。

とか言ってると堅苦しい話になってしまうが、要は 時間をかけて手間隙かけて気にかけて 造りこんでゆく空間はやっぱりいい。”素材を越えて家具なり、壁なりひとつのモノに変わってゆく”瞬間はいつまでたってもわくわくするのだ! 

=戸田晃建築設計事務所=




萩とhal

2009-09-09 13:22:59 | 小川エリア
(小川のほとりにある萩、リビングより眺める。しらつゆはおりてませんが、想像でね)

9月7日から24節気白露(はくろ) 太陽黄径 165゜ 大気が冷えて来て、露が出来始める頃

72候 第43候 草露白(くさのつゆしろし)草に降りた露が光るころ。

今週の日曜日に迫った建築士試験の為、連日の講義です。受験生のみなさまは大変だと思いますが、教える方も結構大変なんです。夏の初めから始まったこの講義も、授業が終わり、帰宅の車の中、窓から入ってくる夜風は、もうすっかり秋でした。。。
いつの間に・・・って感じです。

秋の草の萩の葉っぱに、朝の光を浴び、白く玉状の露が光る様を見て一句、といきたいところではあるが(なんて句は詠めない)、うちの小川のほとりに植えてある萩は、ボーボーに伸び、歩くのが邪魔で花がつく前に切られてしまうし、例の”芸者”と呼ばれる虫の、その成虫に食われ放題、なかなかうまくいかないものであるが、それもまた楽し である。

(「hal」日和、神楽坂・「うつわの手帖」カフェin「フレスコ」で会場構成しました、そしてまぎれて「住みこみ」本)
 
そして勝手にお知らせ。2009/07 沼津の器と生活雑貨のセレクトショップ「hal」の後藤由紀子さんが本を出しました。由紀子さんが日々の暮らしで感じる事や大事にしている事を、丁寧に愛らしく綴っている本です。 
わたくしごとですが、「hal」は、以前(2006/12)、「住みこみ」本を出版した時、出版記念巡回展をさせてもらった場所です。由紀子さんはじめ、後藤家のみなさまには会期中も、沼津の美味しいお店や、お勧めの海岸などに連れてってもらったりして、とってもお世話になリました。

「hal」日和/ (ナチュリラ別冊) (単行本) /後藤由紀子 著/主婦と生活社
http://www.shufu.co.jp/books/00004142.html
うつわの手帖〈1〉お茶 (単行本) /日野明子 著/ラトルズ刊
http://www.rutles.net/books/206.html

=戸田晃建築設計事務所=