「かつての職人の技と心意気が生み出す、日本のアンティークインテリアの魅力」
という事で、下記のHPで当事務所で設計のお宅も紹介されております。
http://www.houzz.jp/ideabooks/73536846/list
お時間があれば覗いてくださいませ
「かつての職人の技と心意気が生み出す、日本のアンティークインテリアの魅力」
という事で、下記のHPで当事務所で設計のお宅も紹介されております。
http://www.houzz.jp/ideabooks/73536846/list
お時間があれば覗いてくださいませ
現在のお住まいは幾度となくリフォームを繰り返していた末の形。
そこで昔の書類や図面をひも解きながら、新たに、現在の住まいに至るまでの変遷を追ってみました。この作業、現場の痕跡や、間取りのズレから当時、どのような要望だったのか?に始まり、作り手は何を考え、どのように手を入れたのかを推測しながら、工事の足取りをたどる…それはまるで、真実を追求しようと奮闘する刑事や探偵の様で、何かを創り出すというのとはちょっと違うのもしれないが、心が躍る作業です。
今回、2度のリフォームを把握できて、参考図面として施主にお渡しすることが出来た。その、かつての図面を見るなり、「あっ、子供の時にはここにアトリエがあり、絶えず人が出入りしていて、父親を囲みたびたび議論を交わしていたなー」とか、「食事は家族勢全員この3畳の部屋でしていたなー他にもっと広い部屋があるのに…」とか、その図面を囲み、施主家族の足跡(ストーリーというべきか)の話に花が咲いた。
また、それらの図面を基に、奥様が部品ごと切り分け、紙の上で並び替えながら、住まいに対する「思い」をいろいろお話してくれた。身近な家具や空間の絵なので、より一層リアルなスケール感が身についている様でした。
あれこれ楽しそうに並び替えている姿を見ていると、こちらも楽しくなりますし、計画案もぐっと密度が増します。
心が躍っているのは、設計者だけではないようです(笑)
またまた告知ですみません。
世界の建築・インテリアを紹介しているhomifyというサイトで、「フスマのデザインまとめ集」と題し、「有楽の家」の仏間が紹介されております。
その点について、ちょっと補足です。この仏間は3畳のタタミスペースになりますが、正面扉を開けると中から扉付仏壇が設置されております。つまり扉の中に扉がある事になります。なのでこのフスマが開き戸にすると、手前のスペースが狭くなる、また引違にすると、有効スペースが二分の一になってしまうし、閉めた時の印象がしつこくなる。
そこで考えたのが、一枚の大きな引き戸にすれば大きく有効巾が取れるし、すっきり見える。
問題は床柱。
正面左側が仏壇置き場で、床柱を挟み右側が床の間。
そこで、床柱の一部を引き戸と一体的に製作し、床柱ごとは開閉することとした。
伝統的な和建築を推奨している方には「邪道だ~」と怒られるかもしれませんが、限らスペースをすっきりと、最大限に利用する為の方法だったんだな~と、寛大なお気持ちで見てやってくださいませ。
南大沢・南風の家 が、世界の建築・インテリアを紹介しているHomifyというサイトでインド発の紹介記事として掲載されています。
画像はリビングです。本来、テレビの左側には既存の扉があるのですが、どうもごつく、インテリアとの調和も取れない為、新設したラワン合板仕上げ壁と同一材の扉を、既存の扉の手前に新設し壁の一部にしました。空間や質感を整理することもデザインの大事な要素と感じます。
ただしあちらの部屋に行くのに二つの扉を開閉しなくてはならないのですが…
www.homify.hk/ideabooks/1460329/the-vibrant-makeover-of-a-bare-japanese-home