住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

ほうし

2010-04-21 12:13:07 | 我が家の庭


日に透ける円形の影は?



葉の裏側についている胞子のかたまりです。
規則正しく、丸く盛り上がっている姿は、少々不気味です。

この瓦葦(ノキシノブ)は、シダも一種で、軒下などに着生することからつけられた名前。軒忍ぶとも言う。岩や樹木にも着生し、日本の庭にも相性が良い。
常緑であり、我が家のほぼ日陰のとんぼ池に彩りを添えてくれる。

=戸田晃建築設計事務所=

ほうちゃく

2010-04-20 09:48:08 | 我が家の庭


斑入り宝鐸草(ホウチャクソウ)お寺の建物の軒先に下がっている大型の風鈴で、風鐸(ふうたく)のこと。
これが咲いた状態。



木瓜(ボケ)の花咲きました。



我が家での雑草扱いタンポポの花も取り上げないとね。



これはいただきものですが、名前が~?



深山苧環(ミヤマオダマキ)の蕾。
この深山という響きが好きです。
深山といっても、観賞用に栽培された園芸種。



白山吹。こちらは山吹草と違って落葉低木です。
また、山吹のヤマブキ属に対し、シロヤマブキ属になる。

=戸田晃建築設計事務所=

芥子の花

2010-04-19 12:07:00 | 我が家の庭


白雪芥子(シラユキゲシ) の開花。
はかなげな名前とは対照的に、生命力は強い。地下茎をどんどん伸ばし、あちこちで咲いている。



中国名で血水草。その名の通り、血を薄めたようなオレンジ色の水が、茎の中を流れている。
腰痛に効く薬草らしいが、この色といい、生命力といい、本当に効きそう。



海老根も葉っぱの中から蕾が出てきている。この茎がグーンと30cmぐらい伸びた後、開花になる。



躑躅(ツツジ)の新芽。ねじられ、蓄積されたパワーが一気に噴出すかのような感じ。



山吹草第一陣開花。これから他の個体も次々と開花。



何の種類の菫だろう?白と紫の色の割合と、たたずまいが上品です。



でも、その菫もこんなところに植わっています。
そう、電気のスイッチのボックスです。
手前に見える穴は、電気の線が通っていた穴です。

=戸田晃建築設計事務所=

へびいちご?

2010-04-18 13:32:29 | 我が家の庭


あなたは誰?
中庭、小川沿いの苔の上に咲いた黄色い花。

私はてっきり、以前植えた金水引(キンミズヒキ)かと思っていたら、花が違う。

でも見覚えのある花。4年前に我が家の庭でひっそりと姿を消した岩金梅(イワキンバイ)の花に似ているが、子供の頃によく生えていた蛇苺(ヘビイチゴ)の花にもよく似ている。。
まあ、どちらもバラ科の多年草なので、似ていて不思議ではない。

岩金梅と蛇苺では、花後に違いが出てくるというので、引き続き観察しよう。でも、岩金梅だとしたらどうして今頃復活したんだろう??



武蔵鐙(ムサシアブミ)も生きてたみたいで何より。



二人静です。すでに静じゃあないでしょう~これからが咲きまくり、伸びまくります。



三葉躑躅の花後の新芽。こんなところから出てくる。

=戸田晃建築設計事務所=