住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

つぼみとつぼ

2011-04-04 18:46:45 | 我が家の庭


土佐水木の開花です。
春の青空との対比が鮮やか。



今年もはじけそうな三葉躑躅の蕾



岩八つ手のむこうには、一人静草がきました。



すでに静かじゃあない予感です!



ぱっと、ほら~っ。



と思えば、片栗草 いらっしゃい。



その片栗の開花です。
うつむき加減に咲き、どことなく品がある野草。
昔はこんな素敵な花が、野山のあちこちで普通に咲いていたらしい。



おととし、地におろした舞鶴草。
2年続けて、やってきてくれます。



山法師の木の根元に咲く、苧環(オダマキ)



も、開花です。



がんばれ、山芍薬。日本古来の芍薬は、ただでさえ地味であるが、さらに、おととしの猛暑で枯れたかと思った矢先の小さな芽。写真のもので1cmぐらいなので、その小ささが解るでしょう~

それを撮影している自分の姿はぞっとする!



中庭にある吉野躑躅の蕾。



その二日後、開花でした。。



手前のオレンジとの共演!

何でだオレンジが・・・
詳しくはHP「いえのことイロイロ」参照。



最後は春蘭の開花。
春、真っ先に咲いてくるこの花は、我が家にはとても嬉しいのですが、日陰でも咲き、ちょっとウエットなイメージとグロテスクな花。場所によっては、通商ジジババと言われ、変な名前だな~と思っていたら、蕊柱を男性器に、唇弁を女性器になぞらえ、一つの花に両方が備わっているイメージからこの名前がついたといわれるらしい。

なるほど~

3月3日と5月5日の間の日のお話し。。

ちなみに塩ずけなどで食せるらしい。。

最後にひとつお知らせ。

3月8日の私のブログでも登場した、ガスリーズアンティークスの塩見氏が、テレビに登場します。

仕事仲間のO部さんも登場しますので、お見逃しなく!(私はでていません)

4月7日 19時30分から「美の壺」/NHKプレミアム

=戸田晃建築設計事務所=