片栗

先月の中頃の事になりますが、我が家の庭の片栗が開花しました。

小さな花ですが、我が家の花の中では５本の指に入るくらい、気に入ってます。

うつむき加減のたたずまいが何とも言えません。

自分の中では、沢沿いの丘の上で開花　の絵なんですが…

 

こちらは小岩かがみ。１ｃｍ足らずの小さな花。後ろに見える岩組の下で一匹のひき蛙が冬眠していたと思われる。

以上、我が家の庭の風景でした。

続けてＹ邸続報。

中日

食事前のテーブルを実相院の「床みどり」に見立てて、京都に行ったつもりの連休中日

先月行ったばかりなのに、また京都に行きたくなりました。この連休はおとなしく仕事をしています。

正方形

今年の京都行きの目的の一つは、重森三玲の庭を見ることでした。
想像以上の世界にどっぷりと引き込まれました。

雑誌などで紹介されるのは下記の様な、庭単体としてがほとんどですが、実際はその背後の谷と裏山をもデザインしたかの様な、「借景」とはちょっと違う一体感がありました





谷向かいにはこのような風景が展開してました

規則正しく配置された正方形の敷石が、徐々にランダムになって遠景に溶け込む様は、見ているものを、凝縮された杓子定規な場所より、景色全体、はたまた空へと緩~く解き放してくれました

印象

桜の開花ばかりが騒がれてますが、三つ葉躑躅(ツツジ）もなかなかなものです。開花した先週、暦では春分の「桜始開」にあたりますが、我が家の庭ではこの頃を「躑躅始開」と読み替えてます。こっそりと、ですが・・・



こちらは春の特別拝観に合わせ、京都に行ってきました。
お目当ては法然院の堂本印象さんの襖絵。私にとっては25年ぶりの再開です。この襖絵は、安土桃山時代の狩野派の絵氏狩野永徳の長男、光信作の襖絵の裏面にあたる部分に書かれたものですが、決して引けを取らない存在感と、時代を超えた新鮮さがそこにありました。

そして法然院と言えば何といってもこの椿。くらくらするぐらい春を満喫しました。

寝床

あっ、ここで寝てたの～



事務所の階段前、良く人が出入りし、車も出入りしている。今年は雪も積った。

なのによく寝てたね～こんな場所で・・・

これを書いている今、時間は午後11時頃ですが、冬眠明けのひき蛙たちが大きな声で鳴いてます。ちょっと数えただけでも6匹。雌をめぐって恋のかけ引き中？

我が家を知っている人は解ると思いますが、街中の案外密集した住宅地で、庭も案外狭い。そこに最大で15ｃｍぐらいの奴が何匹もうろうろしている・・・

何か間違ってるでしょう～笑