住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

蜻蛉池

2013-04-26 14:50:33 | 


我が家の駐車場の横にある通称「自由研究の池」その名もズバリ、小5の夏休みの自由研究でトンボが来る池がいいという話になり、娘と一緒に創った池です。完成して4年め、厳密にはまだ未完成。随時ちょっとずつ手を入れてます。去年ヤゴの姿も見ました。孵ったかどうかは解りません。現在アメンボウも居ます。どこからか飛んできたのです。そう、飛ぶんです。しかしなんといっても一番の住人はヒキガエルのオタマジャクシです。たくさん居て酸欠にならないかと久し振りにモーターで水を循環させると、オタマジャクシまで一緒に循環してしまい、中央に見える吐水口よりオタマジャクシ出ちゃいましたので、スイッチを切りました。酸欠だと自分で水面まで空気を吸いに来るので、あまり必要ないみたいです。住宅密集地にある小さな池ですが、見ていて飽きません。

今朝のNHK朝のTV番組「あさイチ」で、以前ご自宅を設計させていただいた吉谷桂子さんが出演しておりました。
そう言えば、この池のほとり、斑入りのシダは以前、桂子さんから戴いたもの。今年も元気よく出てきました。この斑入りシダ、名前は忘れてしまったのですが、何でも希少な種類だとか。。我が家にあるとそうは見えませんが。。。笑

=「花と庭の家」=


冬物

2013-04-22 17:15:09 | 


冬物の洋服をそろそろしまおうかな、というような午前中のポカポカしていて、すがすがしい天気でしたので、一気にエマールしました。

昨日の沼津アルプス登山で濡れた洋服たちも、気持ちよさそうに風になびいてました。

と思いきや夕方になると肌寒い。

じっくり手洗いで、とひとつだけ残していたカシミアのセ-タ-があって助かった。

=戸田晃建築設計事務所=

お宅拝見

2013-04-14 18:15:16 | 我が家の庭


庭仕事にもってこいの季節。

あちこちにからみ始めたアケビの弦の剪定と、そしてあまりあちこちに行かないようにワイヤ-に巻き付ける作業-のついでにアケビの下に吊るしてある巣箱のお宅拝見。

あったあった、シジュウカラの卵。今回は3個。親はちょうどどこかに行ってましたが、その留守中も冷えないようにしているのでしょうか?しっかり綿の中に埋めてありました。

それにしてもこんなにきれいな綿、どこから見つけてくるのでしょうか~ね~。

底の方には相変わらず苔がひいてありましたが、私も大人です、せっかく根付いた我が家の庭の苔をはがしていこうが、そんな小さなことで怒ったりなんかしません。

無事に孵ってほしいと願うばかりです。
また見せてね。

=戸田晃建築設計事務所=

減植

2013-04-13 15:54:23 | 建築


建築用語で「減築」なんて言葉もあるが、植物も植えりゃあいいってもんじゃあない。ほっとけば雑草も生えるし、鳥達が運んできた種が実る事もあるし、株だって増える。この時期は新しく植える時期ではあるが、同時にいかに減らすかという時期でもある。
言ってみれば「減植」

いつもなら真っ先に抜かれる運命のこのタンポポも、通路の奥のその真中にすっと立ち、その姿があまりに堂々としていたので、抜こうとする気持ちが削がれてしまって結局抜くのをやめた。

そんなこと言っているといつまでもそのままになってしまいそうだが、「減築」同様、「減植」にもテーマが必要のようだ・・・

=戸田晃建築設計事務所=