住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

NAPOLEONIC BEE

2015-12-22 09:19:12 | 建築設計

毎度の告知ですみません。

世界の建築・インテリアを紹介しているウェブマガジンhomifyに「有楽の家」が紹介されております。「リビングを「イマドキ」に変身させよう!」と題し、リビングルームの提案です。

少しポイントを抑えるだけで、ちょっとやぼったいリビングでさえ、「イマドキ」に大変身します。最先端のお洒落なリビングで、優雅な生活を送ってみませんか。(文中より)

最先端と言われますと少々気恥ずかしいですが、紹介された「バンブルビ-ボックス」の、バンブルビー(Bunble Bee)は壁紙等の柄の名前で、オリジナルはフランスのリヨンにあるジョセフィン・ボナパルトの寝室にあり、別名をNAPOLEONIC BEEとも呼ばれる。この柄自体は最先端というよりむしろ伝統的といえます。

ナポレオンは19世紀初頭、衰退しかけたリオンの絹織物の産業を甦らせ、自邸の壁や家具用として発注していた。特に金の蜂の模様は、ヨーロッパでは「勤勉」や「労働」の象徴と言われ、ナポレオンも紋章の一部としても使用していた。またリオンと日本は19世紀中期、生絹の取引で交流があり、最近世界遺産にも選定された「富岡製糸場」とも深い関わりをもつ都市。そういえば先日最終回を迎えたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」もその時代の物語でしたね。

リビングは日常を過ごす場所。だからこそ、ほんのちょっとの工夫やこだわりでより豊かなものになるのかもしれません。

https://www.homify.jp/ideabooks/342141/

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東京ウエストサイド

2015-12-01 18:50:32 | 建築設計

(八王子芸者さんとのショット)

八王子発建築士よりテレビ番組ネタ。

明日から始まる「東京ウエストサイド物語」は八王子が舞台です。

詳しいことは下記NHKのHPを参考にしていただくとして、羽田美智子さん扮する母が「憧れだった芸者になる!」と言い出し、修行ののち、初めてお披露目するまでの家族の人間模様を描いているみたいです。

http://www.nhk.or.jp/shutoken/hachidra/

注目すべきは、花街としての側面もある八王子での撮影、地元の芸者さんや、八王子市民が多数出演しているという事。また修行を終えた母のお披露目の場所が年一回開催される「八王子まつり」であるというのも気になります

その「八王子まつり」は山車・神輿・太鼓・民謡流しetcと盛りだくさんのお祭りですが、その随所で流されている歌に「太陽おどり」があります。

武道館で歌ったことで、若い人には八王子発アーチストFUNKY MONKEY BABYSバージョンの方が有名かもしれませんが、「太陽おどり」と言えば、八王子市民には断然 歌/佐良直美 です。

♬ あの娘とあいつが 高尾の山からおりて来た 平和の花を胸につけ キンラキラキラキラキラ ♬

なんのこっちゃでしょ~?でも、八王子市民は小さいころからお祭りというとこの曲が、そう、垂れ流し状態で流れているので、いやでも覚えます。振付がありますので、盆踊りでの定番です。子供の頃は進んで踊ったりしちゃいました~学生時代には宴会で(自慢げに)歌ったりもしてました。でも霊山でもある高尾山から、平和の花をつけ降りてきた男女は一体誰なんでしょう?いや、歌詞の細かい意味なんていいんです(笑) 

興味がある人は下記YOUTUBEで!

https://www.youtube.com/watch?v=iMsydMesunM

♪ はだかでぶつかれ 若さでぶつかれどんと行け 振り返らずに止まらずに キンラキラキラキラキラ (中略) 太陽の街 八王子 〜 ♪

NHKのHPで、「太陽おどり」の2番の歌詞がピックアップされてました。ドラマ中でお母さんが就活中の娘に送るエールにも聞こえてきました。

八王子市民はそれこそ何千回と聞いているこの歌詞に、実は知らぬ間にどんと行け!と勇気をもらっていたのかもしれません~?

ページではまた、八王子という地域発ドラマで、ヒロインの家、面接会場、稽古場、お座敷など全て八王子で、どこを切り取っても「八王子らしさ」を感じられる と書いてありました。前回の萩原百合さん著の「日常を旅する」に対する私のブログでも書きました、「八王子らしさ」って何だろう?の答えが見つかるかもしれません?このドラマ、見てみようと思います。

NHK BSプレミアム 2015年12月3日 夜10時放送

八王子発ドラマ「東京ウエストサイド物語」