住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

八王子・妄想建もの その1

2013-02-09 21:28:53 | 地域


八王子・妄想建もの (その1) 「加島屋」

八王子に暮らして半世紀。暮らしながらに思う事、感じるものを「八王子妄想建もの」として不定期にご紹介していこうと思います。

誰に依頼された訳でもなく、持ち主に了承を得ている訳でもありません。これはあくまでも妄想です。

築125年の店蔵がカフェ&レストランに変身しました。店のたたずまいは当時の面影を残した設計です。1階は誰でもが入りやすく、また外部に面してカウンターがあり、テイクアウトもでき、カウンターで買ったものを、店内で食する事も出来ます。夏でもひんやりとする2階のスペ-スはワインセラーを併設する飲食スペースです。
店舗に向かって右側は竹ぼうきや亀の子たわしなど、昔からある定番ともいえる日用品を販売しており、不定期的ではありますが、展覧会のスペースにもなります。歴史ある建物で、昔からからの定番品と、新進気鋭の作家の造る日用雑貨のコラボレーションなんて事もあるかもしれません。またそれらのものを通して、お歳を召した方と若者の出会う場、交流の場所となる事でしょう。



八王子に住んでいる方なら知っている人の方が多いと思える甲州街道沿いの加島屋さん。築125年のこの建ものは、関東大震災や、第二次世界大戦の終戦二週間前に見舞われた八王子大空襲を耐え抜いた数少ないこの店蔵である。ちなみに八王子大空襲、2時間で1600トン余りの爆弾が投下されたとか。日本本土空襲では3番目の投下量であった事は意外に知られていない。今建っている私の事務所の場所にあった祖父母の家も全焼だった。「何もそんなに多くの爆弾を落とさなくても」と今更ながらに怒りを感じました。そんな、思った事、感じたものなどの「思い」を織り交ぜながらの妄想です。

                                      戸田晃建築設計事務所 戸田 晃


豊田

2009-11-27 03:21:52 | 地域


本日は、「中央線デザイン倶楽部」の第27回目の交流会で、豊田に行ってきました。高尾まで32駅であるので、完全制覇まで残りあと5駅です。もっとも、私は途中かなりサボってますので、何も言えませんが、シュウさん、事務局長の三星さんは大したものです。

豊田駅は日野市に位置し、八王子の隣り駅ですが、豊かな田んぼだから”豊田”といわれる事さえ知りませんでした。街をちょっとはずれた所、住宅地の一角に「黒川清流公園」という公園があり、散策路や湧き水がこんこんと流れ出る小川があリます。駅から歩いて10分ぐらいのところなのに、里山を歩いている気分でした。

上の画像は、その公園の端にある、ひょうたん池より中央線を見る。とにかく暗かった。。。



散策も終り、商店街に繰り出し、居酒屋「星の屋」で交流会。ヤカラやホッケの刺身は絶品!マッチや清水健太郎の曲とともに(古いか?)昭和レトロを満喫できる居酒屋発見!

中央線デザイン倶楽部はアート倶楽部じゃあなかった事に今更ながら気が付きました。(遅いか、、)

=戸田晃建築設計事務所=


次回は東小金井駅になります。

三多摩

2009-10-17 22:41:15 | 地域

(シュウさんがラジオでしゃべっています・・)

来週の日曜日に、我家のオープンハウス[緑と共に暮らす家]にお話に来てくれるデザインデレクターの萩原修さんが、ラジオの公開番組に出演するというので、急遽立川に出かけました。


  
とっても暇な家族!という訳ではありませんが、夜だというのに家族での観覧!!(他に行くところ無いのかね~~)
そして能天気にDJブースの前でパシャリ!余裕のシュウさんもブースの中で手を振ってくれました!

FM84.4(FMたちかわ)の東京ウェッサイという番組
http://www.tokyowestside.jp/

自分ひとりから生まれるモノ、人と人との間・関係から生まれるモノ 創造の形はいろいろあるな~とあらためて思う。
シュウさんの提言しているプロジェクトファームという考え方も、もうちょっと知ってみたいと思う。また、シュウさんは「シブヤ大学」の三多摩版とも言うべき「東京にしがわ大学」設立(準備)にも深く関わっている。

そこで朗報!?「東京にしがわ大学」の学長である酒村さんが、もしかしたら10月25日のオープンハウス[緑と共に暮らす家]に参加してくれるかも・・・お話を聞いてみたいものです。是非是非いらしてくださいね。

https://www.boo-hoo-woo.com/housing/sale/s0005/index.html


(EF13/戸田晃作品)

ラジオの中で宣伝をしていた、シュウさんが企画の 中央線デザイン倶楽部 第2回公募企画 「鉄道を見に行って、つくる」(ミニツク)展 もいよいよ10月19日(月)まで

先日14日、そのオープニングパーティーに行ってきました。前回も同様ですが、よくもまあいろいろな作品が集まるものだと関心する。


その中でひとつ、建築家 寺田尚樹さんの作品 作者いわく、「10年前、トッカイ(特別快速)が間違って国立に止まってしまった時の様子」だって、、「やっぱり中央線はこのオレンジ色に限る!」とも、、、いつもながら面白い~しかし、これ全部”紙”なんです。寺田さんの発想もさることながら、それを実現できる「かみの工作所」の技術力にも脱帽!

http://www.kaminokousakujo.jp/index.html


他にも個性的な作品がいっぱい!全く作風が違うモノが並んでいる様子は楽しい。国立方面にお越の際は是非、お立ちよりくださいね。

=戸田晃建築設計事務所=