住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

テスケン

2010-03-31 10:44:32 | 建築
手すり研究所 略して「テスケン」



握りやすさ、手触り、かたち など もちろん美しさも あらためて手すりについて研究しています。



登りながら曲がる。簡単そうで難しい。。



原寸模型を作って現場で検討。まだまだ発見の連続です。



そんな手すりの事を思って車を運転しながらふと正面のマンションに目をやると、

「あらきれい。」

白い壁に映るもうひとつ。影の手すりだった。

=戸田晃建築設計事務所=

木瓜の蕾

2010-03-26 13:22:16 | 我が家の庭


日本芍薬(シャクヤク)



これはうれしい。去年までの位置にはなかったので、今年はてっきりだめかと思っていた園芸種ではない片栗(カタクリ)。自分にとって、これが出てくると、里山の庭に近づく気がする。



こちらは紫陽花。斑入りで八重樫とか言う名前だったと思う。



舞鶴草の葉っぱの奥に、つぼみが見えてきました。



二輪草がますます増え・・・



三葉躑躅(ミツバツツジ)も勢い余って・・・爆発しそうな勢いです。



木瓜(ボケ)の蕾。開花まで後しこし。。


忘備録的なブログでした。。

=戸田晃建築設計事務所=

地上絵

2010-03-25 18:17:00 | 建築


マチュピチュに来ています。もちろんウソです。

現在進行中の現場で使う鉄骨の原寸図です。”地上絵”のような景色に見えます。

昔は、鉄骨工事の寸法のチェックは、こうやって1/1の原寸図面を床に書いてもらい、設計者がチェックに行ったものです。

今はコンピュ-タ-上でのチェックが主流です。



フムフム。。気持ちは完成した空間を行ったりきたりの空想中。もちろん、チェックはしっかりしてますよ!!

=戸田晃建築設計事務所=

とうた

2010-03-22 11:45:28 | 我が家の庭
植物には繁殖力の強いもの弱いものがあり、我が家のような狭い庭の場合、放っておくとある種の植物に占拠されかねない。

そこで人間の手によって意識的に淘汰する-つまり引っこ抜く。



その抜かれる立坪菫(タチツボスミレ)は生粋の日本産で菫の代表的存在。可憐な花であるが、如何せん増えすぎる。数を制限しないと忽ち増える。抜かれる前のワンショット!!



升麻(ショウマ)の新芽です。確か一葉升麻だったと思う。アスチルベと言ったほうがピンとくる人も多いかも知れませんね。



常盤忍(トキワシノブ)常緑の植物。背後に見える、毛に覆われた触手のような茎が伸び、その先で新芽を出す。その茎の生命力・勢いがちょっと怖い。



先日の吉野躑躅。朝のまだ暗い中庭に赤紫の色のかたまりが浮かぶ。



淘汰というか、こちらは雑草であるが、花は以外にかわいいのです。こっそり解放区を作って鑑賞。



佐渡朱鷺保護センタ-か朱鷺佐渡保護センターかごっちゃになる、今話題の朱鷺の名がついた大輪朱鷺草(タイリントキソウ)去年のシワシワの球根から芽が出る。



朝日を浴びて、まだ薄暗い中庭に、すっと立つ岩八手。

=戸田晃建築設計事務所=

はな→花

2010-03-21 14:34:45 | 我が家の庭
昨夜はすごい風でしたね。

あんな嵐みたいな風の日は、もし山野草を始めた8年前だったら、折れはしないだろうか?花も飛んじゃう~と、それはもうきが気でなかった と思う。

しかし、今はあまり気にならなくなった。だめならだめでしょうがない。。広い意味で自然の摂理と考える様になった。にしても・・山野草を通して見る時、明らかに異常と感じる時がありますがね。



先日の一人静、咲きました。
 


岩八手、咲きました。丹頂鶴の頭に当たる部分、花の根元のちょっと赤いのと、葉っぱが鶴の羽を広げたように見えるというが果たして・・・



トンボ池の立金花(リュウキンカ) (写真手前) 雪解け水の流れる小川の縁などで、長く茎を伸ばした先に黄色い花が、流れの中でゆらゆらしている景色を思い浮かべる。。

子供の頃、森や林の中にある水溜りのような、池のような場所が好きだった。。そこには何かとてつもないモノが居そうな、恐怖感とわくわく感。



カヤツリグサ科 鏨草(タガネソウ) 前年の枯れた草のその先から新芽を出すという珍しい草。この時期、一気に彩度が増す。



舞鶴草の大葉の種類が出てきてくれた。



鏨草の間から出てきたユリ科の雪笹(ユキササ)。最初は別けて植えていたが、何時しかごっちゃに!! タガネは名前が名前ナだけに、それに負けず出てきてくれ~



トンボ池のメダカ。あんな小っちゃいのに、ちゃんと影ができているのはかわいい。(当たり前かぁ~)



山苧環(ヤマオダマキ)?我が家には大小2種類の苧環草があるが、こちらは小さい方。苧環は麻糸を巻きつける時に使う糸巻きの事。花の形を見立てている。キンポウゲ科。開花まであと少し。。。



破れ傘も登場。キク科の多年草。こちらは成長の姿を傘を開く姿に見立てる。

日常 生活している中で、毎日が常に変化しているなんて事は、そうあるわけではない。

=戸田晃建築設計事務所=