住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

おまじない?

2014-02-26 12:42:54 | 生活のアイテム
先日伺った施主の息子さんに帰りがけにもらったカード。何かのおまじない?暗号?



そ-か、迷路なんだ。
でもこの道迷い様が無いんですけど~
カードと一緒に「迷わないで帰ってね!」のうれしい一言。ありがとう。...

おかげ様で道に迷うことなく、袋小路の先にある赤ちょうちんの誘惑にも負けず、真っ直ぐ帰る事が出来ました。

あっ、そうゆう事だったのね。やはりおまじないでした・・・

門出

2011-03-08 23:26:18 | 生活のアイテム


今年の1月の事。私の愛車であるイタルジェットの調子が悪いので、私の仕事仲間ともいうべきガスリーズハウスの塩見さんのところにドック入り。

と、言っても、塩見さんに直してもらうのではなく、いろいろと教えてもらいながら自分自身でエンジンを降ろしたり、いじったりしていた。



この1月でこの店も終わり、バイク弄りを通し、この空間での最後のひとときを味わった。

いつもそこにある!
それがなくなるってどうゆう事なんだろう?



結局、色々と考えたあげく、僕よりも愛情を注いでくれそうな人に譲ることに。。
塩見さんいわく「これでこのバイクの生涯をまっとうしてくれるだろう~」

そうか素材なり、商品なり、、寿命ともいえるかもしれないが、その生涯を「まっとう」させてあげる事が大事なんだ。

裏返して言えば、使い倒す事。使い倒せるものを創る事。



そしてドナドナドーナドオナ♪

ガスリーズハウスにバイクに・・・  ちょっと寂しいが、新たなる門出!

塩見さん、また一緒にいろいろやりましょう!!

=戸田晃建築設計事務所=

ブレーク

2009-12-31 17:33:01 | 生活のアイテム


いやーぁ寒い大晦日です。八王子では昼間雪がちらつきました。。

ちなみに今日は 第66候 雪下出麦(せっかむぎをいだす)雪の下で麦が芽を出す 頃とされる。
寒さはこれからですが、雪(土)の下では次の準備が行なわれているのですね。

ふと中庭に目をやると、北風吹きすさぶ中、寒椿の花びらがその風にじっと耐えていました。

「がんばれ!」

来年は”大ブレーク”しないまでも、強風にもじっと耐え、お蕎麦のように細く長くゆきたいものです。せめて”大ブレーキ”が掛からぬように。。。

良いお年を!

=戸田晃建築設計事務所=

虫干し

2009-12-23 11:43:49 | 生活のアイテム


昨日12月22日は冬至。一年中で一番昼が短い。。といわれると、急にお日様の光が有難く思え、ついつい、仕事の合間にカメラを出して、虫干し?をしました。

一時は散々使っていたマニュアルカメラも、いつしかデジタルに押され、気がつくと棚の奥に仕舞われてしまっていた。

久しぶりに手にとって見るとずっしりと重い。シャッターをきる瞬間、カメラ全体が揺れる。独特の機械音も健在!

でも、カメラも撮るんじゃあなくて、撮られちゃおしまいだね。contax T-2とNikon FMよ!もっと使うからね。。

このまじめな”機械音”は動いているという安心感がある。この暮れ、一台のパソコンのOSが逝ってしまった事があったから余計そう思えるのかもしれない。あ~あ。。。

そんな訳で、通信等で迷惑をかけてしまった方々、ごめんなさい。。



画像が一部消えてしまった一昨日のハウスの外観。パソコンよしっかりしてくれ!



そして夜は建築士試験の合格祝賀会でした。皆さん本当に良かったです。おめでとう~

=戸田晃建築設計事務所=

時間

2009-11-12 00:23:00 | 生活のアイテム
(セイコークラウン)
手巻き時計のバネの音を聞いていると気持ちが落ち着くのはなぜでしょう~

いくつかある腕時計のほとんどが手巻き。しかもというか当然というか、全ての時計の時間が早かったり、遅かったりとクセがある。いつも診てもらっている時計屋さんに持っていけばある程度調整してくれるはずであるが、それも個性と思ってそのまま使っている。
腕に時計はしているものの、その時間を信じていない自分に、ある日気が付いた。もしかして自分にとって、正確な何時何分を知ると言うより、”時間のスパン”を知りたいというか”目安”程度と考えているのかも。正確な時間を知りたい時は、携帯電話や駅などの時計を見る事にしている。

暇な時、時計に耳を当て、そのバネの音を聞きながら時を刻んでいるのを感じる。。。

妻のおじいさんが使っていたセイコークラウン。
当時、セイコーの時計が世界水準に達したと認められた機種だそうです。
生まれは1959年頃。私と同年代の時計です。当時の金額で5200円。
定期的にオーバーホールをしているので、絶好調。気に入ってます。

それにしても、時計バンドってどうしてすぐ切れるのでしょう~しょうがないから自分で作る事にしました。これでますます愛着が湧くってもんです。。。

=戸田晃建築設計事務所=