住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

夏の終わり

2010-09-02 00:42:17 | 我家の歳時記
いやー久しぶりです。書かない期間があると気になるかと思いきや、以外に平気な自分がいて、気がつくと1ヶ月以上書いていない。



夏の終わり、我が家のインターホンのある場所に百合の花が咲いていた。去年の8/21のブログでも紹介した”旅する雑草”高砂百合(タカサゴユリ)である。
今年はこんなところに種を飛ばしたんだね。踏まれるぞ!!



今年はなんだか慌ただしく、去年に続き耕していた畑になかなかいけなかった。そしてこの日照り。作物の生育が思わしくない。。と思いきや、なんだかでかいものがなってるぞ~

いつもホームセンターでいろいろな苗を、気まぐれで買ってくるものだから、収穫の時には、何を植えたか忘れる。
毎年、トマトやナスといったレギュラーなものに加え、一つ二つ自分にはなじみのない野菜をチャレンジする。去年は瓢箪に薩摩芋、そして今年は

「きっと、トウガン?」

と、収穫し、恐る恐る豚肉と一緒に煮てみると う~ん うまい!! 



建築の専門誌を見ていると、目にいたいページが飛び込んできた。

きれいな商空間に、もう食傷してはいないか。ほしいのはデザインではなく、エネルギーなのに。

はっとする。。



夏の終わりに、猫とねずみの睨み合い。猫は口から炎のようなものを出して威嚇しているが、ネズミも負けてない!


・・・と、

パンツの裾をめくり、両足が海水につかりながら、「終わっちゃうね~」と、娘と一緒に寂しがる・・

=戸田晃建築設計事務所=

おみやげ

2010-07-05 19:29:03 | 我家の歳時記


娘が2泊3日の移動教室に発った。
「パパ、送りにきて!」と嬉しいことを言うので、ホイホイ出ていった。

出発間際、窓ガラスの向こうから、何か連呼している。
窓ガラスがあいていなかったので、声は聞こえないが、口の動きで、どうやら「おみやげ買ってくるからね」 の連呼。。

他には、何も言っていなかった。。



スーパーに買い物に行ったら、ん?空から傘が降ってくる不思議なディスプレー。でも傘が(もっと)きれいだと、雨の日が楽しいかも

=戸田晃建築設計事務所=

ベトナムの人

2010-06-17 20:54:45 | 我家の歳時記


本日は講師の日だった。その帰り道。

町田の本屋に立ち寄ってみると、以前、木工教室でお世話になった前川秀樹さんの作った「旅する灯台」が来てた。
これはアノニマ・スタジオのブックフェアの一環で、いわば旅の途中。あちらこちらを廻っているらしい。。。
思いもよらぬところで、ふと出会うのは、まさしく旅!

あれおかしいな~

旅をしているのは灯台のほうなのに、なんだか自分が旅をしているように思えてくる。

まあ、自分の仕事は、明日さえもどうなるか解らないフリーランス。日々が旅みたいなもんか~



家につき、休む間もなく、今設計している住宅の構造について構造設計士の事務所に相談に行った後、事務所に戻れたのが意外に早く、まだ外も明るかったので、急遽、娘とバトミントンをする。

そして日没コールド?の後、あまりに暑かったので、オートバイを引きずり出し、娘と2人でそこら辺をぶらぶら走り回る。。

これが意外と涼しい。ちょっとした夕涼みだ。

そう言えば、ベトナムに行った時、夕方になるとどこからともなく2人~5人乗り(中には6人ぐらい乗っているのもあった)の家族づれのオートバイで、町中がいっぱいになってたっけ。
あれも夕涼みだったと聞いた事がある。

我ら、ベトナムの人?

我ら、やっぱり旅してる?

そんな、なんでもない日常が、結構気に入ってたりする。

=戸田晃建築設計事務所=

レジャー

2010-05-03 01:45:30 | 我家の歳時記
GWです。

といっても、何で休みなのか?いつから休みなのか?よくわからない。

なので当然、GWの何か月前から計画をして、予約を取ってどこかに行くなんてことはできない。

したがって、行き当たりばったりの旅。

若い時の自分はあてもなくフラフラと旅に出たりしていたが、年を重ねても、家族ができても大して進歩はしていないのである。。



それでも少しでも楽に、楽しく ということで、車のシートを少し倒し、兆番でつないだ板を、ダッシュボードとリアシートの間に渡す。

幅30cm長さ180cm



これは何かというと、ベット!子供なら らくらく寝れる。ほらね。

大人の私も何とかいける。このベットで何日かの夜を越えた?娘にレポートすると、「うん。寝れた。でも、何度か落ちそうになった」とのこと。

どうりで、リアシートに、(そのシートと同じ高さの板でフラットにして)寝ていた者(私)が、踏まれて、夜中に目が覚める訳だ。

三人目は運転席を思いっきり倒して寝る事が出来るが、寝返りができないのが難点。。



そしてこのベット。位置をずらすと、テーブルにもなるすぐれもの?

いざとなれば車のトランクにはキャンプ用具一式が入っているので、そちらのほうが数段居心地がよいし、いくらGWだといってもどこかには一張りぐらいは余地があるものだ。

しかし、以外にも娘はこの狭いセダン型乗用車での”車中泊”が気に入っている。このシステムで、零下の八ヶ岳、家族3人泊まったこともあるのだ。

今、娘は小学生だから、狭いことや不便なこと、寒い事さえ楽しんでくれるが、こうやって付き合ってくれるのも時間の問題だろうな~と思いつつ、相変わらず宿泊先の予約をとろうとする気配が全くない父であった。。

でも、本当の時間の問題は、私と妻の体力かも知れないなぁ~

=戸田晃建築設計事務所=