住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

踏まれて育つ

2010-07-02 12:40:25 | 我が家の庭
(写真上部にタイヤが見える)

踏まれて育つ。

我が家の北側の庭。
庭の拡張工事が、駐車場まで進出。
沢の流れと植栽が車路にはみ出て、車が入れづらいったらありゃしない。。

「誰だ!こんなところに造ったやつは!!」 

あっ!自分かぁ~

写真は車路脇の苔。

運転の加減で、つい踏んでしまう。。
いつかは、自分たちの作った池に脱輪、「お池にはまってさあ大変」を地でいきそうで怖いのである。

しかし、育てるのが難しいと思っていた苔たち。
好きな苔を買ってきて、貼って・植えてもなかなか育たなかったが、この車に踏みつけられてる苔は、案外調子よく育っている。

苔の手入れの方法でも、最後にかかととかで踏みつけるよいと、何かに書いてあったが、車でとは書いてなかった。
今日も、「ごめんね。」とか、心の中でつぶやきながら、車の出し入れをしているのです。

興味のない人には、たかが苔 なのですけどね。



植木屋や山野草屋で買ってきた植物の花を見続けていると、何でもない雑草の花で、妙に安心することがある。

それは、豪華なコース料理が続いた後の、何でもないお粥が嬉しかったりする感覚に近い? 庶民丸出し~



変な枝? 変な葉っぱ? どっち??

その”変な”を感じさせた時点で、擬態 ばれてるでしょう~
でもかわいいから、気がつかないふりをして、そのまま観察しよう。

早速、娘に報告しなきゃあ。

=戸田晃建築設計事務所=

水音

2010-07-01 19:07:54 | 我が家の庭


お暑うございます。

こんな蒸し暑い日は、自家製の池の水の音に耳をやり、気分だけでも清流沿いでたむろっております。

ということで、画像は水草の花です。

いずれも一週間前の画像。



斑入りのヤブランの仲間 だと思う の花のつぼみ。丸い玉状の連なりがかわいい。



こちらは、盆栽(を地植えしたもの)の花。まるで霜降りみたいでおいしそう!? 盆栽の花は楽しい。。



山百合ももう少しで開花!



蛍袋(ホタルブクロ)の花。釣鐘状のこの花はうつむいて咲く。

地べたに這って撮影している自分の姿は、想像したくない。



何日か前に登場の、ショウマ(の白花)に、



黒竜(コクリュウ)の花に、

 
金糸梅(キンシバイ)の花に、



木イチゴの実。まだかな~

こう暑いと、記録をするだけで精一杯。

さっ! 今日一日講師で頑張った自分!ご褒美にビールでもどうぞ~

って、ご褒美出し過ぎ?

=戸田晃建築設計事務所=