3/28から行なわれていた森羅万象ツアーのファイナル公演へ。EASTひさびさに行ったかも。
この日、開場時間を勘違いして早く着きすぎてしまいました(笑)。前日にDEZERTのHPのライブスケジュールページを見て確認したら、開場16:00/開演16:30だったんですよ。それなので16:00過ぎに会場に行ったら、まだオープンすらしていなくて。なんでだろ?リハでも押してるのかなー?と思ってたんですが、券面を見たら開場16:30/開演17:00だったという。あぁ~。まぁ早く来るに越したことはないですけどね。
Aチケットは200前後、Bチケットも同じくらいだったので、フロアは結構余裕がありました。
■■■DEZERT
後方でボケーッとしてたら、トップバッターはまさかのDEZERTでした。地方ツアーは参加せずにファイナルだけ出演なので、よくよく考えればまぁそうか。
またもSORAさんの爆音ドラムから幕開けでした。毎回音の大きさにびっくりしてしまう。
きょうもハコ常設のYAMAHAのセット。衣装は新アー写同様、ノースリーブライダース、腕に赤いバンダナ。そういえば4/30のCureフェスのときも、メンバーみんな新衣装だったんですね。
続いて登場したMiyakoさん、SaZさんも新衣装。みーちゃんの足元はマーチンっぽい白いブーツでした。SaZさんはスニーカー?かな。あと顎ヒゲを生やしてました。いよいよ本格的にサッカー選手かもしれない。
さっちゃんのスラップから「肋骨少女」が始まり、千秋さんが登場。無造作なウルフっぽいヘアスタイルで、目の下を赤くしたメイク。白のロングシャツにジャケット(ジャケットは1曲めで脱いでいた)、ネクタイ、ハーフパンツにハイソックス、黒ブーツ。
「肋骨少女」演奏後、千秋さんが「前に詰めろ! (観客の1人を指差して)お前だよお前!」「2柵いらない!」「後ろ! 前に来い!」と煽る。そしてステージを降り、観客を前に追いやりながらフロアを闊歩。わたしも前に移動したんですが、通りすがりの千秋さんに背中をドーンと押されました(物理)。
ちらっと後ろを振り返って千秋さんを見てみたら、センターの2柵を引っこ抜こうと、歯を食いしばりながら必死にガッタガタゆすってました。はたから見たら奇行である。
そんな中「ゴシック」へ突入。スタッフさんにジェスチャーしてマイクを手に入れた千秋さん、そのまま柵の足掛け?に登ってそこで歌っていました。この曲ではまるまる2柵にいたように思います。前方ではボーカリスト不在のステージに逆ダイ、そしてモッシュが巻き起こる。
「「殺意」」は赤と緑の照明。Miyakoさんも歌詞を口ずさんでました。この日はニコニコというより終始クールな表情。これまでの衣装はブラウスだったからわからなかったけれど、新衣装は首まわりが開いていて汗が光っているところまで見えるんですよね。ブンブンと縦ヘドバンもしていて男らしい雰囲気。
ステージに戻った千秋さんはセンターで身を乗り出して歌っていました。
「包丁の正しい使い方~終息編~」では、千秋さんがいきなりMiyakoさんの目の前に。真顔で「なに」と口パクするみーちゃん。次の瞬間千秋さんが、片手でMiyakoさんの両ほっぺをむぎゅっとやってました。真顔のままのみーちゃんが、なんやこいつ?みたいな目を千秋さんに向けていたので、上手の住人からは笑いが。
そのままギターを奪った千秋さんが、上手で「東京生きてますかー? (客席:ヴォーイ!) そりゃーよかった。もう少し暴れようか!」と煽る。千秋さんのギターが自由すぎて、ちょっとグダりそうだったんですが、SaZさんが半強制的にベースで曲の流れを仕切っていてさすがでした。
Miyakoさんはセンターで拳を突き上げ、オイ!オイ!とフロアを先導。そのあとフロアにも降りて、たぶんモッシュに混ざってました。
千秋さんはギターに徹していたので、またもやボーカリスト不在(笑)。でも、途中でMiyakoさんにギターを返してちゃんと歌ってましたね。
終息編のあと、わざとすれ違いざまにMiyakoさんの肩にぶつかりに行っていた千秋さん。Miyakoさんのこと好きすぎでしょ…!
そして未音源化のストレートなロックナンバー「ghost」。Miyakoさんのイントロのピッキングが、1音1音気持ちがこもっているように感じました。千秋さんもこの曲はセンターでマイクスタンドを立てて、しっかりと言葉を噛みしめるように歌う。この曲のストーリー調の歌詞、やっぱり好きだなー。SaZさんとSORAさんはアイコンタクトをよくしていて、ラストのキメも息を合わせてました。SORAさんはステージを去るときに、左胸をトントンと叩いていて最後まで男前。
5曲やっているのに感覚的にはすごく短く感じました。
複数対バンのトップバッターだと、やっぱり会場の空気もどことなーくぎこちなくて、客席乱入はなかなかのギャンブルだったと思います。空回り一歩手前な感じもありましたね。それにしても、短いイベントだと最新アルバムの曲はやらないのかなぁ。やらないと聴きたくなってしまう。
【SET LIST】
01.肋骨少女
02.ゴシック
03.「殺意」
04.包丁の正しい使い方~終息編~
05.ghost
■■■THE MICRO HEAD 4'NS
昨年10月にex.A(エース)のNimoさんがボーカリストとして加入したTMH4'NS。前半はEDMっぽい曲、後半はバンドサウンドに重きをおいた楽曲、というようなセットリストでした。
TSUKASAさんって、もはや最上川の印象が強いような気がしていたんですが、やっぱりドラムカッコいいわ。ツインペダル!
みんなキャリアがあるので、どのプレイヤーを観ていても楽しい。
MCでは、SHUN.さんの話し方が学校の先生みたいだとツッコむNimoさん。それに対しSHUN.さんは「こんな頭(ブレイズ)の先生おらんて!」とツッコミ返していました。
あと、観客に目をつむらせて、「THE MICRO HEAD 4'NS知らない!って人~?」と自虐的なアンケートも開催。意外と多く手が挙がっていて、「あっもう(下ろして)いいです。心が痛くなる…」とSHUN.さん(笑)。
ツアーの思い出や感謝の言葉もNimoさんが述べていました。ちなみにこのあとに続くバンドも、ツアーファイナルを迎えて感慨深いというMCをしていたんですが、ポンとファイナルにだけ出たDEZERTはホントになんだったんだろう?とちょっとジワジワきました…。
■■■Anli Pollicino
4/30をもってベースの将寿さんが突如脱退し、話題になっていたアンリ。サポートは入れず4人でのライブでした。
が、ライブ開始早々機材トラブル。上手ギターの琢磨さんが引っ込んだので、ギタートラブルかと思ったのですが、同期のトラブルだったみたいです。琢磨さんとドラムの清澄さんで調整していて、ボーカルのShindyさんと下手ギター&DJのYo-1さんがMCでつなげる。結果的に15分くらい中断していたような。
4人になりました、とは言っていたけれど、メンバー脱退の理由などについては特に言及せず。
Shindyさんは(眠っているときのほうの)夢の話をしてました。最近は空を飛ぶ夢を見たそうで、なぜかブロッコリーを持って飛んでいたそうな。
Shindy:僕は、夢の中だと好きだった人に好きって言えたり、キライな人に死ねよ!って言えたりもするんです。
Yo-1:こらこら、お口が悪いよ~!
なんてやりとりも。
トラブルが長引いていて、Shindyさんはもう少し待ってね?とフロアを気にしつつ、自身も焦っているように見えました。Yo-1さんはずっとニコニコしていて、常に明るい声で、完全にプラスオーラの人だなぁと。安心感ハンパない。
ラストに披露された「白百合ヴァネッサ」、サビがキャッチーで印象的でした。いい曲。
最後にShindyさんが「この4人で再出発するのでよろしくお願いします!」と力強く挨拶。4人全員で前に出て、深々と一礼していました。
■■■ギガマウス
スロットマシーンの擬人化みたいなヴィジュアル!! カラフル。あとから知ったのですが、ボーカルはex.Ap(r)ilのヒナタさんなんですね。変わりすぎていて全然気がつかなかった。素のままというより、「式」というボーカルになりきっているような感じでした。
幕が閉じたままの状態で、式さんが会場を煽り、「監獄ロックメン」からライブスタート。“Cutしたい”→右手をチョキにする、“Fxxk off 期待”→左手の中指を立てる、“Bad 未来”→その両手をクロスする、という振りがあって、ツカミばっちりでした。その場で駆け足とかもあって。
が、歌、演奏ともにあまりメリハリがないように感じられて、自分はちょっとニガテなタイプのバンドでした…。YouTubeも観てみたんですが、MVではよくても、ライブ映像になるとあれ?ってなる(苦笑)。結成2年半なので、もう少し経ったころにまた観たいです。
■■■ベル
ex.AYABIEの夢人さんや、ex.PLUNKLOCKのハロさんらによるバンド。ほんのりレトロで歌謡曲チックな楽曲がハロさんの声にばっちりハマっていて、聴けば聴くほど引き込まれていくライブでした。1曲1曲の個性が立っているというか。
「涙傘」という曲でベースの明弥さんのスラップが炸裂していて、見入ってしまった。
TMH4'NSのMCに引っ張られたのか、ハロさんが先生風の煽りをしていて、夢人さんにツッコまれる場面もありましたー。
フェストとSCAPEGOATは見送り…すみません。