ラルクの25周年ライブ2日目!のライブビューイング!
一般で申し込める最初のチケット先行から申し込みチャレンジしていたんですが、まったく当選せず、今回は映画館で鑑賞することにしました(ステージバック席は博打すぎて買わなかった苦笑)。
ライブビューイングというものに初めて行ったのですが、着席状態ではあるものの手拍子・拍手OK、合唱OK、ペンライトOKで普通のライブと同じように楽しめるんですね。とはいえ本物のライブのようにワーッと盛り上がるのではなく、超超超ひかえめなノリです(笑)。
でもhydeさんが「全国の映画館でも中継されてて〜」とMCで触れてくれたときは、大きな拍手が起こりました!
音は普通の映画と同じ感じでした。臨場感を求めるなら絶対にナマの現場のほうがいい。
カメラワークはメンバーに寄った映像が多かったです。そういえば、現地のライブが始まる前(開場時間中)に、kenさんのヒョウ柄アンプ、tetsuyaさんのトリコロールカラーのアンプ、yukihiroさんのスネアに揃えて置かれたスティックも映し出されていてカメラさんGJ!と思いました。
ライブは新旧の楽曲をまんべんなく、ベストアルバム的なセットリストでした。固定のセットリストがあって、1日目と2日目めで何曲かその日限定の楽曲が演奏された模様。
特筆すべきは、過去の秘蔵映像をということで、90年代のメンバーのオフショット映像などが公開されたあとに、「花葬」「侵食〜lose control〜」「HONEY」のシングル3枚同時リリース(1998年7月8日)を告知する当時のCMが流れ、2017年のメンバーがその3曲を続けて演奏した場面です。
hydeさんは白っぽい金髪をオールバックにして黒いシャツ風の衣装で、まるで「花葬」のPVから抜け出してきたようだったんですよ。約19年前と遜色ない美貌と深みの増した歌声でひれ伏すしかなかったです…。
この3曲にはバックにポールダンサーも4名ほどいてカッコ良かった。綾波レイみたいなモノトーンのロボ風スーツを着たおねえさんで、ボリュームのあるツインテウィッグで白い仮面をつけてて。怪しげな雰囲気にマッチしてました。
そうだ、序盤の「真実と幻想と」「forbidden lover」「Shout at Devil」のダークな3曲も良かった。kenちゃんの作るこういう暗めの曲があってこそのラルクだなと。hydeさんの歌からも気迫を感じました。
バックに映し出される映像も荒れた海や燃えさかる炎など自然や大地を彷彿とさせるもので、メンバーの神々しさが半端なかった。
前半のhydeさんの衣装は砂漠の姫君みたいで。ベージュとホワイトで派手なカラーはいっさい使ってないのに華やかでした。
デザインは小学生のころに読んでいた児童文学「シェーラひめのぼうけん」に出てくるシェーラを彷彿とさせた。ユッキーは髪型がシェーラだった。
ライブ後半では、わたしがラルクに興味を持ったきっかけの曲、「NEO UNIVERSE」も聴けたので感無量。固定セトリに入っていて良かった…。ステージと客席の上を空飛ぶ車が飛んでいましたね。次はナマで聴くのが夢だなー。
で、アンコールに突入し、ラストを飾ったのは「瞳の住人」。この曲を演る前のhydeさんのMCも良かったんですよ。
要約ですが、「25年前はなにしてたかなぁ? ……理想を追いかけていた、好きな音楽や先輩を。でも今はたくさん後輩ができて、同じ場所に立ちますと何回か言われたこともある。
人生の半分以上L'Arc〜en〜Cielをやっているけど、これからもその月日が長くなっていけばいいなと思います。楽しいことも苦しいこともあったけれど、今みんなの笑顔を見られるための道のりだったのであれば、悪い道のりではなかったなと思います」というような内容で。
後輩アーティストにもファンにも夢を与える話だなと思ってじんわりとした感動が広がりました。
「瞳の住人」、ラストのサビでは白い羽根が天から舞い落ちていました。美しかった。
終演は20:30ごろ。23曲3時間半に渡る壮大なライブ(ビューイング!)でした。
【SET LIST】
01.虹
02.Caress of Venus
03.the Fourth Avenue Cafe
04.Vivid Colors
05.Lies and Truth
06.真実と幻想と
07.forbidden lover
08.Shout at Devil
09.RAVELATION(vo&dr:hyde、gt:yukihiro、ba.tetsuya、dr.ken)※ムービングステージで移動しながら
10.風の行方
11.XXX
※メインステージへ戻る
12.花葬
13.侵食〜lose control〜
14.HONEY
15.MY HEART DRAWS A DREAM
16.NEO UNIVERSE
17.STAY AWAY
18.Driver's High
19.READY STEADY GO
EN.
20.Don't be Afraid
21.Blurry Eyes
22.Link
23.瞳の住人