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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

「学んだこと」を活かせるか☆

2013-01-07 13:29:22 | ひとりごと。
そういえば新年早々、イラっとしてしまいました(~_~;) なんだか思い出すたびにイラっとする。貯めていいのは貯金だけ。イライラを溜め込んでいいことはありません。
よってここに!書いてスッキリ!関係者だれも見ていないので。

何かというと、


お正月、あるご家庭にお年賀の挨拶に家族で伺ったの。日にちも時間もお約束の上で、昼食も一緒にする予定。
ところが
お玄関先で新年のあいさつをして、靴をぬいであがったところ、
そこのおうちの人が「………」玄関でだまって立ってるだけ。右は和室、左はリビング、どちらへ?
去年も行っているので、いつもなら和室だからと思いつつも「あの、どちらに?」と聞いたところ
「ああ、そっちで。」と、和室を指差すのです。それで、ふすまを開けて入ったところ

…寒い。

だからね、「お昼頃」って時間の約束もしてちょうどその時間に行ってるわけじゃない、こっちは。
部屋が寒いって。何?

いちおう、大きい座卓と人数分の座布団は出してあり、お箸やおせちのお重などは並んでいる。

部屋へ入りました。コートは玄関先で脱いでますから、手に持ったまま「コートどうしましょう」と言ったところ
「え?そのへんにおいといてもらえれば」

…「そのへん」て。おいておくって 何?ハンガー使わないのこのうち。

こっちはお客なんですけど!?

寒い中コートも着ないで来るようなご近所さんじゃあるまいし
電車で1時間半もかけて来てるんですよこっちは。

そして、みんな揃って食事という時、全員で9名いたわけですが、 みんな座ったまま。
たった一人だけ 台所で何か用意したり 何度も往復していろいろ運んだりしている。
誰も手伝わない。ずっと座って、しゃべったり飲んだり。
私だけ手伝いに立って、行ったりきたりしてたんですけど、弟に「落ち着いて座ってたら」なんて言われるザマ。

もう、私は怒りました。

何、みんな知らんふりしてるの?手伝いなさい!
これだけ人数がいて、誰も手伝わないってどういうこと?座ってれば食べられるなんて、考え違いです!
食べたい人が運べばいいんです!みんなでやったら早いでしょう!
シチュー食べたいって言って騒ぐのはいいけどだったらスプーンを持ってきなさい!
一人だけが忙しく働いてあとの人は何もしないなんておかしいでしょう!!


みんな「………」さーーーっと立ち上がって、手伝いに行く。あたりまえです。

こんな家はいやだ。

どこの家かというと

私の実家です。

昨年、浦和(埼玉)の土地や家を処分して、世田谷に引越し、弟夫婦と同居を始めたのです。
同居といっても、2階の6畳2部屋が両親の部屋で、1階全部と2階のあと2部屋は全部弟たちで使っている。
両親は「間借り」してるような感じになってしまった… 家を買うときもだいぶ(というか相当)援助したらしいのに。
お手伝いさんみたいなことに…


完全に自分の実家、というわけではないので、私も帰省という感じではありません。弟の家に行く、という気分です。
親がいる家が実家、という意味では、実家と言えるのですが。

玄関先で突っ立ってるだけで「ああ、そっちで」と言ったり、コートは「そのへんに」と言ったり
手伝わないでずっと座ってる というのは弟のお嫁さんです。
弟夫婦には一人娘Sちゃんがいるのですが その子も何もしない。
Sちゃんはうちのこぐまちゃんと同じ小学6年生。幼稚園だか小学校だかよくわからない名前の有名私立小学校に通っている。通っているけど何もしない。
いい子なのに、家のことをしないのはよくありません。お手伝いはやってあたりまえよ。

一人だけ働いている というのが 74になるうちの母親です。

ね、おかしいでしょう。弟にも怒りました。あんたたち、何してるの?お客さんじゃないでしょう?
さっきからベターっと座ってビール飲んでる。ばかみたい。お嫁さんも一緒に飲んでる。

私が言ったら、みんな動き出しましたが、言わなかったらずっとあのままよ。

母親にも「ちゃんと手伝いはさせないとダメよ」と言ったら「あの人たちはお客さん気分だから」と言って、下を向いてシチューを煮ている。…なんか、気の毒というか、ため息が出ました。
同居は双方で話しあって決めたことだから、私が口を出すことではない。
でもねえ。


夕飯は駅前の中華レストランへ行ったのですが、ここも去年と同じお店で同じコースメニューでした。
コース料理のほとんどすべてにエビが入っている。
うちの旦那さんはキトサンアレルギーで、エビとカニがだめなんです。

もう、これは結婚するときからわかっていて、うちの両親ももちろん知っていて、
外食するときはあらかじめエビやカニのかわりにホタテを使ってもらうとか、いろいろ工夫をしています。
去年、ここで食事をしたときにもほとんど食べられなかったので、アレルギーあるってわかってたのに、
前もってはずしてもらえばよかった、という話をしたのに
忘れてる。

これが、自分のことだったり、自分側の身内だったりしたら対処するんでしょうが、
「ああ、忘れてた」で終わってしまうのは、何にしても冷たいことだと思いました。
もし、食べたらすぐに反応が出て、激しい症状になるようだったら、どうするんだろう?
エビをよけて食べてる旦那さんを見て申し訳ないと思った。うちの身内が冷たいことですみません。


あとは、下の子ちゃむちゃんが書いた「詩」がとても上手ということで、学年通信の表紙に載ったの。
それを持ってきて父に見せたのです。
「ああ、これはいいね、上手に書けている」などとほめてくれて、「ちょっと見てやってください」と、
お嫁さんにも見せようと父が手渡そうとしたところ、
「私は結構です。」と言って受け取らなかったんです。「ま、そういわずに」と父がまた言ったのですが
負けずに「いえ、結構です。」と断る。断るってどういう神経してるの、この人。
ちらっとでも見て、「ああ、いいですね」ぐらい、社交辞令で言えばいいじゃない。全然、無視するって。
自分の子しか目に入らないタイプ。家中全部、Sちゃんの写真でいっぱい。
以前、こぐまちゃんとちゃむちゃんの写真を、かわいい写真立てに入れて、両親にプレゼントしたことがあるんです。
それを、テレビの前に両親が飾っていたら、
この方は(お嫁さんね、) その写真の上から、自分のお子様の写真を入れて飾りなおしたそうです。
そんなことやめてください、って言ってよ、両親!何、されるがままになってるの!!

今回のことも、この方は私とはちょっとタイプの違う人なので、理解できなくても無理はない。
だいぶ前ですが、この方に「仕事はもうしないの?」と聞いたら、「興味ないんで。」だそうです。
したくなければしなくてもいいです。この方は結婚してすぐ専業主婦になりました。現在、自分のお稽古事は4つ。
そして週3回ランチのお集まりですって、場所はファミレスなんかじゃなくて帝国ホテルなど。
いいです、いいです。関係ありません。そういうカテゴリーの方はそれはそれで。

この方のことはさておき、学生時代のバイトも含めて、社会人になっていろいろ学ぶことって多いと思うんです。
社会へ出れば 接遇マナーだとかビジネスマナーだとか(この二つは似た様なものだけど)、CS(顧客満足)研修とかセミナーとか、「お客様目線で」とか「大切なのは思いやり」とか、さんざん学ぶと思うんです。


でも、それを、日々の中でどういかすか ってことが大切なんじゃないでしょうか。
「生活する場」って、職場だけではない。逆に言うと「家庭生活」がすべての基本です。

職場ではお客様に「こちらへどうぞ」と指をそろえてご案内、していたとしても、
家では「ああ、そっちで。」と指さすだけ。
「何時に来社予定」とあったら、使う予定の応接室の暖房を入れておく、会社ではそれをするのに家ではしない。

寒い季節の来客だったらコートをどうするか。すぐに帰るわけではなく、あがって、長居をするのであれば
迎える側が「お預かりします」と預かって、それぞれハンガーにかけて、保管をしておく。
そういう気働きをしないで、そこらへんに置いてもらう、って、失礼きわまりない。


私は、今まで教えてきた学生、女の子たちのことが急に心配になった。

みんな、教えたことはちゃんとやってるだろうか? 会社でも、家でも、同じようにきちんとしてるだろうか?
秘書検でもやったよね、「来客のコートを預かること、返すときには『こちらでございますね』と言ってはいけない。なぜなら、きちんと保管して当たり前だから、こちらかどうか など確認してもらうようなことは失礼。」
そこまで徹底して覚えたのに、まさか……「そこらへんに置いてください」なんて!やってないでしょうね(~_~;)
やってたら私は泣きます(T_T)いえいえ、やってないやってない。みんな、しっかり覚えてくれたもの。


特に、女性は家庭を持ち、いろいろなお客様を迎えるということがあるものです。
その時に、「学んだことを活かせるか」。

玄関先で、「失礼します」と挨拶して、玄関から出てドアを閉めた瞬間に「カチン!」と鍵をしめられた経験もあります。
こっちだってカチン!と来ますよね。何?どろぼう追い出したみたい。二度とくるかと思う。
こんなことをしてはだめよ。
「見送りのマナー」のところで、教えたよね。覚えてるかな、みんな……。

私が教えてきたこと、担当してきた授業の内容は決して無駄にはならない、
社会へ出てから、会社でも家庭でも、必ず役に立つことだと思えて、逆にすっきりした。

そんな感じの新年の出来事でしたが、うわべだけ見れば「ヤな感じ!」で終わってしまうけど、
仕事において「今までやってきたことは、決して無駄ではない、形になるから、このままがんばれ、一層の努力をもって、先へ進め」ということの表れにも思える。


ああ、書いてすっきりした。今度はいいこと書きます。

さて、原稿原稿。 
(原稿:担当科目の新テキストをつくっています。こういうお仕事のご縁が回ってくるのも、ありがたいことです。
今年もがんばります(#^.^#))


(^^)/~~~


コメント (2)
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