好きな事 嫌いな事

普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

小さなお別れ☆彡

2013-02-27 20:19:09 | おうちのできごと
毎週水曜日は、娘のピアノのお稽古があります♪

先生のお宅は、駅の反対側からバスで少し行ったところ。
幼稚園から通っているので、もう8年になります。

昔は送り迎えしていましたが、今は夕方6時のお迎えだけ。

実は、ちょうどこの春でお稽古終了させようと思っていたんです。
中学になるし、きりもいいので☆
本人もさほどピアノが好きではなさそうだし…
いやいやながらも、よく続けました。
「色おんぷ」→「メトードローズ」→「バイエル」→「ブルグミュラー」→「ソナチネ」
と、定番のレッスンをこなし、発表会も3回経験しました。

長年、よく教えてくださったので、辞めますというのもなんとなくさびしいような、
言いづらいような…複雑な心境で、お教室に行きました。


そして、お迎えを早めにいって、ご挨拶しよう、と
「こんにちは」とお玄関から入ったら お稽古中にも係わらず、
先生の方から、「あの、おかあさま。急なことなんですが」とおっしゃったのでビックリ。

結果からいうと、
なんと

「3月いっぱいで、お教室を閉めることになりました。」


えええっ!!!!!!!! それは……本当に急なことです……思ってもみなかった…


お稽古場は先生のご両親のご実家1階で、その2階と3階にご両親が住んでいらっしゃいます。

ところが、ご両親が高齢になり、階段の昇り降りができなくなってきて、体も弱ってきたので、
思い切って家を処分して、ご両親は老人ホームに入ることにされたそうです。
この場所(お教室)もなくなってしまうので、閉めることになった、ということでした。


この場所で、もう30年ピアノ教室を続けられていた先生。
今後は、出稽古のみ続けられるそうです。
やさしくて丁寧で、いい先生でした。子供が小さいころは、いろいろな育児の相談にものってくださった。
ありがたいことでした。

タイミングがいいといえばいいのですが、こぐまちゃんもショックだったようです。
いつまでも「ある」と思っていたものが急になくなる。
万物は流転する…  
帰り道、いろんな思い出が胸をよぎりました。
最初のころ、五線譜の上におはじきをのせたり、色鉛筆でぬったりするところから始めて、
ト音記号がうまく書けなくて、ものすごくヘンな形になってしまい、思わず爆笑したこと、
途中、つまづいて何度も「もうやめる」とべそをかいていたこと、
発表会が終わった後に行ったファミレスで、「ああ楽しかった!」とチョコレートパフェを美味しそうに食べていたこと、
などなど。


やめてしまうと、たぶん、ピアノは弾けなくなる。弾けなくなっても、楽譜を読むことはできる。
それだけでも、よかったと思う。
楽譜が読める、ということは、世界共通の言語がひとつわかる、ということです。
自分が弾けない曲でも、スコアを目で追いながら聴いたりするのも、楽しいです。


音楽は世界の共通語(*^_^*) ピアノはこれでおしまいだけど、
これからも、好きな音楽に親しんでほしいと思っています。


さようならピアノ教室、さようなら岡本先生。長い間ありがとうございました。


(^^)/~~~









コメント (4)
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