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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

こんな指導方法って許せる?

2006-06-16 23:32:14 | ひとりごと。
昨日、文章表現の授業中、担任の先生から、急にインターンシップの学生紹介カードを書かせて欲しい、との申し入れがあり、
了解して、書かせていたのです。
あとからインターンシップ担当の講師が来て、カードを回収するので宜しくお願いします、と。
だいたい10分程度だとのことなので、そのつもりでいました。

カードといってもA4用紙1枚で、下半分ほどに罫線が引いてあり、そこには「自己PR文」を書くこと、との指示があります。

どうやって書いたらいいのか、何を書いたらいいのかとの質問が相次ぎ、それぞれ答えていたのだけど、
「たくさん書かないとだめっていわれる」
「このまえ3行書いてだしたら『はなしになんない!』ってつき返された」などと学生が言うので、

「こういうのって、長ければいいってもんじゃないと思うんだけど。
とにかく、要点を抑えて、書くべきことをきちんと書ければそれでいいと思います」と答えて、個別にアドバイスしたりしていた。
時間もあまりなかったし、何しろ、書くのが苦手な子が多いので、あまり書けていない様子。


それから何分かしてインターンシップを担当している女性講師が入ってきて、
カードを回収し始めました。
まだ全部書けていない・たくさん書けていない生徒もいて、その子たちの誰かが、
「たくさん書けないんですけど」「何書いていいかよくわからない」などと質問したところ、

その女性講師は
「あのねえ!書かなかったら殺すって言われたら、書くでしょう!どうなのっ!」と、怒鳴ったのです!
そう言ったきり特に書くことに対して指導するわけでもなし、
巡回して一人ずつ文句つけてる。そう、文句。
「何、これ。」「やること、わかってんの?」「これじゃ短い!」などなど。それもすごい大声の早口。
内容のよしあしより、とにかくたくさん書けてるかどうか、で判断している。


でも、「書かなかったら殺すって言われたら書くだろう」発言には、もう、びっくり。

あぜんとしてしまいました。

書かなかったら殺すって、何、脅迫してんの?殺すって・・・教師が生徒に対して使う言葉じゃないよ!
教師でなくても、誰に対しても、言っていいことといけないことがあるでしょう。
どうして、平気でそんなこと言えるんだろう?
そんなの、指導とか教えるとかって言う前に、ただの脅しじゃない!

その結果書けるようになったといったって、そんなのほんとに書けたことにならないよ!

私、もし自分の子が教師からこんなこと言われたとしたら。
作文の書き方がわからないと質問した時に、書かなかったら殺すだとかって言われたら。
・・・訴えるよ。

そのあとも、教室中をどすどす歩き回って、暴言吐きまくり。完全に萎縮してしまっている学生。
私はもう、いたたまれなくて教室を出て、職員室へ行って担任に報告した。
したところ、「ああいうタイプの先生だから。」だと!

とにかく来てくださいと、担任と一緒に教室へ戻ったところ、教卓にはその講師の荷物や上着が、どさっと載せてある。
その下には私がやるはずだった添削済みの作文やテキスト・・・失礼だなあ。
何を話しているのだか、大声でとうとうと教卓のところで話している、その女性講師。

私の授業は完全にのっとられてしまい、もう残り時間も少なく、何をやるにも中途半端になってしまいました。
なので、「もう、結構です。今日はこれで失礼します。」といって、教室をあとにしました。

今日は下書きを返して、清書をさせる予定だったのです。
下書きの添削だって、子供寝かしてから、毎晩少しずつ赤入れしたもの、それから補足のプリントも作ったり、
この前の小テストの答えあわせもあるし、1回の授業のためにどれだけ時間を費やしたことか!それが、こんな結果。


このことは事務局にも伝わり、あとからお詫びメールが来たのだけど、
何より、私は学生が可哀想で仕方なかった。

バカ呼ばわりされてる子もいた。あの講師、もしかして(しなくても)ソシオパス(社会的不適合)かも。
で、そもそも、どうしてああいう人間が、講師なんてやってるんだろう。
それも、インターンシップ担当って、就職指導というか、対人関係、人間関係みたいなところをうまくもっていく役割であるはずなのに、
ああいう人が担当してて、いいわけ?

「いろんなタイプの先生がいていいんです」って・・・それは、ちょっと違うよ。
でも、あの学校としては、それでいいということなのね?

どういう学校なんだろう?
・・・名前公表するぞ。

実際、あの女性講師が教室に入ってきた瞬間、ぞっとしたの。
何だかわからないけど、すごくいやな感じがした。
その講師の回りが、濃いねずみ色みたいな空気で覆われているように見えた。

その人の持っている雰囲気、みたいなものなのかもしれないけど、
普通の人の持っている感じではなかったんです。
ものすごい、マイナスパワーみたいなものを感じた。

普段の生活であれば、ああいう人には決して近寄らないだろうし、関わったりしないと思う。

・・・がんばれよ・・・学生たち!・・・


とにかく、そんなことがあって、ものすごく疲れた日でした。

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2 コメント

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色々の意味 (ヤマザキ)
2006-06-19 23:12:11
でしょ~「色々な先生がいていい」といっても、ちょっと意味が違うでしょ・・・。明日のお昼またミーティングなんだけど、この人来るみたい・・・ヤダヤダ^^;

学生は、今は一年生担当なんだけど、18歳、19歳、ハタチあたりです。みんな素直なだけに、いいことも悪いことも吸収してしまうから、こういう指導方法ってどうなのか、とマジに考えてしまうよ・・・ではまたね!
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イヤだなぁ (ゆゆ)
2006-06-18 23:39:21
確かにいろんな先生は居ていいんだけど。



でも意味が違うよねぇ。

学生さんが(年齢層はわからないけれど)

萎縮してしまうほど、というのは。



私も関わりたくないタイプだわ。
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