気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

印刷屋ケンちゃん

2017-12-09 20:27:36 | 昭和レトロ
年賀状を準備する季節となりました。
自分の分は、毎年郵便局の年賀状印刷にお願いしているため、楽しております。
ただ、母親・伯父夫婦・娘の3件に関しては、私が作成しています。
今日、例年のように、コンビニでCD-ROM付きの年賀状本を購入して来ました。
この土日で作ってしまわないとね。

しかし、凄い時代ですよね。
パソコンとプリンターさえあれば、プロの印刷屋さん顔負けのものが作れます。
40年前、誰がこんな便利な未来を想像したことでしょう。
私、小学校5年生くらいから、異常に「印刷」という行為が好きになりました。
小学生で、「マイプリンター」というハガキ専用の謄写版を購入。
黒・赤の2色印刷で、年賀状を印刷していましたよ。





中学生になると、新聞配達のアルバイトを行って、B4判の謄写版を購入。
鉄筆・ヤスリもいろいろ揃えて、いわゆる美術印刷を楽しんでおりました。
印刷インクも通販で、平版印刷(オフセット)用のインクを購入して、油絵に使うオイルで溶いて使っていましたよ。
こうすると、用紙の両面印刷が可能になるのでありました。
(市販の謄写版用インクは油が多すぎて、両面印刷は出来ませんでした)
中学3年生で、簡易型の乾式コピー機を購入。
特殊な紙に、光で焼き付ける方式のものでした。
昭和54年(1979年)頃に、謄写版やコピー機を個人で持っている中学生、それが私でした。
まあ、年賀状の印刷では飽き足らず、「田舎」というミニコミ誌、「スリル」というプロレス紙を発行していましたからね。




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高校生になると、一世を風靡した「プリントゴッコ」ですよ。
1回の製版で、多色刷りが出来るって、画期的でしたよね。
で、社会人になると、ワープロ。
今使っている「書院」(昨年中古で購入)は7台目かな。
あと、20歳代で和文タイプライターも役所でお役御免になったものを払い下げてもらったし、念願だったB4判のコピーが取れるコピー機(リコー製)も購入しました。
さらに、カラー写真印刷が出来るプリントゴッコの上位機種も揃えましたね。

それなのに、それなのに。
パソコンとプリンターの登場により、上記のもの一切が不要となりました。
恐らく、町の印刷屋さんが激減しているのも、パソコンとプリンターの普及が大だと思いますよ。

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