小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

7/18(日)奥日光・栃木県支部探鳥会

2010-07-19 | 野鳥 北関東探鳥地

鳥と涼を求めて、奥日光(高原)の探鳥会へ行ってきました。

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早朝のスキー場駐車場が集合場所です。

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ホオジロ (リフト乗り場/山麓駅にて)

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リフトで標高2000mまで登り、そこで亜高山帯の鳥を観察予定です。

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リフト山頂駅から見た尾瀬ヶ原 (雲が目線より下にあることから、かなり高い場所であることが分かると思います)

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山頂駅から望む白根山(2578m)

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まさか、あの遠くにそびえる白根山の山頂まで登ることになろうとは、この時の私には知るよしも無かったのです・・・

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2000mを越える標高での探鳥は初めてでした。ルリビタキ・メボソムシクイ、コサメビタキ(サメビタキ)、コマドリがありこちでさえずっていました。特にルリビタキの数の多さには驚きでした。

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高山植物のカニコウモリ (忘れられないネーミング!)

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探鳥スタートから3時間、森林限界まで到達。我々探鳥会は更に白根山の山頂を目指します。

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気が付けば、周囲にはトレッキング登山の方々ばかり。その中を探鳥スタイル。
私はスコープを担ぎ山頂を目指すことになりました (森林限界以上登るとは・・・知りませんでした。)

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高山植物のイワカガミ

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初めて見るイワヒバリ (とても疲れましたが、ここまで登り良かったと思えた瞬間でした) 
4~5羽が群れになり人間を気にせず餌探しをしています。私から2~3mの距離まで近づいてきてくれました。

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こんな場所にイワヒバリは住んでいます。
その他にもカヤクグリ、ビンズイが枯木の梢でさえずっていました。また山頂では目線と同じ高さにアマツバメが飛翔していて、その羽音等も聞こえていました。

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山頂 (スコープの三脚を杖代わりにして何とか登頂成功!)

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後ろに女性の姿が・・・”心霊写真”ではありません。
また、”ここは都市公園の探鳥会か!?” とつっこみたくなるくらいのスタイルでしょ(笑)
(写真では登頂成功より、疲労のため泣きそう顔をしておりますが、今となっては、いい思い出です。)

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白根山は日光火山群の主峰であり活火山です。写真はその内輪にあるカルデラ湖の五色沼。

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帰路(下山コース)はここを下っていきます。もちろん、スコープを担いで!
体力に自信の無い方はスコープを持参しない方が得策です。

※【注意】 夏期なので今回は軽装に見えていますが、雨具(防寒具)は必須です。登山には念には念を入れて装備してお出掛け下さい!特に登山初心者の方は、歩き方、持参するものなど事前に調べて参加しましょう。

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帰り際、森林限界付近でのホシガラス

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リフト(ゴンドラ)からの車窓。 眼下に見えるのは山麓駅(標高は1400m)
9時間以上にわたる探鳥会が終了。初めてづくしの一日が終わり帰路につきました。

栃木支部の方々には大変親切にしていただき感謝いたします。ありがとうございました。

[見聞きした鳥]

(山麓駅付近)
トビ、キセキレイ、セグロセキレイ、キビタキ、ミソサザイ、ウグイス、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カッコウ、ニュウナイスズメ、イワツバメ、カケス、ハシブトガラス

(山頂駅付近)

ルリビタキ、コマドリ、ミソサザイ、コガラ、キクイタダキ、コサメビタキ、ウソ、コルリ、メボソムシクイ

(白根山頂付近/森林限界近辺)

ホシガラス、イワヒバリ、カヤクグリ、ビンズイ、アマツバメ