京都へ向かう用事があり、少し早く移動して探鳥してきました。
京都御苑では、年間を通じて約百種の野鳥が観察されています。
観察ポイントを幾つかあげてみると「母と子の森のバードバス」「御苑の外周林沿い」「松林の草原」「九條池や近衞池」「閑院宮邸跡の池」があります。
中でも「バードバス」は人気のスポットで、シジュウカラやメジロ、ヤマガラ、冬越中のアオジやビンズイ、シメなどが代わる代わる水浴びや水飲みにやってきます。
また、「九條池」ではマガモやカルガモ、カワセミのほかアオバトなども水を飲みに来ます。
今回は時間が無かったため南側の「九條池」「閑院宮邸跡の池」周辺のみを散策しました。
マガモ?
頭部が緑色ではなく、白い首輪も不明瞭、胸部の黒褐色も薄い等々、マガモとカルガモのハイブリッド(交雑種)でしょうか。
メジロ
シロハラ
「外周林沿い」では、アトリやシメ、松の木周辺ではビンズイなど、
運が良ければトラツグミ、ミヤマホオジロ、オジロビタキなども見ることができます。
御苑ではイカル、アトリ、アオジ、ルリビタキを観察後、早々に宝ヶ池へ移動。
宝ヶ池風景
宝ヶ池を中心とする宝ヶ池公園は、比叡山と京都国際会館を借景とする都市公園です。
交通アクセスは良く、地下鉄(烏丸線)駅出口を出てすぐに宝ヶ池公園(北園)です。
カイツブリ
ここ宝ヶ池の目玉は何と言ってもオシドリです。
冬には、20羽以上のオシドリを間近に見ることができます。
池の縁の木陰で休んでいますので注意して探してみてください。
池ではマガモやカルガモ、カイツブリ以外にもホシハジロやキンクロハジロが見られることがあり、トモエガモが飛来したこともあるそうです。
[確認した鳥]
アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワウ、カイツブリ、カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、オシドリ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ユリカモメ、トビ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、コゲラ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、ルリビタキ、アトリ、シメ、イカル、ウグイス、アオジ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、キジバト、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス