初日は乗鞍へ
イワヒバリ
ホシガラス
カヤクグリ
5年ぶりに「タカ渡り」へ行ってきました。
現地の天気ですが晴天。
タカが飛んでくる方向(北陸方面や東北方面)が雨模様です。
頭上にタカ柱・・・この日は何度もタカ柱を見ることができました。
ハチクマ
ハチクマ
サシバ
サシバ
広場には、信州ワシタカ渡り研究グループの方々が建てた小屋が3軒、簡易トイレもあり、トラブルにならない様に管理してくれています。小屋の中には、タカの飛来数を表したグラフやガイドが貼ってあり、この資料はとても参考になります。
■この日の結果
サシバ : 2000羽、ハチクマ : 800羽、総計約3000羽
タカ以外にも周囲で色々な野鳥が見られます。
■研究グループの方と話した内容(下記は過去資料より抜粋)
①サシバ/ハチクマの渡りルートについて
・ハチクマは春ルートと秋ルートが違う
・サシバの秋のルートは南西諸島へ南下するが、春は南西諸島を北上するものと、大陸ルートと2種類ある。これも気候や風向きで最適ルート(安全)を考慮して選択しているものと考えられる。
②白樺峠の場所について
北アルプスを越えられないタカは迂回ルートをとります。その端が白樺峠で新潟・山形・長野北部方面のタカが集結するポイントである。
③白樺峠のタカの行き先は?
白樺峠を通過したタカは伊良湖方面には行かない。伊良湖方面を渡るタカは幼鳥が多く50%が幼鳥。しかし、成鳥になると最短ルートで飛ぶため白樺峠(内陸)を渡ると考えられる。
[周辺で観察できた鳥]
サシバ、ハチクマ、ハイタカ、ツミ、ノスリ、オオタカ、トビ、アマツバメ、ハリオアマツバメ、イワツバメ、コガラ、ヒガラ、コガラ、ゴジュウカラ、アカゲラ、コゲラ、カケス、ウグイス、キクイタダキ、メジロ