毎年、ねぐら立ちの後、田んぼで落ち穂など採食するマガンを観察します。
伊豆沼を飛び立ったマガン達は、周囲20kmほどの範囲で行動します。
とても警戒心が強く、人が車道から一歩田んぼへ踏み込むと飛んでしまいます。
道路から見ているだけでも、この通り!
警戒を緩めません。皆が寝ていても必ず見張り役がいます。
手前は幼鳥でしょうか。
マガンの胸(お腹)を見て黒い筋模様の有無で幼鳥と成鳥を見分けることができます。また、幼鳥にはくちばしの付け根に白い羽毛が無いのも特徴です。
オオハクチョウの家族
田んぼの測道を歩いています。のんびりした風景でしょう~
ヒシクイ(手前)
この周辺では化女沼にヒシクイが、蕪栗沼に亜種オオヒシクイが飛来します。
亜種オオヒシクイとの識別は体長の大小もそうですが、頭部から嘴(くちばし)の形状で見分けることができます。
群の中に白色の固体が・・・
マガンの白化個体かと思っていましたが、
後日、蕪栗沼のレンジャーの方に聞いてみるとハクガンの幼鳥だということでした。
田んぼのマガンを確認後、蕪栗沼へ向かいます。