みんなの教育技術より、菊池省三の教師力UP道場:授業に必要な「4つの力」まとめ(前編)を紹介します。
ライブ力の中身を教えてくれます。
この4つを説明している部分を抜き出してみます。
パフォーマンス力からいくぞい。子どもをノセて、子どもどうし、あるいはその子どもの過去と今の伸びをつないだり、教室の雰囲気を盛り上げたり、場を温めたりするのが教師のパフォーマンス力じゃ。いいかい、教師は単なる伝達者や評価者であってはならないのじゃ。
一方的に話すことだけでは、トーク力の達人とは言えんのう。子どもの反応や様子に合わせた会話力がトーク力なんじゃ。ユーモアやその場がピリッと引き締まる言葉を意図的に使うのがポイントじゃ。教師が一方的に話すだけでなく、子どもの言葉をとらえ、クラス全体のものにしていく力が必要なんじゃ。
三つめのツカミ力とは、子どもたちの集中力ややる気、意外性、適度な緊張感、好奇心などを引き出す力と言えるじゃろう。教師の働きかけによってきっかけをつくり、授業の大切な部分をより印象に残したり、脱線しかけたときの軌道修正したりすることができるのじゃ。
これら三つの力を組み合わせることで、マネジメント力が十分発揮されるんじゃ。子どもたちの様子を見ながら、ときには作業の時間を多くしたり、ときには意見を言う場を取り入れたりするじゃろう。事前に構成した授業の進行を変更しても、子どもたちにより効果的な授業を組み立て、実行していく力が大切なんじゃ。
ここから先は、経験しながら上達するしかありません。
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