《 自分に投資しよう! 》
研修とは「研究」と「修養」のこと。
研究は子どものためにするが、修養は自分のためにする。
生涯学習型教師は、日々修養を積む。
特に若い時、自分のお金を自由に使える時には、自分に投資しよう。少なくとも、教育雑誌や自分の教科の専門誌などに、月5,000円は使いたいものだ。
これはプロとしての必要経 . . . 本文を読む
《 本物を見よう! 経験しよう! 》
教師は子どもたちにとって最大の教育的な環境。
教師として人間的な幅を広げよう。
そのためには、読書などで幅広い教養を広げることが必要だが、そのベースは経験(体験)である。
ぜひ多くの経験を積みたい。
そのためには、まず、本物を数多く見ることだ。
「0」と「1」では大きな違いがある。
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《 百聞は一見にしかず、百見は一体験にしかず 》
これは子どもの課題でもあり、教師自身の課題でもある。
子どもは聞いたことは忘れるが、見たものはある程度記憶に残る。
しかし、一度体験したことはおそらく一生どこかに残っている。
授業には、効果的に体験的活動を組み入れてやりたい。
教師にとっても、自ら体験したことは子どもに伝え . . . 本文を読む
《 教室の空気を温めよう 》
研究授業。
後ろに多くの教師がおり、子ども、何より授業者自身が緊張している。
「普段通りの授業」を心がけたいが、環境が違うために簡単ではない。
そんなときはどうする?
「動かす」「声を出す」
例を出そう。
私は授業開始時に起立・礼はしていない。
「立ちましょう」「今日学び合 . . . 本文を読む
《 時間はつくるもの 》
1日は24時間しかない。
その時間をつくり、有効に使うのも教師力・人間力である。
事務仕事や文章作成は、自分のスキルを高めれば大幅に短縮できる。
浮いた時間を自分の幅を広げるために有効に使おう。
ビジネス書には、時間を有効に活用する術が書かれたものがいろいろとある。
参考にしたい。
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《 ピンチはチャンス 》
人生、何度かピンチはある。
これは学校という組織も同じ。学級でも同様だ。
その時は「ピンチはチャンス!」と頭を切り替えよう。
たしかに、ピンチはより良くなる絶好のチャンスだ。
雨降って地固まるとはよく言ったもの。
前向きに!
良い意味で楽天的に! . . . 本文を読む
《 人間、楽(らく)したくなった時が分岐点 》
人間、楽な方が良いに決まっている。
若いうちはそんなことを考える暇はないが、少し慣れてくると楽したいと考えるようになる。
ここが教師力が伸びるかどうかの分岐点だ。
単に「楽しよう」ではなく、「楽して子どもの力を付けよう」と考えよう!
そこに、技術力向上の動機が生まれる。
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《 情報は取りに行け 》
「思考」とは、情報をつなぎ合わせること。
思考力を高めるとは、良質の情報を増やし、それらを結びつけるバリエーションを増やし、最適な方法を選択するということだ。
教師としての力量を上げる情報はそこら中に転がっている。
そうした情報を取りに行こう。
研究発表会に行く、研修会に行く、教育雑 . . . 本文を読む
《 概念は教えられない。徐々に形作られる 》
概念は、言葉ではない。
むしろ映像に近い。
定義を暗唱しても、理解した(わかった)とは言えないのである。
多くの事例や、操作を通して徐々に形作られるものなので、時間がかかる。
焦ってはいけない。
「知る」と「理解する」の間には、大きな距離があることを教師は理解しておこう。
& . . . 本文を読む
《 子どもの心をもった大人に 》
子どもは知的好奇心たっぷりでやってみたがり。
そのような純真さ・遊び心をもつ教師こそが子どもを引きつける。
子どもの目線で話をすることができ、子どもの気持ちを理解しやすい。
「子どもの心を忘れた大人」は子どもが離れていく。
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《 延長授業は子どもの権利を奪う 》
延長授業は、そのほとんどが失敗授業。
しかも、子どもの休む権利を奪っていることを自覚するべきである。
そのためには、チャイムが始まる前に教室で準備をし、チャイムと同時に授業を始める。
常に時間を意識し、時間をかける部分とそうでない部分のメリハリをつける。
最低5分前にはまとめに入り、ふり返りを行う。
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《 力量よりも向上心 》
少経験者は教師としての指導技術が低くて当たり前。
でも、子どもは、教師の力量よりも、前向きな向上心により惹かれる。
指導力が多少弱くても若い先生が人気のある理由は向上心。
気持ちのベクトルがどちらを向いているかは人の価値を決定づける。
しかし、若さに甘えてはいけない。 . . . 本文を読む
《 集団メタ認知能力を育てよう 》
「メタ認知」という言葉がある。
自分の学び(思考・知覚・行動等)を自分で客観的にとらえることである。
自分で行う学びの振り返りは、このメタ認知に当たる。
学級集団で学びのメタ認知能力を育成している学校がある。
上の写真は、研究授業に生徒が参観しているところである。
他 . . . 本文を読む
《 授業研究は模擬授業で 》
事前の授業研究は模擬授業が早道。
指導案通りに、仲間の前でやってみればよい。
発問の善し悪し、資料の提示の仕方、板書のタイミングと構成、子どもの動かし方など、そのどれもが仲間の討議の対象になる。
指導技術そのものを磨く場となるのである。
また、子ども役も勉強になる。子どもの立場に . . . 本文を読む
《 授業を再現してみよう 》
プロの棋士は、終えたばかりの棋譜を再現することができる。
授業の名人も、子どもの発言を含めてその日の授業を再現できるという。
子どもの発言をその場ですべて記録するのは授業に支障をきたす。
録音してテープ起こしするのも毎日では続かない。
ところが、座席表にわずかでもメモをすると、授業を再現できることを発見した。発 . . . 本文を読む