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『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎

2018-01-01 06:17:54 | 哲学の窓
『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎を読みました。



日本出版による2017年 年間ベストセラーで18位に入ったのが、吉野源三郎の名作を漫画にしたものです。

彼は児童文学者ですが、哲学書に分類されてもよい内容です。
それぐらい考えます。
難しいということではなく、自分のこれまでの何かを引っ張り出して比べながら読んでいるのです。

漫画とはいえ、おじさんからコペル君への助言は、あえてテキストで書かれています。この部分がよいのです。考えさせられます。

内容紹介です。

人間としてあるべき姿を求め続ける
コペル君とおじさんの物語。
出版後80年経った今も輝き続ける
歴史的名著が、初のマンガ化!

1937年に出版されて以来、
数多くの人に読み継がれてきた、
吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
人間としてどう生きればいいのか、
楽しく読んでいるうちに
自然と考えるように書かれた本書は、
子供はもちろん
多くの大人たちにも
共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
昔も今も変わらない人生のテーマに
真摯に向き合う
主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が
数多く示されています。
そんな時代を超えた名著が、
原作の良さをそのままに、
マンガの形で、今に蘇りました。
初めて読む人はもちろん、
何度か読んだことのある人も、
一度手にとって、
人生を見つめ直すきっかけに
してほしい一冊です。

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