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あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

第527回 社楽の会

2020-02-16 16:33:34 | 日記
遅くなりましたが、2月13日に行いました第527回 社楽の会の様子を紹介します。

始めに私から情報提供をしました。
その内容は、社楽の会HPより見ることができます。
が主な内容です。

次に、佐屋西小学校 百々進祐先生により、授業改革学会主催 第7回 全国授業の鉄人コンクール優秀賞作品である「児童が感動するような創意工夫ある指導」の模擬授業および授業の様子を披露していただきました。 

私が気付いた百々先生の授業の素晴らしさです。

・無駄のない磨かれた言葉
・先入観を壊す意外性
・深い教材研究から導かれた授業の展開
・子どもの心をつかむ発問
・視点の明確化のための手立て
・議論が生まれるようなダイナミックな仕掛け
・感動で余韻を残して終わるエンディング

そして何より、学級の空気の温かさを感じました。

丹葉地区の研究では、理論や展開については話し合いますが、模擬授業は行っていません。
しかし、これまで百々先生が行ってきた研究会は、模擬授業が中心です。実際に、子どもたちに語る言葉で行います。
ここに、丹葉地区の課題を感じていたので百々先生にお願いをした理由です。

丹葉地区からも、ぜひ全国授業の鉄人コンクールに挑戦する人がでることを期待します。


そして、メインは、特定非営利活動法人 古代邇波の里・文化遺産ネットワーク専任研究員 大塚友恵さんです。

古代邇波の里・文化遺産ネットワークの紹介はここから
 ここから http://niwasato.net/home/

私たち社会科教師は、各専門家の方が研究した成果を、我が事のように語り子どもたちに伝えるのが仕事です。
スーパーや消防の仕事、農家の人々の工夫は、まだ見学などでカバーできますが、弥生時代の人々の暮らし、摂関政治、応仁の乱、アフリカのプランテーション、・・・など、経験していないことをさも経験したかのように伝えなければなりません。
そのために、教材研究をするのです。

しかし、より専門的な人に子どもたちを繋げることも、社会科教師の良心だと思うのです。
それが博物館の活用であり、今回のようなNPOとの連携なのです。

大塚さんは、大学・大学院でまなび、現在は青塚古墳、東之宮古墳をはじめ、この地区の考古学の中心人物です。
赤塚先生も言ってみえましたが、この地区は貴重な史跡の集積地です。

私たち社会科教師は、その活動を応援しつつ、その力を借りながら、子どもたちに興味・関心を繋げられればと思うのです。

今回のお話は自分がワクワクして聴いていましたが、その思いをより多くの教師や子どもたちに味わってほしいと思いました。

自分にとっても、とても有意義な時間になりました。





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