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北陸探訪 -5- 北前船の里Ⅱ

2023-07-21 07:20:14 | 取材・旅行

北陸探訪 -5- 北前船の里Ⅱ

この土日(令和5年7月15~16日)に北陸へ取材に行ってきたので,数回にわたって報告します。

5回目は北前船の里の2回目です。

北前船(きたまえぶね)は江戸時代から明治時代にかけて、大阪から下関を経て北海道に至る「西廻り」航路に従事した日本海側に船籍を持つ海運船のことをいいます。ただの運送業ではなく、自分で売り買いする、今で言う商社であることは、昨日紹介しました。

今回は、加賀・橋立北前船の里資料館です。

場所を確認しましょう。

加賀市役所を,真北に進んだあたりにあります。東に行くと片山津温泉があります。

拡大してみましょう。

赤い屋根の家が多く見られます。

資料館です。

藩政期から明治中期頃まで瀬戸内、日本海、北海道を舞台に活躍した「北前船」に関するさまざまな資料を展示公開しています。
資料館は明治9(1876)年、橋立の北前船主、酒谷長兵衛により建てられた建物です。

資料館HPです。

https://www.city.kaga.ishikawa.jp/section/kitamae/

館内展示の様子です。

どれくらい儲かったの?

掲示されていました。

船一艘で、1億円の利益です。

幸貴丸の場合、下りで60両、上りが2180両、諸費用が200両。

一応の試算として江戸幕末期における1両の価値を現代でも比較し易いそば代金と比べると、1両は18~22万円程度となります。

2000両の20万倍は、40000万円、4億円です。

 

船乗りの給与は

なるほど!

船頭なら、年収1千万円

狙いますよね。引用します。


下級武士の給料は年収80万円と米

江戸時代の武士は給料をもらっていましたが、武士のランクによってもらえる給料は異なりました。武士全体の平均年収は税金を引かれ約500万円(50両)といわれています。
 
一方、下級武士は米を自分たちで食べる分だけを確保し、残りを現金に換えて生活していました。米を現金化した後の年収をみると約80万円(8両)といわれています。
 
年収約80万円とすると月収約6万6000円となり、今よりもお金がかからない時代であったとはいえ、下級武士の生活は庶民の生活と同様に貧しい暮らしだったのでしょう。

出典


船頭で1千万円、下級武士の年収は80万円

どう思いますか?

周辺です。

周辺の船主集落です。

https://www.tabimati.net/spot/detail_261.html

見ごたえ十分です。

とにかくお金持ち!

動画です。

【4K】北前船の船主邸宅が残る:石川・加賀「橋立地区」| nippon.com

日本遺産「北前船」のまち小樽 小樽の倉庫と北前船主

荷物を運ぶだけじゃない! 海の商社・北前船

冊子を買いました。

船の価格も載っています。

だいたい千両です。

5千万円ほどでしょうか?


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