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12月26日の社説は・・・

2016-12-26 05:42:50 | 社説を読む
テーマが分かれるか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 原発事故負担 国会で幅広く検討を
・ 酒税見直し 簡素・公平をいうなら

読売新聞
・ 防衛予算増額 機動的な対処能力を高めたい(2016年12月26日)
・ ノロウイルス 手洗いが感染防止の基本だ(2016年12月26日)
  
毎日新聞
・ まとめサイト ビジネスといえるのか
・ 五輪の開催経費 納得がいく分担協議を

日本経済新聞
・ 成長底上げへ長期志向の改革を怠るな
・ 再生医療の産業化を進めよう

産経新聞
・ 東京都議会 都政不信への敏感さ欠く
・ 朝鮮学校への補助 不適切な公金支給やめよ

中日新聞
・ 同一賃金の指針 口約束で終わらせるな
・ 慰安婦合意1年 一人でも多くに償いを

※ テーマは分かれました。
 糸魚川市の火事は、未だに社説に登場していません。
 東京で起こっていたら・・・・。

朝日です。
「晩酌のお酒を替える人が出てくるかもしれない。お酒にかかる税が、10年がかりで大きく変わる見通しになった。

 ビールが減税になる一方、発泡酒と第3のビールは増税になる。醸造酒では日本酒が減税でワインは増税。酎ハイなどもワインとともに増税になる。

 政府が決めた酒税法改正案が国会で可決されれば確定する。それぞれの店頭価格も、税の増減に応じて変わる見込みだ。」

問題は次。

「とりわけビール類については、主原料の麦芽の比率が低い発泡酒や、麦芽以外のものを使うなどした第3のビールが生まれ、税額の統一が課題だった。

 メーカーは、税が軽い発泡酒や第3のビールで、ビールに似せた商品をつくる競争にしのぎを削ってきたが、海外ではほとんど出回っておらず、国際競争力の向上につながらないことが問題視されてきた。海外市場も意識した商品開発を促すためにも、細分化された税額をそろえるのは当然の流れだろう。」

「発泡酒や第3のビール」がなぜ生まれたのかが書かれていません。
税金を安くして価格を下げるためです。
あとから税率を変えるのは、企業努力を無視しています。

「国際競争力の向上につながらないこと」がなぜ問題?

ビールの税率を下げるのはわかりますが、発泡酒や第3のビールを上げるのは理不尽です。

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