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6月22日の社説は・・・

2016-06-22 05:57:53 | 社説を読む
参院選関係でしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 参院選 きょう公示 戦略的投票でこたえよう

読売新聞
・ きょう公示 難題克服へ政策論争を深めよ

毎日新聞
・ 参院選きょう公示 責任ある未来像を語れ

日本経済新聞
・ 日本の針路みえる与野党の論戦に

産経新聞
・ 参院選きょう公示 危機克服への青写真競え

中日新聞
・ 「安倍政治」の信を問う きょう公示

※ 各社参院選一色です。
ただし、その立ち位置はずいぶん違います。


朝日です。
「参院選がきょう公示される。

 安倍首相が前面に掲げるのは経済だ。一方、その裏に憲法改正があるのは明白だ。

 首相は、必ずしも改憲を争点にする必要はないという。国会での議論がいまだ収斂(しゅうれん)していないというのが、その理由だ。

 しかし、改憲に意欲的な首相自身がどこをどう変えたいのかをまったく明かさないのでは、有権者は判断しようがない。

 こんな逆立ちした政治の進め方に弾みをつけるのか、ブレーキをかけるのか。この参院選には「政権の中間評価」ではすまない重みがある。」


読売です。
「◆経済改革の実効性を吟味したい◆

 安倍政権の経済、社会保障、外交・安全保障政策などを信任するのか。あるいは、転換を求めるのか。日本の針路を左右する重要な選挙だ。

 参院選がきょう公示される。

 デフレ脱却と財政再建の両立、少子高齢化と人口減社会への対策の強化、不安定化する国際情勢への対処――。日本は今、多くの困難な政策課題に直面している。

 各政党と候補者は、説得力ある処方箋を示し、積極的な政策論争を展開してもらいたい。

 参院選の最大の争点は無論、アベノミクスの是非である。」


毎日です。
「参院選がきょう公示される。安倍晋三首相による3年半にわたる政権運営に対し、有権者が評価を下す選挙だ。

 消費税率引き上げの再延期で揺れる社会保障の将来像など、政党が中長期的な課題で責任あるビジョンを示せるかが試される。同時に選挙結果は首相が実現を目指す憲法改正の行方にも大きく影響する。国の針路を左右する審判だと捉えたい。」


日経です。
「参院選がきょう公示される。最大の焦点は安倍晋三首相の3年半の政権運営と、なかでもアベノミクスへの評価だろう。日本の成長力をどう底上げし、国民の将来不安をいかに解消していくのか。国の針路を明らかにするような与野党の論戦を望みたい。」


産経です。
「■国と国民守り抜く覚悟あるか

 日本が直面している内外の危機は、深刻さを増している。きょう公示される参院選では、どうやって国家として生き残り、国民の生活を守っていくかの構想力が問われている。

 21日の日本記者クラブ主催の党首討論会では、その問いに対する明快な答えを与野党から聞くには至らなかった。

 不人気な政策、国民に痛みを求める政策であっても、必要なものなら正面から提示し、理解を得る必要がある。それなしには選挙を重ねても、現実の懸案解決にはつながりにくいからだ。」


中日です。
「 参院選がきょう公示される。安倍晋三首相は自らの経済政策を最大の争点と位置づけるが、問われるべきは三年半にわたる「安倍政治」そのものだ。

 きのう行われた日本記者クラブ主催の九党首討論会。自民党総裁でもある安倍首相は自らの経済政策「アベノミクス」について「有効求人倍率は二十四年ぶりの高い水準になった。その成果を出してきた」と強調した。

 首相は参院選を、来年四月に予定していた消費税率10%への引き上げを二年半、再び延期する「新しい判断」について「国民の信を問う」選挙と位置付けている。」

各社の安部政権との距離感の違いが分かります。

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