日中外相会談でしょう。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 日中外相会談 対話を軌道にのせよう
・ 水俣病60年 解決遠い「公害の原点」
読売新聞
・ 日中外相会談 関係停滞の主因は習政権では(2016年05月01日)
・ 水俣病60年 「脱水銀」で世界に貢献したい(2016年05月01日)
毎日新聞
・ 日中外相会談 安定した対話の継続を
・ 視点 オバマ戦略 誰がISを育てたか=論説委員・布施広
日本経済新聞
・ 日中はハイレベルの相互訪問で対話を
・ ハンセン病法廷が問うもの
産経新聞
・ 党首討論 国会形骸化の象徴なのか
・ 日中関係 改善妨げるのはどちらだ
中日新聞
・ 福島から日本を変える 週のはじめに考える
※ 5社が日中外相会談で並びました。
日経です。
「訪中した岸田文雄外相と中国の王毅外相が会談した。岸田外相の訪中は1年半ぶり。王外相は就任以来、訪日していない。国際会議の利用ではない本格会談の実現は4年半ぶりで、道半ばの関係改善への一歩である。歓迎したい。
昼食会を含め4時間半近い会談では溝の深さも垣間見えた。中国は下旬の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で南シナ海問題を取り上げる日本の意向に反対し、日本とベトナム、フィリピンの連携にも神経をとがらせている。
とはいえ、周辺国の懸念を顧みず、岩礁を埋め立て、拠点化したのは中国側だ。習近平国家主席が昨秋、米中首脳会談後の共同記者会見で「軍事化しない」と約束したのとも矛盾している。」
産経です。
「印象付けられたのは、外相会談の冒頭、王毅外相が関係停滞の原因を一方的に日本に押しつけた場面だ。
中国は軍事力を背景に一方的な海洋進出を続け、関係国に脅威を与えている。それにほおかむりしたまま「歴史を直視し」などと日本に注文をつける。説教強盗のような態度は、真の関係改善の道を広げるものにはなりえない。」
朝日です。
「ハイレベル経済対話の開催と、防衛当局間の海空連絡メカニズムの実現を急ぐべきだ。安保上の対立を防ぐ交渉を進めつつ、経済、環境といった喫緊の課題で協力の成果を積みあげてゆく工夫を紡いでほしい。」
中日は、内容はよいのですが、社説とは違う気がします。
別のコーナーにするほうがよいのでは・・・。
毎日は思い切った内容です。
「米国と湾岸アラブ諸国の関係冷却化は明らかだ。米国のシェール革命が中東外交を変えたと言う識者もいるが、オバマ大統領は産油国サウジのほか中東政策の要としてきたエジプトやイスラエルとの関係も良くない。」
「問題の多い地域から手を引きたい。それは戦争で消耗した米国の本音だろう。だが、「米国は世界の警察官ではない」とオバマ大統領が言ったのは軽率だった。世界の多極化をにらみ米国の負担軽減を図るのはいいとして「警察官」の一方的な辞任は混乱を招く。辞めるにも新しい秩序を築いてからだろう。」
「猛威を振るう過激派組織「イスラム国」(IS)は、米ブッシュ政権の乱暴なイラク戦争とオバマ政権の拙速な撤退の落とし子だとして、米国の責任を問う声は小さくない。」
「1999年、同じ民主党のクリントン大統領は「多くの罪なき市民が殺されそうな時、そして米国にそれを止める力がある時、我々は止める」と演説し(クリントン・ドクトリン)、種々の人道危機に取り組んだ。」
やはり、世界の秩序は、アメリカが頼りなのです。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 日中外相会談 対話を軌道にのせよう
・ 水俣病60年 解決遠い「公害の原点」
読売新聞
・ 日中外相会談 関係停滞の主因は習政権では(2016年05月01日)
・ 水俣病60年 「脱水銀」で世界に貢献したい(2016年05月01日)
毎日新聞
・ 日中外相会談 安定した対話の継続を
・ 視点 オバマ戦略 誰がISを育てたか=論説委員・布施広
日本経済新聞
・ 日中はハイレベルの相互訪問で対話を
・ ハンセン病法廷が問うもの
産経新聞
・ 党首討論 国会形骸化の象徴なのか
・ 日中関係 改善妨げるのはどちらだ
中日新聞
・ 福島から日本を変える 週のはじめに考える
※ 5社が日中外相会談で並びました。
日経です。
「訪中した岸田文雄外相と中国の王毅外相が会談した。岸田外相の訪中は1年半ぶり。王外相は就任以来、訪日していない。国際会議の利用ではない本格会談の実現は4年半ぶりで、道半ばの関係改善への一歩である。歓迎したい。
昼食会を含め4時間半近い会談では溝の深さも垣間見えた。中国は下旬の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で南シナ海問題を取り上げる日本の意向に反対し、日本とベトナム、フィリピンの連携にも神経をとがらせている。
とはいえ、周辺国の懸念を顧みず、岩礁を埋め立て、拠点化したのは中国側だ。習近平国家主席が昨秋、米中首脳会談後の共同記者会見で「軍事化しない」と約束したのとも矛盾している。」
産経です。
「印象付けられたのは、外相会談の冒頭、王毅外相が関係停滞の原因を一方的に日本に押しつけた場面だ。
中国は軍事力を背景に一方的な海洋進出を続け、関係国に脅威を与えている。それにほおかむりしたまま「歴史を直視し」などと日本に注文をつける。説教強盗のような態度は、真の関係改善の道を広げるものにはなりえない。」
朝日です。
「ハイレベル経済対話の開催と、防衛当局間の海空連絡メカニズムの実現を急ぐべきだ。安保上の対立を防ぐ交渉を進めつつ、経済、環境といった喫緊の課題で協力の成果を積みあげてゆく工夫を紡いでほしい。」
中日は、内容はよいのですが、社説とは違う気がします。
別のコーナーにするほうがよいのでは・・・。
毎日は思い切った内容です。
「米国と湾岸アラブ諸国の関係冷却化は明らかだ。米国のシェール革命が中東外交を変えたと言う識者もいるが、オバマ大統領は産油国サウジのほか中東政策の要としてきたエジプトやイスラエルとの関係も良くない。」
「問題の多い地域から手を引きたい。それは戦争で消耗した米国の本音だろう。だが、「米国は世界の警察官ではない」とオバマ大統領が言ったのは軽率だった。世界の多極化をにらみ米国の負担軽減を図るのはいいとして「警察官」の一方的な辞任は混乱を招く。辞めるにも新しい秩序を築いてからだろう。」
「猛威を振るう過激派組織「イスラム国」(IS)は、米ブッシュ政権の乱暴なイラク戦争とオバマ政権の拙速な撤退の落とし子だとして、米国の責任を問う声は小さくない。」
「1999年、同じ民主党のクリントン大統領は「多くの罪なき市民が殺されそうな時、そして米国にそれを止める力がある時、我々は止める」と演説し(クリントン・ドクトリン)、種々の人道危機に取り組んだ。」
やはり、世界の秩序は、アメリカが頼りなのです。