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社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

4月1日の社説は・・・

2020-04-01 05:30:33 | 社説を読む
今日から新年度。
ただ、いつもと違う新年度です。

・ 五輪日程決定 「完全な形」に縛られず
・ 関電の新体制 経営刷新、果たせるか

・ 五輪日程決定 開幕までの時間を生かしたい
・ 再審無罪 冤罪生んだ警察の「証拠隠し」
 
・ 新型コロナの医療体制 感染爆発に備えた整備を
・ 滋賀患者死亡で再審無罪 自白依存の脱却が必要だ

・ 延期された五輪を成功に導くためには
・ 危機の時代に立つ若い人々へ 

・ 緊急事態 宣言時の姿を説明せよ デマに惑わず冷静な行動を
 
・ 再審無罪判決 刑事司法を改革せよ
・ 北の飛翔体発射 感染防止にこそ全力を

※ 中日以外はコロナ関連でした。
 中日新聞がキャンペーンを行った、西山美香さんの判決を3社が取り上げました。

中日です。
やっとこの日が来た。「呼吸器事件」で殺人犯にされた西山美香さんに大津地裁は「事件性なし」と再審無罪を言い渡した。自白の誘導などで殺人事件に仕立てた捜査と司法の責任は、極めて重い。
 滋賀県の病院で二〇〇三年、七十二歳の男性患者が死亡。看護助手だった西山さんが「人工呼吸器のチューブを外した」と「自白」して殺人容疑で逮捕され、懲役十二年が確定した。この判決で、死因は自白に沿う「低酸素状態」、つまり窒息状態とされた。
 「自白」は虚偽で、鑑定による死因も誤っていた-。今回の再審で無罪を言い渡した判決文は、明確に書いた。「何が何でも有罪を」と前のめりになる捜査と、それをチェックできなかった司法を批判した。
 なぜ捜査段階で「自白」したのか。判決は「取り調べの警察官の不当な捜査によって誘発された」と断じる。
 その背景として、西山さんには知的障害によって迎合的な供述をする傾向があると認定。取り調べの警察官は、自分に好意を持っていたことに乗じて「西山さんをコントロールする意図があった」とまで述べ、西山さんが捜査側の術中にはまった過程を分析した。
 また、死因について無罪判決は、「低カリウム血症による致死性不整脈」などを認定。つまり呼吸器はつながったままの自然死だった可能性が高いと判断した。
 今回の無罪判決には、中日新聞が大きな役割を果たしました。
 ジャーナリズムの大きな役割の一つだと思っています。

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