フルートの伴奏で現代曲の練習をしています。
かなり手強い曲で、楽譜を受け取った時は青ざめましたが
没頭していると、一見わけのわからない音楽も楽しくなってきます。
練習を始めて2週間が経ちました。
あまりにも濃い2週間でした。1か月くらい経ったような気分です。
臨時記号てんこ盛り。リズムよく分からない。そしてメロディもよく分からない。
弾いても弾いてもメロディが記憶できなくて、最初の数日は毎回初見の気分でした。
このまま一生覚えられないかもしれないという恐怖も感じましたが
今は生活の中でふとした時にメロディが頭の中で流れます。とても安心します。
音高に入ってからも譜読みが苦手すぎて、親やピアノの先生に手伝ってもらっていました。
そんな私ですが、もちろん今は自分で譜読みをしています。
「数えられない~。。。。」なんていうことも無くなりました。
今の私を支えているのは、どんなに不真面目だったとしても幼い頃からの積み重ねだと感じます。
365日、ピアノのことを考えない日は無い子どもでした。
小中学校の頃、無意識に机の上で指が動いてしまい、同級生にからかわれたこともありました。
音高の頃は、みんなが試験の課題曲だけを練習している時に、なぜか関係ない課題も
出されて常に何曲もレッスンしてもらっていました。
そして、おそらく学年の誰よりも伴奏が好きで、色々な友達の伴奏をさせてもらいました。
なんだかよく分からないプレッシャーにいつも追われていましたが、
ネガティブな感情に勝つにはひたすら練習するしかないと今頃気が付きました。
さすがに遅いですね!!
でも、今は前向きに練習できているからまぁいいか♪
そして、今も克服できないことがあります。人一倍にぶいし、リズムが苦手な私。。。。
自分一人で弾けたとしても、ちゃんと相手の楽器と合わせられるのかも不安でしたが、
なんとなんと、ご近所のフルーティストさんが練習に付き合ってくださることになりました!!
なんて優しい方なのでしょう。神様に見えました。
米沢の教室事情には詳しくありませんが、彼女を通じて高校の後輩や市内の音楽関係者と
知り合う機会があり、1月には美しくて若くて面白い音楽仲間たちの新年会にも行きました。
今まで出会った人や新しいつながりに感謝しながら、本番まで練習を続けたいです。
ちなみにレッスンに来た生徒さんが楽譜を見て
「何だこれ!?オエッ。。。」って言いました。正直な反応です(笑)