日記

音楽教室のことや、その日に起きた出来事をご紹介します。

しろうとは何でも言います

2010-02-28 23:23:25 | Weblog
数日前によしもとばななさんの「キッチン」を読み終えました。

高校生の頃、夢中で読んで共感したり憧れたりした
「今の自分よりちょっとだけお姉さんの日常」の物語。

主人公みかげの自由や孤独に、ほとんど羨望の眼差しを向けながら
読んでいたことを思い出しました。

みかげよりもずっと年上になってしまいました。。。

今になって読み返してみると、ばななさんの文章の勢い、みずみずしさは
「若い!!」の一言に尽きるというか、一つの作品として荒いところもあるし、
ちょっと惜しい部分もところどころにあります。

「ぜんぜん作家っぽくない」と言いながら書いている「よしもとばななドットコムシリーズ」
(ブログを単行本にしたもの。旅や食べ物や動物やお子さんのことを綴っている。)
のほうが、今となっては完成された文章としてまとまっているようです。

どんどん突っ込んで書いたほうが良い部分と、あえて書かずに放っておく部分と、
そういう文章の駆け引きが気持ちよく洗練されてきたんでしょうね。

えらそうに書いていますが、「てにをは」もままならない素人ですから、
何を言っても思っても自由です。気楽な身分です。

さて、次は何を読みましょうか?
「キッチン」に先を越されてしまった「人間失格」でしょうね。
寝る前に読んで、怖い夢を見ないか心配ですがこれから読みたいと思います☆

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poco a poco

2010-02-26 23:10:30 | Weblog
10年も前に弾いた曲を引っ張り出して練習しています。
その頃に教えていただいていた先生がつけた○(間違っているところ)が
まだ直っていなかったり、勢いにまかせて弾いていて実は音が抜けていたり、
悪いクセを直すのに苦労しています。

できない所が見つかれば、その中のミスの原因を見つけなければいけません。
そのために、ペダルを抜いてみたり、1拍目だけの拍入れ→2拍目…と全部の拍を確かめ、
やっと見つかったその音を直して、正しく暗譜をやり直す作業を延々と続けています。

どんなに素晴らしい先生に教えていただいても、自分の意思で練習を積まなければ
上達することは絶対にありません。どこで妥協するか、直せるミスをどれだけ
イヤだと思えるかが今の自分には必要なことだと思って練習しています。

楽譜をよく見て一つずつ丁寧に練習していくと、以前は気がつかなかった
その曲の良さや構成の素晴らしさが見えてきて楽しいです。

こう思えるようになったのは、必要な時は厳しくご指導していただいたからです。
自分が弾けていないことが分かって、先生もそこを注意する。。。
弾けるようになるための練習方法を分かりやすく教えることは、ピアノの先生の
とても大切な仕事です。

弾けなくてつまらない、苦しいと思っている生徒をやる気にさせるためには、
上達が確実に実感できる練習方法を提示することが重要です。
生徒がその練習方法を納得のいく演奏ができるまで何度も繰り返すことです。

なかなか理想通りにはいきませんが、少しずつでもそうやってほころびを無くし、
その曲の持つ正しい姿を再現できれば、演奏のレベルも上がるし楽しくなります。

「自分は日本で音楽を目指す若い芽を育てるから、あなたは世界で活躍しなさい」というようなことを、
生前山本直純が小澤征爾に言ったそうです。

どんどん難しい曲を弾いて、コンクールに出て成果をだして。。。
そんな生徒さんがたくさんいれば、音楽的な内容の濃いレッスンができて充実すると思います。

でも、今の私にはピアノに向き合うことをどうやったら楽しいと思ってもらえるか?
小さな手が鍵盤と仲良しになるにはどんなことをしたらいいか?
それが一番の課題であり、一番心を砕いていることです。

実は、生徒さんたちと一緒に「あの頃、楽しくなかった自分」と向き合って
全部をやり直している途中なのかもしれません。

ある所まで駆け足で上ってしまい、気がつくと何も見えない、何も感じない。。。。
そして、ものすごーくつまらないのにいつも気持ちだけは焦っている。。。
そんな過去の苦しかった時期を埋めるように、どんどんピアノが好きになっています。

「どうしたらイスに座ってくれるんだろう?」
喉もカラカラ、汗だくになってレッスンを終える日もありますが、そんな日にも感謝です。
もうしばらく待って、その子がもし音楽のことをもっと知りたくなった時、
「この曲ってね、こんなに面白いんだよ!」と心から伝えたいです。

私の音楽人生、進んだり戻ったりで本当にゆっくりしか進めませんが、
これからもマイペースに続けていきたいと思っています。

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PC一部復旧。

2010-02-21 22:07:56 | Weblog
手元にパソコンが戻ってきました。HPを作るところ以外は復旧しました。
ご迷惑をおかけしました。。。






さて、今日は「スタイル」について。

私にはいつも2つの気分があります。
ひとつは服もきちんと、髪型もきちんと、そして部屋はちょっとだけヨーロッパ風。
こちらが基本スタイルなので、最近は仕事をする時はこっちでいることが多いです。
私の部屋(寝室)は、白を中心にまとめていて、シャンデリアになりきれない電気や
マリーアントワネットには到底及ばない白いベッドなどでまとめてあります。

もうひとつは、民族調の気分です。
タイやインドネシア、バリのような東南アジアっぽい気分の時があったり
めちゃくちゃ和の気分だったり、これは本当に困ります。
あまりアイテムを揃えても、部屋の模様替えに限界がありますし、
気分が変わってしまった時にどうしたらいいのか分からなくなってしまいます。
第一、このスタイルは仕事に合いません。(去年の夏頃までやっていましたが。。。)

昨日「キッチン」という映画を見て、もう模様替えしたくてたまらなくなりました。
調べてみたら「ナチュラル」というスタイルに近いようです。
白や木をベースにした部屋にアンティークのガラスを飾ったり、観葉植物の小さいのを置いたり。

今の部屋でも工夫すればこのスタイルに変身できそうです。
でも、あまりこういうことに関してセンスが無い上に、面倒くさがりの貧乏なので、
実行に移す自信があまりありませんが、春になったら植物をたくさん飾りたいです。

冬は北欧のインテリアもかわいいなと思うのですが、ちょっと気分に合いません。
ナチュラルの部屋は、あまり色を増やすとカントリーになってしまいそうなので、
できるだけシンプルに作ろうと思います。

こういうことは、考えるだけでも楽しいですね!!




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読書難民

2010-02-20 23:41:01 | Weblog
最近、家にあるマンガを読みつくし、
久しぶりに気に入った小説も読み終えて、
つまらないなと思っていました。


今日は山形市内の映画館でよしもとばななさんの
小説で有名な「キッチン」を観てきました。

さっき本棚から引っ張り出してきたので、
約10年ぶりに読み返すつもりです。

原作と映画はほとんど別の物語だったような?
でも原作の記憶が無いので、やっぱり
読み返してみないと気になります…。

よしもとばななさんの初期の作品は好きでしたが、
だんだん思想的になってきて、
最近の作品は読まなくなってしまいました。


それから、まだ映画は見ていませんが太宰治の「人間失格」も
読んでおこうと思って、枕元に置いています。

まだ年表と冒頭しか読んでいませんが、
正気の人ではなさそう…とは言え
自分を含め現代人は本を読まないから
考えが浅いんだろうなぁとすごく感じます。

ばななさんの時は思想的で読めないと言ったくせに、
太宰のように深く考えるべきだと思ったり…?
読み手というのは勝手です。


そして最後はとうとう出た「日本人の知らない日本語2」。


読書難民は救済されましたが、
夜更かししないように気をつけます★

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お知らせ

2010-02-18 14:13:00 | Weblog
携帯より更新。


分からないくせにいろいろやっていたら、
パソコンが使えなくなってしまいました。


今週末には直していただけそうですが、
メールの確認ができません。
ご迷惑をおかけします…。


そろそろセミナーの準備も始まるので、
気をつけないといけませんね。


スタッフの先生方、私とパソコンを
信じないでくださいね!

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ありがとう★

2010-02-15 17:44:13 | Weblog
生徒さんがト音記号のかわいいチョコを
作って持ってきてくれました(^-^)

勿体ないけど、食べちゃいます。

おいしそ~(^-^)

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お雛様

2010-02-11 15:45:13 | Weblog
今年もレッスン室の玄関を入ったところに雛人形をかざりました。

昨日、大人の生徒さんがアレンジのお教室で作ったお花のオブジェを持ってきて下さいました!!

とってもかわいらしくて、玄関が明るくなりました(^-^)☆

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レッスン受けてきました~

2010-02-11 15:15:11 | Weblog
先日、須田先生のレッスンを受けてきました。

インヴェンション8番、モーツァルトのソナタKV,570-第2,3楽章を弾きました。
インヴェンションと3楽章は、パッと気分を上げて明るくハツラツとした演奏をするのが
曲のキャラクターに合っていると教わりましたが、なかなかできず。。。。

2楽章はピリスのCDなどを聴いて予習してみたものの、あまりの遅さに危険を感じて
意識して早く進むように弾いてきたつもりが、先生のイメージするAndanteがもっと早いのか、
はたまた緊張で私の悪いクセ(どんどんのろくなる)が出てしまったのか???
ちょっと原因がどちらかはっきりしませんが、同じテーマが何度も繰り返されるので、
もっとテンポアップしたほうが良かったみたいです。

モーツァルトの曲はここ数年でソナタを数曲、幻想曲、きらきら星変奏曲、トリオなど
気がつけばけっこう見ていただく機会に恵まれました。
なにしろ他の作曲家の曲よりも音符の数が少なく、作りがシンプルで大好きです。
曲の仕上がりのことを考えればまだまだ足りない部分は山積みですが、
指の動きという面から考えると、私の指でもついていける!レッスンで言われたことを
なんとかその場でいろいろできる!という喜びがあります。
モーツァルトを弾いている時が一番うれしいです。

曲数とレッスンを多く重ねた効果が少しは出たのでしょうか?
拍がずれないように特に2拍目、4拍目の拍入れをしなければならないこと、
そして全体を通して左手をすごく小さくしないとベートーヴェンのようになってしまうこと。。。
やっとそういう注意は受けずにレッスンしていただけるようになりました。

ただ、初歩の段階をクリアすれば次の段階はもっともっと壁が厚く高いことを知りました。。。
1曲の中に、まるでオペラのような世界が広がっているのだという興味深いレッスンで、
「ここはこういう人がこういう気分、ここでこう変わって、ここで別の人物が出て・・・」
など、先生の説明と横で弾いて下さるすごい種類の音色が面白くて、
そう言われてみれば本当に場面が目に浮かぶように明解だというのに、
どうして自分でそれを感じて音にできなかったんだろう?と悔しさを感じました。

また、イメージとして場面をとらえるだけでなく、こまかいフレーズごとの音量のバランスや、
終止のやりかたなど、本当に丁寧に教えていただき、似ている個所でも
1度目に出したとおもえば2度目はちょっと引いてみるとか、先生のセンスに脱帽。

とても有意義なレッスンで、先生のパワーと感性にうっとりしました。

ただ、6合目くらいまで登れたと思っていた現在地が実は山の入り口をウロウロしていた
だけのような自分の立ち位置をハッキリと自覚してしまい、ぐったり疲れました。
まだまだ楽しみはたくさん残っているということです。
きっとゆっくりですが、一生上り続けていきたいですね。

5月までこのソナタを練習して発表しようかな?と、ちょっと思ってはいましたが、
「気分」を出すのは至難の技。。。!!!
恩師とも相談した結果、「気分」の修業はもうちょっと水面下で続けることにして、
最初に候補として考えていた別の曲を弾くことにしました。

こちらの曲は暗くて重くて激しくて。。。モーツァルトとは対極にあります。
長い間ハノンをさぼって、頭にお花が咲いたような気分でピアノを練習していたので、
指はすっかりふにゃふにゃに元通り。1曲通すと息切れがします。

これではまずいと、昨日からハノン再開。リハビリです。
まだちょっと指先がヒリヒリしますが、そのうちタコができれば今よりは
良い音が出るんじゃないかなぁと、楽しみにしながら練習がんばります。

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犬がほしい

2010-02-10 15:35:23 | Weblog
レタスクラブの星のお告げによると、今週はペット運が良いそうです。

チワワのバンビくんを家に迎える前、ミニチュアピンシャーという犬種を探していました。
小鹿のように細くて足が長く、毛が短い犬です。
寒さに弱いようなのであきらめましたが、北海道で飼っていて雪の中を散歩するミニピンも
いるんだと知って、また飼いたい気持ちが大きくなりました。

被毛が無く、シワシワの体に白い髪の毛だけが生えているチャイニーズクレステッドドッグ
という犬種をご存じでしょうか?
私も実際には見たことはありませんが、こちらの犬種も愛嬌があってかわいいです。

でも、我が家は元気すぎるバンビくん1匹で精いっぱいなのが現状です。
彼はあまり人に懐かず、自立しているので、かわいがってあげたくても嫌がります。
一日中ご飯のことしか考えていません。

嫌われないように、私はいつもこっそりと見つめています。

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ハルハナノミノ。。。♪

2010-02-04 21:12:29 | Weblog
立春を過ぎてからのこの寒さ!!!
それでも今日はお天気がよかったので、バンビ君と散歩をしました。

裸足で軽快に走るバンビ。
たくましい!!そしてカワイイ!!!!!


こう寒いとピアノの部屋もなかなか温まりませんし、気をつけないと湿気がこもります。
除湿フル稼働でピアノを気遣っています。

部屋が広くなったらなんとなく音の広がりが違うような気がします。
以前より生徒さんたちも落ち着いて弾けるみたいです。
今のところスッキリと片付いているので、みんなの集中力をこのまま維持するためにも
ずっときれいなまま保っていきたいです。

今年も引き続き、譜読みをがんばっています。
五線の中の音符は「あいうえお」「こんにちは」を読むようにすらすら読めるように。。。
私があきらめない姿勢を見せれば、みんな付いてきてくれます。
一緒に頑張りましょう!!

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