昨年の秋からヨガに通っています。
ヴィンヤサヨガという、その教室では簡単なクラスです。
私は体がかたいし、猫背だし、体幹も無いし、運動不足です。
そういう全ての事が影響し合って肩こりに悩まされます。
少しでも体調良く過ごすためにと始めました。
いつも同じ先生が教えて下さるのですが、先生のしなやかな動きは見ているだけでエネルギーがもらえます。
そして動きだけではなく、ガイドしてくれる声がとっても心地よいのです。
ヨガは動きと一緒に呼吸も吸う・吐くが決まっています。
聞いていると説明が分かりやすいし、前向きなのに落ち着いた気持ちになります。間の取り方も自然です。
ダウンドッグというポーズがあります。
これがまた私にとってはキツイのです。。。。
「肩と耳を離して~」
「え?」←心の声です。
カ タ ト ミ ミ ヲ ハ ナ シ テ ?
唯一、美しい先生の声が響かなかった瞬間です。
どの角度で?え?え?え?どういう意味???と、疑問でしかありませんでした。
先生に訊けばいいのですが、なんとなくタイミングを逃してしまいました。
ふとした時に「ヨガ 体がかたい」など検索することもあります。
すると、このポーズの克服方法が出てきました。
なるほどー。。。。と思いながら、自分が一体どんな形になっているのか気になりました。
ダウンドッグのポーズを主人に撮影してもらい、お手本のポーズと見比べてもらいました。
私も見てみると、思っていたポーズとは全然違っていてビックリしました!!
あーだこーだと二人で研究した結果、急に「肩と耳を離す」意味が分かりました。
それから毎日写真を取るように命じられて主人がかわいそう。。。(笑)
お陰で少しずつそれっぽくなってきました。
ピアノと同じだなと思いました。
録音して客観的に自分の音を聴く。鏡に映して演奏している時の姿勢を確認する。
そうすると、思い込みと現実のギャップが明白になり、自分で自分のことをほとんど分かっていなかったことに気が付きます。
そこからがある意味、本当の練習の始まりだったりします。
今日のヨガはたまたまいつもの先生がお休みだったので、はじめましての先生の代講でした。
先生が代わると導き方も全然違います。
それに、クラスを急に任されたその先生の緊張感も伝わってきました。
(でも、普段とは違う動きを色々教えていただけて、すごく良かったです!)
ピアノのレッスンも一生同じ先生に…という人はまずいません。
色々な先生から多様なアドバイスをいただいて、それを自分の糧にしていきます。
今日も良いエネルギーをチャージできたので、これから子どもたちが帰って来るまでハノンの練習をします。
昨日からこっそりと「ハノン部活」復活しました。