「ボーっと生きてんじゃねえよ!」のチコちゃん。子どもたちは大好きです。
チビくんは「チコちゃん」と「シュコちゃん(私の名前)」の区別がつかず、私のことだと思っているようですが。。。
この冬、娘は3回のスキースクールに入りました。
2回目からはリフトに乗って、米沢スキー場の頂上から降りてきているようです。
渋々通っていましたが、良く頑張りました。
最近の娘と私は関係がうまくいっていませんでした。
私がチコちゃん以上にガミガミしていたせいで、娘は完全に「話を聞きたくない」状態に。。。。
朝の忙しい時間、毎日同じ支度をモタモタ。
「あれしなさい、これしなさい」を何度も繰り返す私は怒りがこみ上げ、娘の目は死んだ魚のよう。
まさに「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と叫びたくなるような日々でした。
幼稚園でも先生のお話を聞いていなかったり、理解が出来なかったり、目を合わせなかったり
そんなことが続き、担任の先生は個別に指導して下さり、出来る喜びを知って自信を付けさせるために
関わりを続けて下さいました。
そんな中、四葉のクローバー折を覚えた娘は、家でも熱中してたくさん折っていました。
家族(大人全員)に折り方の指導までしてくれました。
同じ作業を繰り返して、成功体験を身に付けることが今の娘には大切なので
折り紙は合っていると先生も教えて下さいました。
色とりどりのクローバーをたくさん折ったので、紙に貼って先生にプレゼントすることにしました。
いつも以上にモタモタして忙しかった朝、娘は雨の中にその紙を落としてしまいました。
「大丈夫だよ」と笑顔で拭いて渡すこともできたのに、私は「何やってるの!」と嫌な顔をしてしまいました。
子どもが園バスに乗った後、そのことを後悔してももう遅い。。。。
雨で暗い日に、一人でずっと娘のことを考えて過ごしました。
どうしてこうなってしまったのか、書くととてつもなく長くなってしまうのでやめますが
娘を変えるのではなく、自分の考えを変えなければ!と、心の中を洗い出し、思考の整理をしました。
お昼ご飯に帰ってきた主人にも胸の内を話して、娘に優しく接することを2人で再確認しました。
幼稚園から帰ってきた娘はバスから飛び降りて、笑顔で
「お母さん、ありがとう☆先生とっても喜んでくれたよ!!」と抱きついてきました。
娘の優しさと天真爛漫な姿に救われました。
そんなこんなでだいぶ気持ちが落ち着いたタイミングで、ピアノの恩師とお話する機会がありました。
久しぶりにゆっくりと悩みを聞いてもらい、
「欠点は個性。直すことじゃない。」と。これからを楽しみに見守ることの大切さを教えていただきました。
お互いになかなか時間が取れない中、一番聞いてもらいたかった恩師に相談ができてありがたかったです。
子どものことでこんなに悩んだのは初めてでした。
それだけ娘が成長してきたということなんですね。私も一緒に成長しなければいけません。
こんな悩みはまだまだ甘かったと思う日が来ると思いますが
その時々で恩師の言葉を振り返ろうと思っています。
同じように叱ってもケロッとして「抱っこ♡」と近付いてくるチビくん。
彼はまだペットのような存在というか、まだまだ楽です。
お姉ちゃんの折り紙のついでに僕も欲しいと選んだのは折り紙ではなく千代紙。
相変わらず録画した歌舞伎を見て太鼓を叩きまくっています。
勝手にお囃子のような調子で叩けるようになってしまいました。
しかも太鼓に合わせてお経のようなものも唱えます。
相変わらず自由で和風な男子です。