午後から息子の狂言のお稽古がある日曜日でした。
相変わらず夫は家にいないので、娘はばぁばとしばらく過ごすことに。
午前中は娘のことを第一に!と思い、二人だけで長めのお散歩をしました。
娘は米沢よりも私の実家の宮内の方が好きなのだとか。
山のほうや住宅街、いろんなところを散策しましたが、宮内の風景を気に入っていて
私が小学生の頃の通学路などを一緒に歩きながら、たくさん話をしました。
私も宮内の人の感じや町の明るさが好きですが、思い出が濃すぎて胸が苦しくなりました(笑)
しょうもないことをたくさん思い出しました。
友達の実家が跡形も無く消えていたりするのにも時間の流れを感じました。
午後は息子のお稽古へ。
とにかく台本を頭と体に染み込ませないといけないよという話でした。
先生は、お若くて真面目で静かで、公家?という感じです。
先生の周りの時間が平安時代のようにゆったりと流れているような感覚。
気が付けば、1時間のお稽古だと思っていたら2時間経っていました。
本当に時間が経過していました。。。。
さすがに息子も最後はぐったりしていました。
学校の音読の宿題プラス台本読みが日課となりました。
登校前にさっそく動きも確認しながら読み合わせをしました。
学校の国語の教科書も読みたくない息子。
同じお話を何日か音読すると、だいたい暗記してしまうようです。
(おそらく授業中もお友達の音読が耳から入ってくるから記憶できる)
台本も嫌がらないように耳から8割、文字2割くらいで覚えさせています。
私も娘も本が大好きです。
物語、雑誌、漫画、手当たり次第なんでも読みます。
娘は辞典や辞書も読み漁っています。
一日中ずっと読んでいられるくらいの本の虫です。
「本ばかり読まないで少しは体を動かしなさい」とよく注意します。
息子は真逆で、体がムズムズしてきて全然本が読めません。
最近は寝る前に吉本ばななさんの「吹上奇譚」の3巻を読んでいます。
2巻からだいぶ間が空いてしまって、何だっけ?と読み始めましたが
じわーっと記憶が戻ってきて話がつながっていく感覚が好きです。
今夜も読書の時間が楽しみです。