日記

音楽教室のことや、その日に起きた出来事をご紹介します。

良い日曜日でした

2010-05-30 21:24:24 | Weblog
久しぶりに少し気温が上がったので、念入りに植物の世話をしました。

部屋の窓を開けてイスの下に敷いている小さいカーペットなどを外に干して、
ついでに床にワックスをかけました。
無心になれるのでワックスがけは好きです。

その後、ホームセンターに犬用品と芝の種、土などを買いに行きました。


午後はいつも通りにハノンを弾き(さすがに60番までは弾きません)、曲の練習をして
発表会のリハーサルに行きました。

心臓が口から飛び出すような緊張ではありませんでしたが、1ページ目の一番
はずしやすいところで崩れてしまい、出だしはいまいちでした。
ページをめくったあたりからはよく音を聴いてこの前の注意点を確認しつつ
かなり勢い良く吹っ切れたような強い気持ちで弾きました。
(あとで先生が捨て身の演奏とおっしゃいましたが、確かに!!)
再現部の同じ個所でまた崩れて、やっぱりこの部分は何度弾いても難しいなと思いました。

1度通すだけで息が上がっていたこの曲も、繰り返し練習していたら
そんなに疲れなくなってきたので、あと1週間でもっと指のコントロールができるように
なるまで頑張ります。

きっとあと10年寝かせたら、今は見えない曲の良さがまた見えてくるんだろうなと思うと
今現在「もう一息で何とかなる」という状況さえ悔しいような気もしますが、
また別の楽しみが待っていると思うと気長に温めておこうとも思います。

今日のリハーサルは少人数でしたが、みんなそれぞれが一生懸命弾いていて、
私を含めまだ完成している人はいませんでしたが、しみじみと音楽に浸ってきました。

どんなに小さな会でも気持ちはいつも大舞台です。
手を抜くとあとでとても大きな後悔が残ります。そしてけっこう引きずります。。。
だからたとえ飛び降りて沈没しても後悔が無いように練習を積み重ねます。

それに、どんどん成長していく生徒さんたちと一緒に緊張したり喜んだり
そういうペースでやらせていただけることが私の今の音楽には大切だと思っています。
この仲間に入れてもらえていることが幸せです。


さあ、1週間また頑張るぞ!と気合をもらって帰宅。
犬を洗って犬用品も洗って。。。
マンガを買い忘れていたことに気が付きました。
「バガボンド」も気が付けば33巻です。

ピアノを弾いて、緊張で体が固まる度に「もし自分が武蔵で、吉岡の70人と斬り合いを
したら、こんなに体が固くなってたら死んでしまうぞ」と思うことがよくあります。
マンガに影響を受けすぎです。

バガボンドを読んだので、今夜は70人斬りの夢を見るはずです。

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演奏会シーズン

2010-05-29 14:19:00 | Weblog
今日はこれから「アダージョコンサート」のお手伝いに行きます。
アダージョの出演者は毎年コンスタントに演奏をしていてすごいなぁと思います。
今年も滞りなくみなさんを舞台へ送り出せるように張り切って裏方を務めます!!




もうすぐ恩師のお家での発表会もあります。
少人数だそうですが、今年も参加させていただくことになりました。

リハーサルのリハーサルということで、アダージョに出る先輩と一緒に
今週、二人だけで弾き合いをしました。
じゃんけんで順番を決めて私が2番目になりました。
待っている時間というのはとても緊張して辛いです。
でも、この時間さえも勉強です。

とても清々しいラヴェルを聴かせていただき、いざピアノに向かいました。
私はシューマンのト短調のソナタを弾きました。

その前日にも大人の生徒さんの前で弾いてみたのですが、
体がとても固くなっているのが自分でも分かり、弾きにくかったので
できるだけリラックスして弾こうと意識してみました。

それほど固くならずに済みましたが、あとでテープを聴いて振り返ってみると
細かい拍のズレやペダルのつなぎが下手だった部分などがよく分かり、
修正すべき場所がハッキリしたので良かったです。

こんな小さな弾き合いでも、直前にはお腹を壊す小心者です。
それに、風邪をひいて鼻ばかりかんでいたら耳もゴワゴワして散々です。
でも、シューマンを弾くなら少し異常な精神状態でいたほうが良いような気もするので
体調不良も私の味方をしてくれているのだと思うようにしています。

6月8日はシューマン生誕200年の日です。
ピアノの本番は6日なので、偶然ですがまさに旬の音楽です♪



ラヴェルの美しい響きにうっとり。。。
「次はこういうのも弾いてみれば?」と言ってもらいました。
近現代の曲は譜読みが難しいのですが、一度流れをつかめば弾きやすい面があります。
私が好んで弾く古典派~ロマン派の曲は譜読みはそんなに大変じゃないのに
ツメが甘いと良さが伝わらないという面があります。

どちらかというと譜読みでくじけてしまうことが多いので、
これからはもっと忍耐力を養って譜読みにチャレンジするのも良いかも知れません。

でもやっぱり形式がきちんとしている昔の音楽が好きなんですよねぇ。。。。

こうして次の曲を選んでいる時間が好きです。
いざ演奏!となると、きっとまた大騒ぎですね(^^)

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雨。。。。

2010-05-19 22:33:25 | Weblog
しばらく続いた良いお天気。。。。
今日はホームセンターの広告が入っていたので芝の栄養剤を買ってきました。
寒い日が長かったので、知っている人がたくさんいて、みなさん園芸用品を買っていました。

帰宅後、芝に栄養を撒いて水もかけました。
でも、ホースの水はいくらかけても土によく染み込んでいきません。
表面にしかかからないのです。
明日雨が降るからいいかと、適当なところでやめました。

夕方、小さい子のレッスンが終わってお迎えを待つ間、玄関のところでその子と二人で立っていました。
雨が降っていて、気温もちょうどよく落ち着いていました。
道の向こう側を傘をさして歩く中学生のお兄さんたちを眺めたり、
大きな鉢に植え替えたばかりのアジサイを見て「いろんな色があってふしぎだね」と言い合ったり、
雨の粒がたくさんついた蜘蛛の糸を見つけたり、カエルの声を聴いたり・・・
ほんのひと時でしたが彼女と同じものを眺めながら、初めてゆっくり話をしました。

4月くらいから特に忙しいというわけではなかったのになんとなく気ぜわしかったり
これでいいのかな?と思うようなことが多く、気持ちが落ち着きませんでした。

でも、この数分でなぜだか私の心にも雨がすーっとしみわたって
何かがしっかりと落ち着いたような感じになりました。

人と接していると、何でもないことしかしていないのに(むしろ何もしていないのに)
特別な時間が流れることがごくまれにあります。

彼女はとても小さいので、きっとお家に帰ったら今日のことは忘れてしまうと思います。
私にとってはしばらく忘れたくない良い一日になりました。

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植木市

2010-05-08 23:40:50 | Weblog
山形市内の植木市に行ってきました。
お天気も良く、人がたくさんいて混雑していました。

以前から欲しかったライラックの苗を買ってきました。
レッスン室の玄関に行く方に植えたので見てくださいね。
大きく育てばいいなぁ。

ミニ盆栽も欲しかったのですが、部屋が和風になるのはちょっとイヤだったのであきらめました。

今、私の部屋にはこんな感じで植物が置いてあります。
大きい鉢に植え替えたので、前回写真を撮った時よりも大きくなりました。



アルパカとリャマとカエルも一緒です。
緑の人は「ひだまりさん」という名前で日光に当たると首を振ります。
白とピンクだった部屋もだんだん模様替えしていって、白と緑になってきました。
夏に向けてもう少したくさんの種類の植物を育ててみたいです。


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レッスン受けてきましたー

2010-05-04 15:30:58 | Weblog
気持ちの良いお天気が続いています。
レッスン室の玄関前に置く花を植えたり、部屋の換気をしたり、
例年よりも春が遅かった分、とてもうれしい気持ちになります。



先日、須田先生のレッスンを受けてきました。

毎回パッとしないバッハのインヴェンションは、9番をみていただきました。
ヘ短調の雰囲気~私は悲しみと憂いのある曲だと思っていましたが、
その中に祈りとか宗教的なもっと深い気持ちを込めなければ曲の気分を
表現するためにはまだまだ考えが浅かったようです。

色々なCDを聴いたりしながら練習していくのですが、まだバッハを弾いている自分を
全く客観的に見ることができず、本当に目の前・手先のことで精一杯です。
大人になって弾くからこそ難しい2声。。。。


そして曲はシューマンのソナタ第2番の第一楽章。
大学受験の時に命がけというような感じで弾いていた思い出深い曲です。
音入れをして、とにかくテンポを上げて、坂道を急降下していく自転車みたいな
スリリングな気分で当時は演奏していました。

長い年月が経ってもう一度挑戦しようと決めてからも他の曲との調整が合わなかったり
体力的に付いていけなくなったりと、2年弱の足踏みがありました。
ちょっと譜読みしてはやっぱり保留にしようかな?と思う度に誰かがレッスンで弾いていて
やっぱり良い曲だしやらなくちゃ!!と思い直し、やっとレッスンしていただきました。

先生は当時の私の髪型まで憶えていて下さっていて、ずいぶん長くお世話になったなぁと
懐かしくなりました。

なんでもないフレーズでも今あらためて弾いてみるととても美しい和音の連続だったり、
発見することもたくさんありました。
テンポ感や曲の表現もただ強く弾くだけでなくとにかく全部意味のある音にしたいと
願いながらあれこれやっていましたが、躁と鬱を繰り返していた
シューマンの曲を弾くにあたってはまだ「普通」でした。
悪いと言われるよりもある意味グサっと心につきささる「普通」の一言!!

より効果的にメリハリを効かせるためには、やはり夢中になって弾いてしまっている
部分をもっともっと整理すること、そしてなんとなくペダルでごまかしていた部分は
指でしっかりコントロールできるようになるまで妥協しないことが大切だと分かりました。
精神の病に冒されていたシューマンになりきるためには、弾き手はボーっとしていられません。

先生のアドバイスにくらいつくように集中してレッスンを受けました。
今までのレッスンの中で一番充実していました。
どんな時でも、どんな人にでも妥協せずに最高のレッスンをして下さる先生に感謝です。

本番まで1カ月を切りました。
どんな演奏に仕上がるのか楽しみです。

これからもう少し練習したら、度胸試しでレッスンに来た生徒さんたちにも
聴いてもらおうと思っています。
教室のみなさん、覚悟してくださいね!!

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